昨日は、ゆーりくんのオーナーさんが
遊びに来てくださいました。
ゆーりくん、おかまちゃんになったら
里帰りしてくれるそうです。
ゆーりくんは、桜姫とそっくりで
かわいいですよね〜。親子対面が楽しみです!
昨日の様子もブログでご紹介くださっています。
有難うございました!
NEKOはじめました
http://ameblo.jp/teetasse/
そして、昨日はノルウェーから日本に留学されている方も
遊びに来てくださいました。
そのホストファミリーの方が、ブログでRIENをご紹介くださっています。
有難うございました!
美猫 ムウさまの21歳の日常
http://yaplog.jp/musama/
このブロガーさんも、ノルウェーにゆかりのある
お仕事をされている方で、お話を伺っていて
とっても楽しかったです。
ノルウェーはまだ行ったことがないので、
一度行ってみたいです。
ノルウェーのキャッテリーに、
すごーくほれ込んだ猫さんがいて
(ほんとに美しいシルバークラシックタビーの女の子)
いつか、その猫さんの子供を譲っていただきたいと思っていたのですが
この間久々にサイト見たら引退しちゃったみたいでした(涙)。
その猫さんも、その猫の娘も引退しちゃっていたので、
もしかしたら、何か遺伝疾患でもあったのかな……。
今、気に入った子猫を見つけちゃっても
お迎えする余裕はないので、
海外のサイトは見ないように心がけてますけどね(笑)。
明日は、子猫たちの写真を撮影&更新を頑張りたいと思います。
2008年12月15日
2008年12月14日
そ、そうなの!?
カメラマンの友達が、最近、
上野毛のお店を取材したと連絡をくれた。
そこのオーナーさんが、
「ここらへん(上野毛とか等々力とか)は
店がすぐ潰れる。お店がなりたたない」
と、嘆いていたそうで……。
そのオーナーさんのご自宅が、
RIENの近所らしく
「とにかくこの土地での商売は難しいから」と
言ってたそうで……。
凹。
1年半くらい前に教えてほしかった……。
もちろん、ねこ20頭OKの賃貸住宅がほかに見つかったかどうか疑問だけどね。
だ〜れ〜か〜、うちがつぶれる前に早く宝くじ当てて!
水引じゃらし、クリスマスセット完売しちゃいました。
明日・明後日、頑張れれば追加作ります。
ねこじゃらし作るの飽きた、なんていったら怒られる?
セミナーで作り方教えて、材料売って自力で作っていただこうかしら。
上野毛のお店を取材したと連絡をくれた。
そこのオーナーさんが、
「ここらへん(上野毛とか等々力とか)は
店がすぐ潰れる。お店がなりたたない」
と、嘆いていたそうで……。
そのオーナーさんのご自宅が、
RIENの近所らしく
「とにかくこの土地での商売は難しいから」と
言ってたそうで……。
凹。
1年半くらい前に教えてほしかった……。
もちろん、ねこ20頭OKの賃貸住宅がほかに見つかったかどうか疑問だけどね。
だ〜れ〜か〜、うちがつぶれる前に早く宝くじ当てて!
水引じゃらし、クリスマスセット完売しちゃいました。
明日・明後日、頑張れれば追加作ります。
ねこじゃらし作るの飽きた、なんていったら怒られる?
