手術後のアリス、病院では全然ごはんを食べなかったそうです。
最初は、痛みや違和感のせいかと先生方も思ったそうですが、
どうやら、腹帯やエリザベスカラーをつけられていることを
怒って拗ねている雰囲気が漂ってきたらしく、
家に戻れば食べるかもしれない、ということで
昨日、迎えに行ってきました。
猫舎に入ると、こちらに背中を向けていましたが
たしかに、その背中には
「私、不機嫌です!!!」と書いてありました(汗)。
名前を呼ぶと、振り向いた顔がめちゃくちゃ怒ってました(滝汗)。
でも、キャリーに入れて待合室で会計を待っている間、
なでていたら、だんだん表情がやわらいでゴロゴロ言い出しました。
(……涙出てきた)
帰宅すると、ごはんにまっしぐらで、ガツガツ食べ始めたものの、
すぐに食べるのをやめてしまい、その後はベッドに横になっています。
ごはん、手に乗せて差し出すと食べてくれますが、
これ、習慣化しちゃうかな……。
歩きかたがぎこちないので、やはり違和感があるのでしょうね。
でも、歩き回ったり、トイレ行ったり、それなりに動いています。
病理検査の結果は、進行の早い悪性度の高いがんで
残念ながら鼠径部リンパ節に転移していましたし、
癌細胞が血管内に散らばっている可能性も高く、
予後はあまりよいとは言えません。
これはエイプリルフールです、と言えればいいのにね。
転移しているので、使える抗がん剤も少なく、
分子標的薬のパラディアでどこまで進行を遅くできるか、というところです。
リルケ、スーには効かなかったパラディアですが、
アリスに効いてくれることを祈ります。