2019年が半分終わってビックリですが、
6月生まれのみにゃさんのお祝いを♪
6月4日は、ロンロンくん、アテナちゃん、ぽっぽくん、アルテミスちゃん、
九曜くんの1歳のお誕生日、
14日は、凛くん、レンくん、メイちゃん、蛍火、権五郎、
桃ちゃん、ノルレッテちゃん、十六夜の12歳のお誕生日、
22日は、のんくん、ニコルくん、茶々丸くん、ルナちゃん、モロくんの4歳のお誕生日、
23日は、子虎くん、子龍くんの9歳のお誕生日、
24日は、ジュテくん、凛ちゃん、ローズちゃんの4歳のお誕生日、
25日は、乙姫ちゃん、ライラくんの9歳のお誕生日、
27日は、グロリアちゃんの7歳のお誕生日、
29日は、あずきちゃんの10歳のお誕生日でした。
みんな、お誕生日おめでとう!
二コラくん、梅王丸くん、くらくん、菊之助くん、昴くんの分も、
きょうだい猫さんたち、同居猫さんたちには長生きしてもらいたいです。
みんにゃ、これからも楽しく元気に誕生日を迎えてくださいね!
シニア組の猫さんたちも、来年もお誕生日をお祝いしましょうね!!
おそらく、九曜くんも無事に1歳を迎えていることと思うので、
具合悪いというご連絡なく、1歳を迎えることができて、嬉しく思っています。
(具合悪い時はすぐご連絡くださる方なので、
便りがないのは元気な証拠! のはずです)
元気な子たちも、虹の橋の向こうの子たちも、
みんな、とても懐かしく、愛おしく思っています。
2019年06月30日
2019年06月28日
動物愛護法改正・マイクロチップの義務化
動物愛護法が改正され、動物虐待が厳罰化されました。
現行:2年以下の懲役または200万円以下の罰金
↓
5年以下の懲役または500万円以下の罰金、となりました。
たくさんの方々がご尽力されたのでしょうね。
まだ甘いのかもしれませんが、少しでも抑止力が強くなり、
むごい事件が、もう金輪際なくなりますように。
動物取扱業に対する規制も厳しくなりました。
説明事項が増加して、販売できる場所が事業所に限定されました。
(いったんショップやブリーダー宅でご見学いただいて、諸々説明すれば、
その後に販売業者からお届けにあがるのはOKとのこと。
空港や駐車場での受け渡し、
事業所での見学なしで飼い主宅へ販売業者が届けることがNGになるそうです)
そして、販売業者は、動物にマイクロチップを
挿入&登録することが義務づけられ、
飼い主は、その登録情報を変更することが義務付けられるようになります。
販売業者の義務は法的義務ですが、飼い主の義務は努力義務とのこと。
(施行は3年後)
これ、私にとっては大問題でして……。
マイクロチップ自体は10年以上前から全子猫に挿入して、
私の名前で登録し、オーナーさんへの登録変更はしていません。
(オーナーさんが変更しようとすると、獣医師会から私に連絡が入るのですが、
事情を説明し、私の名義のままでお願いしています。
現在は、マイクロチップ挿入・登録が販売者の義務ではなく、
私が勝手にやっていることなので、名義変更しないというのも問題なしです)
そもそも、マイクロチップを入れるようになったきっかけは、
MAIAちゃん(当時茶子ちゃん)が、
譲渡後、伊豆の猫博物館に捨てられてしまい、
たまたま、私がネットサーフィン中に見つけ、
博物館とオーナーさんに連絡を取り、返してもらうことができ、
新たにオーナーさん募集をした、という事件です。
MAIAちゃんは、新しいオーナーさん(SOLくんオーナーさん)のところで
幸せに暮らし、今年16歳になっています!
