自宅に研究室を作って、新しい生物などを作ったりする人が増えている、
というニュースを見ました。
そのキットが1万円ちょっとなのに驚き、
そのキットを使って、遺伝子操作をして、
筋肉を増強しようと試みたり、
インスリンを自作しようとしている人もいることに驚きました。
クローズアップ現代でも最近とりあげられたのですね。
(再放送がないようなので、もし、録画している方がいらしたら、
貸していただけるとありがたいです)
遺伝子操作をして、よりタイプのよいノルや
美しいカラーのノルを生み出そうとは思いません。
それは、神様の領域だと、私は思っています。
FIPにかかった子たちのゲノムとそうでない子たちのゲノムを
比較してみたい。
FIPにかかった猫たちのゲノムに共通項があるならば、
そこを遺伝子操作すれば、FIPにならない猫を誕生させたり、
FIPを遺伝子治療できるのではないかと……。
コロナウィルス、FIPウィルスについては、
ゲノムの解析が進んでいて、どこの塩基配列に欠損があると
FIPウィルスとなる、ということまではわかっています。
そうではなくて、猫側のゲノムを解析してみたいものです。
時間がある時に、いろいろ調べてみようと思います。
【追記】
朝日新聞の記事
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASL6V3FC1L6VULBJ006.html%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoATgB
クローズアップ現代の番組紹介
www.nhk.or.jp/gendai/articles/4149/
仮にFIPにならないように遺伝子操作した子猫を産ませることができたとしても、
販売・譲渡すると、法規制にひっかかりそうです。
犬は人工授精できるそうですが、猫の人工授精は聞いたことがないので、
人工授精して、受精卵の遺伝子操作をする、ということ自体が
難しそうな気もします。
キットがどんなものなのか、とか
ゲノムを解析した結果がどのように表示されるのか、とか
それだけでも興味津々です。
親子鑑定くらいなら自宅でできるようになるのかしら。
シルバーの有無など、カラー判定が難しい子は
自宅で遺伝子検査ができるのかしら。
自分の猫をかたっぱしからゲノム解析してみたいものです。
亡くなった子の遺骨からも検査できるのかな?
これから私が死ぬまでの間に、ひたすら猫のゲノム解析していたら、
なにかひとつくらい、世の中の役にたつ事実を見つけることができるかもしれない、と
思うと、このゲノム解析キットを手にいれたくてウズウズします。
おおぅ、このキット、日本にも発送してくれるらしい!
http://biohacker.jp/c/BH160.html
http://www.the-odin.com/
しかし、まずはこの英文サイトを熟読し、
手順などを理解したうえで、自分にできそうかどうかを確認しなければならない……。
おそらく、見たことない単語がたくさん出てくると思うので、
ちゃんと理解できるまでに何か月かかるか、途中であきらめるか……。
http://www.the-odin.com/diyhumancrispr/
このページを理解できるようになる気がしない……。
ひとつわかった(ような気がする)ことは、
髪の毛や血液からゲノムを解析した結果は、
TGACAGCAGCGATGGCTCTTGTTTTAGAGCTAGAAATAGCAAGTTAAAATAAGGCTAGTCCGTTATCAACTTGAAAAAGTGGCACCGAGTCGGTGC
みたいに塩基配列の羅列として示されるであろうこと。
これを読み解いていくって……。
プライマーのあるものは、塩基配列の羅列にプライマーで検索をかければわかる、ということなのかな?
キット購入に手を出す前に、日本語で書かれた参考書を探して読んだほうがよさそう。
それにしても、すごい時代ですね。
私が子供の頃は、インターネットの存在も想像すらしていなかったし、
電話は、ダイヤル式ものしか知らず、携帯電話も想像すらしていなかったのに、
今や、小中学生がスマホを操り、
音楽は、レコード、カセット、CDなどの媒体すら不要になって
ネットからダウンロードして聴く時代です。
自宅でゲノムの解析がもっと一般的になったら、
がんやその他の遺伝疾患も、自宅でプライマーをダウンロードして購入し、
毛髪などで鑑定するようになるのでしょうか。
猫の遺伝子検査(HCMやFIPなど)は、だいたい15000円前後しますが、
これらも、数千円でプライマーをダウンロードできるようになればいいのにね。
(需要が少ないからあまり安くはならないか)
日本語で書かれてても意味不明……。
https://www.nite.go.jp/nbrc/genome/description/analysis2.html
でも、ゲノム解析の機械は、本来大がかりっぽいところ、
自宅で安価にできるようになった、ということは、やはりすごいことだのだと思う。
東京大学大学院農学生命科学研究科の講義レジュメのPDF
http://www.iu.a.u-tokyo.ac.jp/~kadota/20180423_kadota.pdf
解析したゲノム情報から生物学的意味を抽出していく分野を
バイオインフォマティクスど呼ぶらしく、
情報工学の知識が必須で、
C言語.PERL.R言語などを習得していないと、
データベースの活用もできないっぽい。
バイオインフォマティクス学会というところが
認定試験をやってるみたいなので、
その参考書と過去問で、できるとこまで独学してみるか。
アマゾンで、入門書買っちゃった。
分子生物学や遺伝学は理解可能として、
プログラミングをどこまで理解できるのだろうか?