セミナーで作り方教えて、材料売って自力で作っていただこうかしら。
最近思うこと
もう週末。
あっという間の1週間。
あっという間の1ヶ月。
あっという間に1年が終わろうとしている。
この1ヶ月、動物病院にいったのは子猫のワクチンだけ。
こんなことは何ヶ月ぶりだろう。
(ほんとは、スー、弁慶、おさよ、ヒデキはもっと頻繁に
病院に行ったほうがいいのだけど、寒い中坂道自転車漕ぐ体力なくてね〜)
とりあえず平穏な毎日。
でも、明日も平穏とは限らない。
そのことは、この1年間でいやというほど思い知らされた。
半日前までそこにいた子が、どんなに探してもいない。
昨日元気だった子がぐったりしている。
2ヶ月間、待ちに待った赤ちゃんが息をしない……。
乳飲み子の体重が毎日ちゃんと増えること。
ごはんを出すと、全員がわらわらと集まってくること。
なんて有難いことだろう。
このしあわせが明日も続きますように。
次に病院に行くのが、子猫のワクチンでありますように。
今日という日は一生に一度。
すべてがよき日でありますように。
日々、祈らずにいられない。
あっという間の1週間。
あっという間の1ヶ月。
あっという間に1年が終わろうとしている。
この1ヶ月、動物病院にいったのは子猫のワクチンだけ。
こんなことは何ヶ月ぶりだろう。
(ほんとは、スー、弁慶、おさよ、ヒデキはもっと頻繁に
病院に行ったほうがいいのだけど、寒い中坂道自転車漕ぐ体力なくてね〜)
とりあえず平穏な毎日。
でも、明日も平穏とは限らない。
そのことは、この1年間でいやというほど思い知らされた。
半日前までそこにいた子が、どんなに探してもいない。
昨日元気だった子がぐったりしている。
2ヶ月間、待ちに待った赤ちゃんが息をしない……。
乳飲み子の体重が毎日ちゃんと増えること。
ごはんを出すと、全員がわらわらと集まってくること。
なんて有難いことだろう。
このしあわせが明日も続きますように。
次に病院に行くのが、子猫のワクチンでありますように。
今日という日は一生に一度。
すべてがよき日でありますように。
日々、祈らずにいられない。
2008年12月11日
桜姫のクリスマスカード
猫ビギさんが撮影&制作してくださった
桜姫のクリスマスカードが届きました!
猫ビギさん、いつも有難うございます!
「Merry Xmas & A happy new year」というメッセージにして、
12月20日〜新年にかけて配らせていただこうと思っていたのですが、
あまりにかわいいので、早く配りたくなっちゃいました(笑)。
欧米では、クリスマスカードは12月には届くように送り、
家の中やツリーのところに飾るらしい、と
猫ビギさんも教えてくださったので、
さっそく、明日から配り始めちゃいます。
年内は忙しくてRIENに来られないけど、
桜姫カードほしい、という方は、
コメントいただければ、とっておきますよ。
来年の年賀状は・・・・リルケちゃんの頭かな(笑)。
後光さしてるみたいだもんね。
もし、リルケちゃん残すとしたら、名前は「アマテラス」かしら(笑)。
(玉三郎さんが創作舞踊をなさってる上、中島みゆきさんも
初期の「夜会」のテーマに選んでるし)
2008年12月10日
シャンプー
抽選の賞品増えました♪
こちらは、猫ビギさんが撮影&制作してくださった
RIENのねこの携帯ストラップです。
すっご〜くかわいいんですよ♪
表スー・裏桜姫 丸2個 ハート2個
表リンダ・裏蛍火 丸2個 ハート2個
計8個 賞品に追加しま〜す。
こちらはたんばさん作の来年の干支手ぬぐい。
江戸ッコジロー手ぬぐいも人気ですが、
これもとってもかわいいです。
こちら1点も賞品に追加♪
まだ、アタリがあんまり出ていない上に、賞品追加なので
これからアタリが出る確率アップしますよ。
子猫の成長記録更新しました。
http://rienkitten.seesaa.net/
12頭分の撮影&更新は大変……。
でも、毎日かわいさがアップしていくので、
こまめに撮影しないとね!
ところで。
6日は『猫楽カフェ・第三回 ノルウェージャンが好き』でした。
今回はじめてご参加(ご来店)の方が半分くらいだったので、
どんな雰囲気になるかな? と少々心配もしていたのですが、
とっても和気藹々とした会になりました。
なんと、当店はじめて、という方やオフ会はじめてという方が
2階でお料理を作ってくださったりもして。
毎月第一土曜の『猫楽カフェ』、毎回テーマが違い、
参加者の顔ぶれも違うのですが、それぞれ楽しい会になっています!