万一、うちの子猫が、譲渡後にどこかに捨てられてしまって、
警察や動物愛護センターで保護された場合、
マイクロチップの所有者名義を私にしておけば、私のところに連絡が来ます。
もし、名義変更が義務付けられた場合、最悪、うちの子が
愛護センターで処分されてしまう可能性もあり得ます。
(今、処分の件数は各都道府県で大幅に減っていますので、
処分されてしまう可能性は低くはなっていますけれども)
施行まで3年あるとはいえ、心配で、動物愛護センター、
日本獣医師会(マイクロチップ相談窓口)、環境省に問合せました。
(かなり細かくいろいろと質問してきました。
クレイマーみたいでゴメンナサイ)
それぞれの回答を箇条書きにしておきます。
●東京都動物愛護相談センターの回答
条文を見る限り、所有権が移転したら、所有者名義に変更する必要がある。
細かいことは、これから環境省の省令で決められるのでなともいえないが、
販売者名義のままにしておくことはできないのではないだろうか。
ただし、所有権が移転しない、というかたちにするならば、
販売者の名義のままにしておくことはできるかもしれない。
(動愛法ではなく民法の問題になるかもしれない)
質問や意見は環境省に言ったほうがよい。
(環境省の連絡先を教えてくれた)
●日本獣医師会
現在、マイクロチップのデータベースは、過去の所有者を追える構造にはなっていない。
日本獣医師会では、一般人からの個別の照会には応じていない。
動物愛護センターなどで保護した犬猫にマイクロチップが埋め込まれている場合、
そこから日本獣医師会に問合せがくる、というシステムではなく、
愛護センター側でデータベースを検索するようなシステムになっている。
所有者の名義変更が行われた場合、最終所有者しか検索できず、
最終所有者と連絡が取れない場合、過去の所有者をさかのぼることはできない。
(現在は、登録、変更は日本獣医師会が行っているけれど、
そのデータベースを検索できるのは、愛護センターなど限られたところのみ。
個人情報の問題があるので、当然一般公開はしていない)
現在は、マイクロチップの申請用紙の作成、データベース管理を
日本獣医師会が行っているが、法改正後はいったん環境省の管轄になるはずだ。
それから、再度日本獣医師会や他団体になる可能性はあるが、
そのあたりから、今は何も決まっていないので、
質問や、意見は環境省に言ったほうがいい。
ここで、「うちで生まれた子が捨てられた場合に連絡が来るようにしてほしい」と
再度申し上げると、「実は私たちにとっても頭の痛い問題なんです」とのこと。
私以外にも、犬猫ブリーダーで万一の時に自分に連絡が来るようにしたい、と
ブリーダー名義でマイクロチップ挿入・登録をしている方々がいる。
保護団体でも、せっかく譲渡したと思ったら、
その子が捨てられたり虐待されたりという事件があり、
保護団体名義でマイクロチップ挿入・登録しているところがある。
ショードッグの場合、所有者とハンドラーの住所が異なることも多く、
犬が、ハンドラーのもとで過ごす時間が長い場合があり、
そういう場合の名義も問題になりうる。
そういったことは、環境省がどのように省令を定めるかの問題で、
申請書にどんな欄を作るか、も含めてこれから決まる。
申請書に新たな項目として、所有者以外に「動物の所在地」が
できることは決まっている(狂犬病予防法とそろえるためだと思われるとのこと)
●環境省 (法改正に深くかかわったといいう方が電話に出てくださった)
省令が定められるまでのスケジュールだが、
逆算して考えると、おそらく令和3年6月頃に細則が定められ、
秋ごろにパブリックコメントを募集し、翌令和4年に施行されるだろう。
パブリックコメントで意見を言ってもいいし、
今の段階で、メールなどで環境省に意見を言ってくれてもいい。
この電話も、今後の参考にするが、環境省あてに再度メールをいれると
スタッフ皆で共有できるだろう。
私、他のブリーダー、保護団体が、
譲渡後の遺棄を恐れていることはよくわかった。
なるほど、そういう問題はあり得ると思うし、
新たな所有者への名義変更を義務付けることにより、
遺棄された犬猫が処分されるような事態は避けたいと思う。
遺棄された場合は所有権放棄とみなされると思うが、
そのような場合は、過去の所有者をさかのぼって連絡が取れるような
仕組みを考えたいと思う。
覚書、ここまで。
環境省の方は、とても丁寧に話を聞いてくださいました。
動物愛護センターの方に、所有権を移転しないで猫を渡す、という
ケースを示唆されたので、民法をちょっと探してみましたが、
使用貸借にしても寄託にしても実情とあわなそうです。
私も、所有権にこだわっているわけではなく、
万一の場合に、私にも連絡が来るようなシステムにしてくれれば
それで問題はないので、環境省にメールを送り、
省令案が出たらちゃんとチェックし、パブリックコメントを送ります。
それでだめなら、コスモスさんに相談して、譲渡契約の方法について
民法でなんとかならないか、考えることにします。
私のブログをご覧になっている方に、
ブリーダーさんや保護団体の方はあまりいらっしゃらないかとは思うのですが、
もし、私と同じ問題意識をお持ちの方がいらっしゃったら、
是非、環境省に意見メールを送ってみてください。
もしくは、令和3年にパブリックコメント募集された時に
意見を送ってみてください。
環境省の窓口
https://www.env.go.jp/moemail/
今回の件の問合せ先は、自然局 動物愛護管理室 だそうです。
動物虐待の厳罰化や動物取扱業者の規制強化については、
多くの方が問題意識を持たれて、署名運動に参加されたり、
パブリックコメントを寄せたりされていると思うのですが、
マイクロチップ義務化の上記問題点については、
あまり話題にならないと思うのです。
法の抜け道ではなく、落とし穴になってしまいそうな部分だと思うので、
誰も話題にしてくれなくても、環境省に意見し続けます。
(ペットのためにマイクロチップを義務化したのに、
そのペットについて責任を取りたいという人間・団体を
データベースから除外することになってしまうのは、問題ですよね!)
有難い民主主義の国ですから、決まった法律は守ろうと思うのですが、
決まる前にできることはやっておこうと思います。
最後に、念のため。
うちの子猫たちのオーナーさんのことは、99%以上信頼しています。
信頼している方にしか子猫をお譲りしていません。
でも、状況の変化、というのは万人にありうるのです(私にも)。
オーナーさんが事故や病気で亡くなって、ご親族の方がいやいや猫をひきとって
遺棄したり、脱走してそのまま、、、ということだってあり得ます。
あまり想定しがたい状況ではありますが、MAIAちゃんの前オーナーさんも
ご見学にもいらしてくださって、いい方だと信頼してお譲りしているので、
やはり、万一の場合に、猫が私のところに戻ってこられる方法、を
残しておきたいのです。どうぞご理解くださいね。
あっ!
環境省がマイクロチップ申請用紙を作り直すならば、
猫のカラー表記についても意見しておこうかな。
現在、猫の毛色コードは、
茶、黒、白、シルバー、ゴールド、クリーム、
白茶、白黒、茶トラ、キジトラ、サバトラ、三毛、
その他、の13種しかないのですよ。
猫種として、ロシアンブルーがあげられているのに、
毛色に、ブルーはおろか、グレーもないのですよ!!
キジトラ&ホワイトも、サビ猫(ホワイトなし)も、
ブルーもアンバーもクラシックタビーもすべて「その他」。
長毛か短毛か、という項目もないし。
もう少し、なんとかならんものですかね……。
なんだか長文の記事ばかりで、猫の写真や動画をアップしてなくてすみません。
来週は、もう少し猫の写真や動画をアップしたいと思います(努力目標ということで……)
現行:2年以下の懲役または200万円以下の罰金
↓
5年以下の懲役または500万円以下の罰金、となりました。
たくさんの方々がご尽力されたのでしょうね。
まだ甘いのかもしれませんが、少しでも抑止力が強くなり、
むごい事件が、もう金輪際なくなりますように。
動物取扱業に対する規制も厳しくなりました。
説明事項が増加して、販売できる場所が事業所に限定されました。
(いったんショップやブリーダー宅でご見学いただいて、諸々説明すれば、
その後に販売業者からお届けにあがるのはOKとのこと。
空港や駐車場での受け渡し、
事業所での見学なしで飼い主宅へ販売業者が届けることがNGになるそうです)
そして、販売業者は、動物にマイクロチップを
挿入&登録することが義務づけられ、
飼い主は、その登録情報を変更することが義務付けられるようになります。
販売業者の義務は法的義務ですが、飼い主の義務は努力義務とのこと。
(施行は3年後)
これ、私にとっては大問題でして……。
マイクロチップ自体は10年以上前から全子猫に挿入して、
私の名前で登録し、オーナーさんへの登録変更はしていません。
(オーナーさんが変更しようとすると、獣医師会から私に連絡が入るのですが、
事情を説明し、私の名義のままでお願いしています。
現在は、マイクロチップ挿入・登録が販売者の義務ではなく、
私が勝手にやっていることなので、名義変更しないというのも問題なしです)
そもそも、マイクロチップを入れるようになったきっかけは、
MAIAちゃん(当時茶子ちゃん)が、
譲渡後、伊豆の猫博物館に捨てられてしまい、
たまたま、私がネットサーフィン中に見つけ、
博物館とオーナーさんに連絡を取り、返してもらうことができ、
新たにオーナーさん募集をした、という事件です。
MAIAちゃんは、新しいオーナーさん(SOLくんオーナーさん)のところで
幸せに暮らし、今年16歳になっています!