次回は2月第一週・テーマは「猫写真が好き」にする予定です。
写真を撮ったり見たりするのが好きな方、今からご検討くださいね♪
7日は、等々力に移転して1周年ということで、
リフォーム等のお手伝いをしてくださった方々にお集まりいただきました。
当日いらっしゃれなかった方も含めると
実に15名様以上の方にお手伝い(無料奉仕・笑)をしていただきました。
今も、週末は何人かの方にお手伝いいただいていますし、
まったく、私と出会うといろいろやらされて、
ロクなことないですね、皆さん(笑)。
いつか出世したらきっと恩返ししますね。
(そんな日こないと諦めるほうが正解かも)
等々力に引越してきてから、よくないことばかり続いたし、
私自身、ここでの暮らしになかなかなじめず、
体調も悪くて辛くて、
とにかく中野に帰りたいとずっと思ってました。
どうやってやめようか、ということばかり考えていた時期もありました。
やめるったって、借金どうすんだ、猫たちどうすんだetc、
いろんな問題があるんですが、
そういうこと以上に、リフォームを手伝ってくださった
たくさんの方々にきちんとご挨拶すらしていないということが
ずっと気になっていたんです。
1周年を機に皆さんにお集まりいただき、
感謝の気持ちをお伝えしたことで、気持ちがスッキリしました。
これでいつでもやめられる♪
ここでひとつ思い出したことがあります。
10年以上前、バイト先で知り合った友人が話してくれたこと。
薄幸の美女、という雰囲気の彼女は当時20代半ばだったかな。
話を聞くと、本当に不運ばかりの人生で、
それでも、それらを乗り越え、周囲の人への思いやりを忘れない、
本当に素敵な女性でした。
彼女が、あるとき心底生きていることがいやになって
死に場所を探すつもりで日本海に向かって車を走らせている時、
(当時、彼女は京都在住だった)
ふと、「あ、あの人に御礼を言い忘れた」と思い出したそうです。
「そういえば、あの人にもあのときにしてくれたことの御礼、
まだ言ってなかった。それからあの人にも」というように、
御礼を言わなきゃ死ねない、という人を何人か思い出して、
とりあえず、家に戻ったそうなんです。
その後どうしたんだかは忘れちゃったのですが、
「御礼言わなきゃ」という一心でとりあえず引き返したと
力説してくれたことを、鮮明に思い出しました。
彼女、その後も苦労が多かったんですが、
2〜3年前に結婚して、今はとっても幸せそうです。
感謝の気持ちが大切とは、よく説かれることですが、
道徳的なこと以上に、感謝の気持ちを持つことが
生命力に直結するからではないか、という気がしてきました。
とにもかくにも、この1年、さまざまなかたちで
応援してくださった皆様、本当に有難うございました。
営業部長からも「皆様ありがとう」だそうです。
巷では「宝くじを当ててRIENを中野に呼び戻すプロジェクト」が
進行中とのことですので、その日が来るまで
もうちょい、等々力で頑張ります。
7階建てのマンションに、動物病院と猫カフェ併設という
素晴らしい構想、1日も早く実現してください!!
2008年12月04日
写真展・ねこじゃらしセール始まりました
めわさん、miruraさん、ニャパネット♂さんのご協力で、
「有名ブログ写真展」を開催させていただきます。
(いつも本当に有難うございます!!)
12月4日〜28日まで、「The cat who」「しろいねこ」の
お写真を展示させていただきます。
(途中で写真を変える予定です)
お借りしたお写真で作らせていただいた、
ポストカード3枚セットのプレゼントも開始♪
さらに、カレンダーなどがあたる抽選も開始♪
途中でプレゼントが増えるかもしれないので、お楽しみに!
そして、こちらはたんばさんのイラストです。
10月に銀座・スワンカフェで開催されたイラスト展が
とっても素敵だったので、その額をお借りしました。
ステンドグラスみたいなんですよ〜。
後ろから光あてたらきっとキレイ。
ねこじゃらし30%オフセールも開始。
この写真は、クリスマスカラーのねこじゃらし。
セットも30%オフ!
セット自体、少しお得に作ってあるのですが、
さらに30%オフなので、とってもお得です。
その他、人気のマラボーロング、リボンロングなども
ぜ〜んぶ30%オフ!
11月後半、せっせと作りましたが(売れ残りセールじゃないですよ〜)、
12月もちゃんと作って、在庫切れにならないように頑張ります!