万一、うちの子猫が、譲渡後にどこかに捨てられてしまって、
警察や動物愛護センターで保護された場合、
マイクロチップの所有者名義を私にしておけば、私のところに連絡が来ます。
もし、名義変更が義務付けられた場合、最悪、うちの子が
愛護センターで処分されてしまう可能性もあり得ます。
(今、処分の件数は各都道府県で大幅に減っていますので、
処分されてしまう可能性は低くはなっていますけれども)
施行まで3年あるとはいえ、心配で、動物愛護センター、
日本獣医師会(マイクロチップ相談窓口)、環境省に問合せました。
(かなり細かくいろいろと質問してきました。
クレイマーみたいでゴメンナサイ)
それぞれの回答を箇条書きにしておきます。
●東京都動物愛護相談センターの回答
条文を見る限り、所有権が移転したら、所有者名義に変更する必要がある。
細かいことは、これから環境省の省令で決められるのでなともいえないが、
販売者名義のままにしておくことはできないのではないだろうか。
ただし、所有権が移転しない、というかたちにするならば、
販売者の名義のままにしておくことはできるかもしれない。
(動愛法ではなく民法の問題になるかもしれない)
質問や意見は環境省に言ったほうがよい。
(環境省の連絡先を教えてくれた)
●日本獣医師会
現在、マイクロチップのデータベースは、過去の所有者を追える構造にはなっていない。
日本獣医師会では、一般人からの個別の照会には応じていない。
動物愛護センターなどで保護した犬猫にマイクロチップが埋め込まれている場合、
そこから日本獣医師会に問合せがくる、というシステムではなく、
愛護センター側でデータベースを検索するようなシステムになっている。
所有者の名義変更が行われた場合、最終所有者しか検索できず、
最終所有者と連絡が取れない場合、過去の所有者をさかのぼることはできない。
(現在は、登録、変更は日本獣医師会が行っているけれど、
そのデータベースを検索できるのは、愛護センターなど限られたところのみ。
個人情報の問題があるので、当然一般公開はしていない)
現在は、マイクロチップの申請用紙の作成、データベース管理を
日本獣医師会が行っているが、法改正後はいったん環境省の管轄になるはずだ。
それから、再度日本獣医師会や他団体になる可能性はあるが、
そのあたりから、今は何も決まっていないので、
質問や、意見は環境省に言ったほうがいい。
ここで、「うちで生まれた子が捨てられた場合に連絡が来るようにしてほしい」と
再度申し上げると、「実は私たちにとっても頭の痛い問題なんです」とのこと。
私以外にも、犬猫ブリーダーで万一の時に自分に連絡が来るようにしたい、と
ブリーダー名義でマイクロチップ挿入・登録をしている方々がいる。
保護団体でも、せっかく譲渡したと思ったら、
その子が捨てられたり虐待されたりという事件があり、
保護団体名義でマイクロチップ挿入・登録しているところがある。
ショードッグの場合、所有者とハンドラーの住所が異なることも多く、
犬が、ハンドラーのもとで過ごす時間が長い場合があり、
そういう場合の名義も問題になりうる。
そういったことは、環境省がどのように省令を定めるかの問題で、
申請書にどんな欄を作るか、も含めてこれから決まる。
申請書に新たな項目として、所有者以外に「動物の所在地」が
できることは決まっている(狂犬病予防法とそろえるためだと思われるとのこと)
●環境省 (法改正に深くかかわったといいう方が電話に出てくださった)
省令が定められるまでのスケジュールだが、
逆算して考えると、おそらく令和3年6月頃に細則が定められ、
秋ごろにパブリックコメントを募集し、翌令和4年に施行されるだろう。
パブリックコメントで意見を言ってもいいし、
今の段階で、メールなどで環境省に意見を言ってくれてもいい。
この電話も、今後の参考にするが、環境省あてに再度メールをいれると
スタッフ皆で共有できるだろう。
私、他のブリーダー、保護団体が、
譲渡後の遺棄を恐れていることはよくわかった。
なるほど、そういう問題はあり得ると思うし、
新たな所有者への名義変更を義務付けることにより、
遺棄された犬猫が処分されるような事態は避けたいと思う。
遺棄された場合は所有権放棄とみなされると思うが、
そのような場合は、過去の所有者をさかのぼって連絡が取れるような
仕組みを考えたいと思う。
覚書、ここまで。
環境省の方は、とても丁寧に話を聞いてくださいました。
動物愛護センターの方に、所有権を移転しないで猫を渡す、という
ケースを示唆されたので、民法をちょっと探してみましたが、
使用貸借にしても寄託にしても実情とあわなそうです。
私も、所有権にこだわっているわけではなく、
万一の場合に、私にも連絡が来るようなシステムにしてくれれば
それで問題はないので、環境省にメールを送り、
省令案が出たらちゃんとチェックし、パブリックコメントを送ります。
それでだめなら、コスモスさんに相談して、譲渡契約の方法について
民法でなんとかならないか、考えることにします。
私のブログをご覧になっている方に、
ブリーダーさんや保護団体の方はあまりいらっしゃらないかとは思うのですが、
もし、私と同じ問題意識をお持ちの方がいらっしゃったら、
是非、環境省に意見メールを送ってみてください。
もしくは、令和3年にパブリックコメント募集された時に
意見を送ってみてください。
環境省の窓口
https://www.env.go.jp/moemail/
今回の件の問合せ先は、自然局 動物愛護管理室 だそうです。
動物虐待の厳罰化や動物取扱業者の規制強化については、
多くの方が問題意識を持たれて、署名運動に参加されたり、
パブリックコメントを寄せたりされていると思うのですが、
マイクロチップ義務化の上記問題点については、
あまり話題にならないと思うのです。
法の抜け道ではなく、落とし穴になってしまいそうな部分だと思うので、
誰も話題にしてくれなくても、環境省に意見し続けます。
(ペットのためにマイクロチップを義務化したのに、
そのペットについて責任を取りたいという人間・団体を
データベースから除外することになってしまうのは、問題ですよね!)
有難い民主主義の国ですから、決まった法律は守ろうと思うのですが、
決まる前にできることはやっておこうと思います。
最後に、念のため。
うちの子猫たちのオーナーさんのことは、99%以上信頼しています。
信頼している方にしか子猫をお譲りしていません。
でも、状況の変化、というのは万人にありうるのです(私にも)。
オーナーさんが事故や病気で亡くなって、ご親族の方がいやいや猫をひきとって
遺棄したり、脱走してそのまま、、、ということだってあり得ます。
あまり想定しがたい状況ではありますが、MAIAちゃんの前オーナーさんも
ご見学にもいらしてくださって、いい方だと信頼してお譲りしているので、
やはり、万一の場合に、猫が私のところに戻ってこられる方法、を
残しておきたいのです。どうぞご理解くださいね。
あっ!
環境省がマイクロチップ申請用紙を作り直すならば、
猫のカラー表記についても意見しておこうかな。
現在、猫の毛色コードは、
茶、黒、白、シルバー、ゴールド、クリーム、
白茶、白黒、茶トラ、キジトラ、サバトラ、三毛、
その他、の13種しかないのですよ。
猫種として、ロシアンブルーがあげられているのに、
毛色に、ブルーはおろか、グレーもないのですよ!!