これはおもちゃの500円セット。
テトラ、きらきらじゃらし、市販のおもちゃのセットです。
(こちらはセール対象外)
こちらは阿国親子。
こうしてみると、ずいぶん大きくなりましたね。
並んでるとほんとにかわいい〜♪
エノキちゃんとシメジちゃんです。
ふと我に返ってみたのだけど、
我が家、現在子猫12頭いるんですよね〜。
大人23、子猫12の35頭……。
この数字を見るとちょっとクレイジーかも……。
2008年12月03日
成長記録更新
きのこきょうだいの成長記録更新しました。
http://rienkitten.seesaa.net/
皆様のご要望にお答えして。
イネスの子猫たちです。
って、全然わからなくてご要望にお答えしてない? (笑)
そうそう、村上春樹ファンの方、多いんですね〜。
私は今まで、「なんかカッコつけた文体でや〜だわ」と
思っていたのですが、『海辺のカフカ』読んだら
「この文章、カッコいいかも・・・」と思うようになりました(笑)。
登場人物の台詞が、憎いですよねー。
こんな会話してるヤツいないよ〜、と思いながら読んでました。
私は、割と女々しいというか病的な作家が好きみたいなんですが、
村上春樹はそういう作家・作風に対抗して、
タフな文学を創りあげようとしてるんですよね?
(なんかのエッセイか対談で言ってたような気がする)
文体も内容も、すごくタフだなーと思います。
走ってる作家は違う、と(笑)。
これもなんかのエッセイで、
「ランニングをはじめると、はじめた年齢のスタミナを維持できる」と
彼が言っていて、それを読んだ後、しばらく走ってたのですが、
1週間坊主くらいでした(笑)。
好きじゃないとかいいながら、けっこう影響受けてたりするかも……。
また、走ろうかな……。
いただいたコメント、メール、明日(もう今日)お返事させていただきますね。
http://rienkitten.seesaa.net/
皆様のご要望にお答えして。
イネスの子猫たちです。
って、全然わからなくてご要望にお答えしてない? (笑)
そうそう、村上春樹ファンの方、多いんですね〜。
私は今まで、「なんかカッコつけた文体でや〜だわ」と
思っていたのですが、『海辺のカフカ』読んだら
「この文章、カッコいいかも・・・」と思うようになりました(笑)。
登場人物の台詞が、憎いですよねー。
こんな会話してるヤツいないよ〜、と思いながら読んでました。
私は、割と女々しいというか病的な作家が好きみたいなんですが、
村上春樹はそういう作家・作風に対抗して、
タフな文学を創りあげようとしてるんですよね?
(なんかのエッセイか対談で言ってたような気がする)
文体も内容も、すごくタフだなーと思います。
走ってる作家は違う、と(笑)。
これもなんかのエッセイで、
「ランニングをはじめると、はじめた年齢のスタミナを維持できる」と
彼が言っていて、それを読んだ後、しばらく走ってたのですが、
1週間坊主くらいでした(笑)。
好きじゃないとかいいながら、けっこう影響受けてたりするかも……。
また、走ろうかな……。
いただいたコメント、メール、明日(もう今日)お返事させていただきますね。
2008年12月01日
凍った海を打ち砕く斧
「本は自分の内部の凍った海を打ち砕く斧でなければならない」と
フランツ・カフカは言い、村上春樹が書きたいのはまさにそんな本だという。
カフカ賞授賞式のあいさつより
http://book.asahi.com/news/TKY200610310226.html
『海辺のカフカ』(村上春樹著)は、
私にとって、そんな斧になった……ような気がしている。
この上巻を読んだのは、半年くらいまえ、
イネスが脱走する直前だった。
特に好きな作家ではないので、なんとなく読み始めた。
この本には猫語を理解し、
近所で猫探しの名人といわれる、ちょっと風変わりなおじさん、
ナカタさんという人物が登場する。
イネスを探しながら、ナカタさんのことを思い出したものだ。
そして、この上巻でもっとも印象に残っている言葉は、
「万物はメタファーだ」というもの。
だとするなら、イネスがいなくなったり、
ねこが立て続けに病気になったり、
子猫がちゃんと誕生してくれないことは、
いったい、何を意味するのだろう……?