キジトラ&ホワイトも、サビ猫(ホワイトなし)も、
ブルーもアンバーもクラシックタビーもすべて「その他」。
長毛か短毛か、という項目もないし。
もう少し、なんとかならんものですかね……。
なんだか長文の記事ばかりで、猫の写真や動画をアップしてなくてすみません。
来週は、もう少し猫の写真や動画をアップしたいと思います(努力目標ということで……)
2019年06月27日
苦悩
小町ロスからは復活しつつあるものの、
FIPや突然死への恐怖や不安は消えず、
どちらも、はっきりした原因がわからないだけに、
途方に暮れる毎日です。
2015年頃まで、子猫の肺炎、角膜炎、鼻炎などの
上部呼吸器の感染症や原虫症に悩みました。
あの時も、対策になりえそうなことを考えて考えて考えて
ひとつずつ実行に移していきましたが
同じように、できること、思いつくことを
淡々としていくしかありません。
(この時もワクチンや薬では解決しませんでした。
何が決め手になって解決したのか、
はっきりせず、いろんなことの相乗効果?と思います)
上部呼吸器系感染症と原虫に悩まなくなったら
FIPが発症しやすくなったことに、
何か関係があるのでしょうか。
多少は風邪ひいたり下痢したりしてるほうが
FIPになりにくかったりするのでしょうか。
腸内寄生虫がいたほうが、アトピーなどのアレルギーが
起きにくいという話もありますしね……。
この問題は、新薬や新たな治療法が開発されない限り
自分で考えるしかなく、雲をつかむような課題です。
今日は、東京都動物取扱責任者研修で、
前半は、消費者生活センターの方が、
ペット販売をめぐるトラブルについて、
講義をしてくださいました。
さまざまなトラブル事例(病気によるもの多い)と、
それが民法的にどういう扱いになるか、などを説明し、
最後に、「私たちは、真面目にやってる方が損をしない社会、
真面目にやっている方が伸びていく社会にしたい」と
おっしゃいました。
(法の網をくぐるようなことはするな、
というニュアンスですが)
突然、涙が溢れてきて……。
多分、真面目にやってる(つもり)なのに、
うまくいかないことが続いて、
不安や焦りがたまっていたのでしょうね。
うまくいかないのは、何かが間違っているか、
努力や工夫が足りないのだから
地道に誠実にコツコツと
できることを積み重ねるとしましょうか。
ふと、踊りの名手と言われた、
六代目菊五郎さんの辞世の句を思い出しました。
(何代目だっけ、と調べたけど)
まだ足りぬ 踊り踊りてあの世まで
これ、紙に書いて見えるところに貼っておこうかな。
頑張っても報われない、と
文句をいいたくなった時のために。
FIPや突然死への恐怖や不安は消えず、
どちらも、はっきりした原因がわからないだけに、
途方に暮れる毎日です。
2015年頃まで、子猫の肺炎、角膜炎、鼻炎などの
上部呼吸器の感染症や原虫症に悩みました。
あの時も、対策になりえそうなことを考えて考えて考えて
ひとつずつ実行に移していきましたが
同じように、できること、思いつくことを
淡々としていくしかありません。
(この時もワクチンや薬では解決しませんでした。
何が決め手になって解決したのか、
はっきりせず、いろんなことの相乗効果?と思います)
上部呼吸器系感染症と原虫に悩まなくなったら
FIPが発症しやすくなったことに、
何か関係があるのでしょうか。
多少は風邪ひいたり下痢したりしてるほうが
FIPになりにくかったりするのでしょうか。
腸内寄生虫がいたほうが、アトピーなどのアレルギーが
起きにくいという話もありますしね……。
この問題は、新薬や新たな治療法が開発されない限り
自分で考えるしかなく、雲をつかむような課題です。
今日は、東京都動物取扱責任者研修で、
前半は、消費者生活センターの方が、
ペット販売をめぐるトラブルについて、
講義をしてくださいました。
さまざまなトラブル事例(病気によるもの多い)と、
それが民法的にどういう扱いになるか、などを説明し、
最後に、「私たちは、真面目にやってる方が損をしない社会、
真面目にやっている方が伸びていく社会にしたい」と
おっしゃいました。
(法の網をくぐるようなことはするな、
というニュアンスですが)
突然、涙が溢れてきて……。
多分、真面目にやってる(つもり)なのに、
うまくいかないことが続いて、
不安や焦りがたまっていたのでしょうね。
うまくいかないのは、何かが間違っているか、
努力や工夫が足りないのだから
地道に誠実にコツコツと
できることを積み重ねるとしましょうか。
ふと、踊りの名手と言われた、
六代目菊五郎さんの辞世の句を思い出しました。
(何代目だっけ、と調べたけど)
まだ足りぬ 踊り踊りてあの世まで
これ、紙に書いて見えるところに貼っておこうかな。
頑張っても報われない、と
文句をいいたくなった時のために。
2019年06月26日
人間の話ですが、虫歯より歯石のほうが怖いそうです!