考えても答えは出ず、堂々巡り。
ハムスターが、回し車の中で延々と走っているみたいだった。
10日くらい前、たまたま立ち寄った本屋で
『海辺のカフカ』下巻を買った。
私のために書いてくれたのかしら? というくらい
私が必要としている言葉がたくさんあって、
端を折ったページばかりになってしまった。
時々それらを読み返すと、不思議と心が落ち着く。
例えば。
「僕はどうすればいいのかまったくわからなくなってしまった」
というカフカ少年に
性同一性障害で同性愛者で血友病患者である大島さんは、こう言う。
「いろんなことは君のせいじゃない。僕のせいでもない。予言のせいでもないし呪いのせいでもない。DNAのせいでもないし不条理のせいでもない。構造主義のせいでもないし、第三次産業革命のせいでもない。僕らがみんな滅び、失われていくのは、世界の仕組みそのものが滅びと喪失の上になりたっているからだ。僕らの存在はその原理の影絵のようなものにすぎない。風は吹く。荒れ狂う強い風があり、心地よいそよ風がある。でも、すべての風はいつか失われて消えてゆく。風は物体ではない。それは空気の移動の総称にすぎない。君は耳を澄ます。君はそのメタファーを理解する」
この部分は、牛のように何度も何度も反すうしてしまった。
全ては私のせいじゃない、と思ってもいいのだろうか。
そして思い出したのが、高校の国語の授業で先生が紹介してくれた
小林秀雄の言葉。
「自己嫌悪とは自分への一種の甘えだ。
最も逆説的な自己陶酔の形式だ」
この言葉が紹介されたのは、
カフカの「変身」、中島敦の「山月記」、
阿部公房の「棒になった男」など、
変身譚をいくつか扱った授業だった。
自分を責めたり嫌悪したみたところで、それが陶酔ならば
そこからは何も生まれないし、何も始まらない。
『海辺のカフカ』のカフカ少年も、最後は
「逃げ回っていてもどこにも行けない」と、
現実の世界に戻っていく。
カフカ少年と大島さんの物語だけじゃなく、
長距離トラックの運ちゃん・星野青年とナカタさんの物語、
星野青年とクラシック喫茶のマスターの出会いなども、
とても魅力的なものに感じた。
1冊読み終わった時、まさに「心の内部の凍った海」が割れたような、
そんな感じがあって、翌朝起きた時は、
不思議なことに、頭痛や肩凝りや倦怠感・疲労感といった
身体症状まで消えていた。
小説は好きで、読みながら泣いたり、心を揺さぶられたり、
という経験はたくさんあるけれど、こんな感じははじめて
自分でも驚いている。
(村上春樹は好きな作家じゃなくて、どちらかというと苦手だったのに)
ただ、一度割れた氷がまた凍っちゃうこともあるよね、、、
と思ってもいたのだが、今朝未明、イネスが無事に元気な
赤ちゃんを産んでくれたことで、その氷も溶けたかもしれない。
いったんいなくなったイネスが帰ってきてくれて、
元気な赤ちゃんを産んでくれたことも、
何かのメタファーなのかな。
きのこきょうだい、ワクチン接種してきました。
だるだる〜の、ウニくん&エノキちゃんです。
明日、ちゃんと成長記録撮って更新したいと思います。
イネスの子たちは、目が開いたら成長記録つくります。
イネス&レオの子、全員クラシックタビーです(当然ですが)。
やっぱりクラシックはいいですねぇ。成長が楽しみです。
フランツ・カフカは言い、村上春樹が書きたいのはまさにそんな本だという。
カフカ賞授賞式のあいさつより
http://book.asahi.com/news/TKY200610310226.html
『海辺のカフカ』(村上春樹著)は、
私にとって、そんな斧になった……ような気がしている。
この上巻を読んだのは、半年くらいまえ、
イネスが脱走する直前だった。
特に好きな作家ではないので、なんとなく読み始めた。
この本には猫語を理解し、
近所で猫探しの名人といわれる、ちょっと風変わりなおじさん、
ナカタさんという人物が登場する。
イネスを探しながら、ナカタさんのことを思い出したものだ。
そして、この上巻でもっとも印象に残っている言葉は、
「万物はメタファーだ」というもの。
だとするなら、イネスがいなくなったり、
ねこが立て続けに病気になったり、
子猫がちゃんと誕生してくれないことは、
いったい、何を意味するのだろう……?