4年ぶりくらいに歯医者に行きました(汗)。
じんわり痛いような気がする歯があったのですが、
そこは虫歯ではなく、おそらく歯ぎしりのせいだろうとのこと、
歯石が4年分たまっているとのことで(滝汗)、
しっかりクリーニングしていただきました。
(他に初期の虫歯があるけど、それは経過観察でいいそうです)
そして、歯科衛生士さんが、とても丁寧に、
虫歯より歯石のほうが怖いということを説明してくださいました。
歯石ができると、その部分の歯茎を下に押し下げるそうです。
押し下げられた歯茎は、炎症を起こして少し腫れるので、
見た目にはあまりわからないことが多く、
痛みなどの自覚症状もないそうです。
歯茎が押し下げられると、歯根がむき出しになりますが、
むき出しになってしまったところは、
その後歯石を除去しても戻りません。
そして、腫れが引くとむき出しになる歯の面積が増えて
見た目が悪くなっていきます(すきっ歯になってしまう)。
そして、また歯石がついて歯茎が押し下げられる、ということを
繰り返していくと、どんどん露出する歯の面積が増えていき、
見た目が悪いだけでなく、ぐらつくようになっていったりします。
歯根も次第に溶けて行ったりします。
それが歯槽膿漏、歯周病、という状態で、
歯根が溶けていけば、歯がいずれは抜け落ちます。
4年前、加齢や歯ぎしりで歯茎が押し下げられる、ということを伺って、
マウスピースを作り、ちゃんと就寝時は着用していましたが、
加齢なら仕方ないよね、とたかをくくっていました。
どんなに歯磨きをしても、歯石はたまっていくそうで
定期的に除去しないと、歯槽膿漏になる可能性があるとのこと、
そうだったのか〜!と、とても怖くなりました。
虫歯なら、削って詰めて、、、で対処できるけれど、
一度下がった歯茎、一度溶けた歯根は元に戻らないそうで、
歯石の怖さについて、認識が甘かったと反省しました。
これからは、最低4か月に1回、歯石除去をしようと
心に誓いました。
(入れ歯やインプラントには数百万かかるらしいですが、
自分にかけるそんなお金はない!!! )
そして、猫たちの口腔ケアについても再考しました。
猫は虫歯にはならないし、歯石がたまって歯肉炎になっても
抜いてしまえばOK(ごはんはドライでも丸飲みするので)と、
思っていましたが、できることなら
歯石除去をしてあげたほうがいいんじゃないかな、と……。
人間も、歯をしっかり磨いていても歯石がたまるので、
4か月に1回くらい、超音波で落としたほうがいいならば、
猫だって同じですよね。
超音波での歯石とり、音と若干の痛みで私は手に汗握ってしまうので、
猫だったら全身麻酔が必要なことはよくわかります。
1年に1回以上の全身麻酔、と考えると、躊躇してしまいますが、
年寄り猫たちの歯を見ると、たしかに歯石たまっていて
歯石と歯茎の間は赤く腫れています。
昔はスケーラーでとることもありましたが、間違って歯茎を傷つけてしまって
出血させてしまうこともありましたし、
ちゃんと研磨しないと、すぐに歯石がたまるのでかえってよくない、という説も見て、
最近は放置してしまっています。
よさげなサプリはお高くて、うちの子たちみんなに使うのは難しいし、
今さら歯磨きでなんとかなる状態でもないし。
楽天で検索しつつ悩み中です。
猫オーナーの皆様には、時間が許す限りにゃんずの歯のお手入れをすることと、
人間も、定期的に歯石とりに行くことを強くお勧め致します。
(私は、自分自身のガンよりも歯槽膿漏のほうが怖いかも……。
ガンなら医療保険が使えるけど、入れ歯・インプラントには使えないし)
それにしても、年取るとあちこちガタが来て
いろいろメンテナンスが必要で面倒くさいわよねぇ。
でも、面倒臭がると、そのツケは何倍にもなって
自分に返ってくるので、健康には注意しようと思います。
私より若い皆さんも、諸々めんどくさがっちゃダメよ!!