考えても答えは出ず、堂々巡り。
ハムスターが、回し車の中で延々と走っているみたいだった。
10日くらい前、たまたま立ち寄った本屋で
『海辺のカフカ』下巻を買った。
私のために書いてくれたのかしら? というくらい
私が必要としている言葉がたくさんあって、
端を折ったページばかりになってしまった。
時々それらを読み返すと、不思議と心が落ち着く。
例えば。
「僕はどうすればいいのかまったくわからなくなってしまった」
というカフカ少年に
性同一性障害で同性愛者で血友病患者である大島さんは、こう言う。
「いろんなことは君のせいじゃない。僕のせいでもない。予言のせいでもないし呪いのせいでもない。DNAのせいでもないし不条理のせいでもない。構造主義のせいでもないし、第三次産業革命のせいでもない。僕らがみんな滅び、失われていくのは、世界の仕組みそのものが滅びと喪失の上になりたっているからだ。僕らの存在はその原理の影絵のようなものにすぎない。風は吹く。荒れ狂う強い風があり、心地よいそよ風がある。でも、すべての風はいつか失われて消えてゆく。風は物体ではない。それは空気の移動の総称にすぎない。君は耳を澄ます。君はそのメタファーを理解する」
この部分は、牛のように何度も何度も反すうしてしまった。
全ては私のせいじゃない、と思ってもいいのだろうか。
そして思い出したのが、高校の国語の授業で先生が紹介してくれた
小林秀雄の言葉。
「自己嫌悪とは自分への一種の甘えだ。
最も逆説的な自己陶酔の形式だ」
この言葉が紹介されたのは、
カフカの「変身」、中島敦の「山月記」、
阿部公房の「棒になった男」など、
変身譚をいくつか扱った授業だった。
自分を責めたり嫌悪したみたところで、それが陶酔ならば
そこからは何も生まれないし、何も始まらない。
『海辺のカフカ』のカフカ少年も、最後は
「逃げ回っていてもどこにも行けない」と、
現実の世界に戻っていく。
カフカ少年と大島さんの物語だけじゃなく、
長距離トラックの運ちゃん・星野青年とナカタさんの物語、
星野青年とクラシック喫茶のマスターの出会いなども、
とても魅力的なものに感じた。
1冊読み終わった時、まさに「心の内部の凍った海」が割れたような、
そんな感じがあって、翌朝起きた時は、
不思議なことに、頭痛や肩凝りや倦怠感・疲労感といった
身体症状まで消えていた。
小説は好きで、読みながら泣いたり、心を揺さぶられたり、
という経験はたくさんあるけれど、こんな感じははじめて
自分でも驚いている。
(村上春樹は好きな作家じゃなくて、どちらかというと苦手だったのに)
ただ、一度割れた氷がまた凍っちゃうこともあるよね、、、
と思ってもいたのだが、今朝未明、イネスが無事に元気な
赤ちゃんを産んでくれたことで、その氷も溶けたかもしれない。
いったんいなくなったイネスが帰ってきてくれて、
元気な赤ちゃんを産んでくれたことも、
何かのメタファーなのかな。
きのこきょうだい、ワクチン接種してきました。
だるだる〜の、ウニくん&エノキちゃんです。
明日、ちゃんと成長記録撮って更新したいと思います。
イネスの子たちは、目が開いたら成長記録つくります。
イネス&レオの子、全員クラシックタビーです(当然ですが)。
やっぱりクラシックはいいですねぇ。成長が楽しみです。
リルケプロフィール
2008年12月1日生まれ
父猫:レオ
母猫:イネス
カラー:シルバークラシックトービー&ホワイト
幼名:リルケ
登録名:RIEN YUKIHIME
成長記録:
http://rienkitten.seesaa.net/category/5933444-1.html
父猫:レオ
母猫:イネス
カラー:シルバークラシックトービー&ホワイト
幼名:リルケ
登録名:RIEN YUKIHIME
成長記録:
http://rienkitten.seesaa.net/category/5933444-1.html