じんわり痛いような気がする歯があったのですが、
そこは虫歯ではなく、おそらく歯ぎしりのせいだろうとのこと、
歯石が4年分たまっているとのことで(滝汗)、
しっかりクリーニングしていただきました。
(他に初期の虫歯があるけど、それは経過観察でいいそうです)
そして、歯科衛生士さんが、とても丁寧に、
虫歯より歯石のほうが怖いということを説明してくださいました。
歯石ができると、その部分の歯茎を下に押し下げるそうです。
押し下げられた歯茎は、炎症を起こして少し腫れるので、
見た目にはあまりわからないことが多く、
痛みなどの自覚症状もないそうです。
歯茎が押し下げられると、歯根がむき出しになりますが、
むき出しになってしまったところは、
その後歯石を除去しても戻りません。
そして、腫れが引くとむき出しになる歯の面積が増えて
見た目が悪くなっていきます(すきっ歯になってしまう)。
そして、また歯石がついて歯茎が押し下げられる、ということを
繰り返していくと、どんどん露出する歯の面積が増えていき、
見た目が悪いだけでなく、ぐらつくようになっていったりします。
歯根も次第に溶けて行ったりします。
それが歯槽膿漏、歯周病、という状態で、
歯根が溶けていけば、歯がいずれは抜け落ちます。
4年前、加齢や歯ぎしりで歯茎が押し下げられる、ということを伺って、
マウスピースを作り、ちゃんと就寝時は着用していましたが、
加齢なら仕方ないよね、とたかをくくっていました。
どんなに歯磨きをしても、歯石はたまっていくそうで
定期的に除去しないと、歯槽膿漏になる可能性があるとのこと、
そうだったのか〜!と、とても怖くなりました。
虫歯なら、削って詰めて、、、で対処できるけれど、
一度下がった歯茎、一度溶けた歯根は元に戻らないそうで、
歯石の怖さについて、認識が甘かったと反省しました。
これからは、最低4か月に1回、歯石除去をしようと
心に誓いました。
(入れ歯やインプラントには数百万かかるらしいですが、
自分にかけるそんなお金はない!!! )
そして、猫たちの口腔ケアについても再考しました。
猫は虫歯にはならないし、歯石がたまって歯肉炎になっても
抜いてしまえばOK(ごはんはドライでも丸飲みするので)と、
思っていましたが、できることなら
歯石除去をしてあげたほうがいいんじゃないかな、と……。
人間も、歯をしっかり磨いていても歯石がたまるので、
4か月に1回くらい、超音波で落としたほうがいいならば、
猫だって同じですよね。
超音波での歯石とり、音と若干の痛みで私は手に汗握ってしまうので、
猫だったら全身麻酔が必要なことはよくわかります。
1年に1回以上の全身麻酔、と考えると、躊躇してしまいますが、
年寄り猫たちの歯を見ると、たしかに歯石たまっていて
歯石と歯茎の間は赤く腫れています。
昔はスケーラーでとることもありましたが、間違って歯茎を傷つけてしまって
出血させてしまうこともありましたし、
ちゃんと研磨しないと、すぐに歯石がたまるのでかえってよくない、という説も見て、
最近は放置してしまっています。
よさげなサプリはお高くて、うちの子たちみんなに使うのは難しいし、
今さら歯磨きでなんとかなる状態でもないし。
楽天で検索しつつ悩み中です。
猫オーナーの皆様には、時間が許す限りにゃんずの歯のお手入れをすることと、
人間も、定期的に歯石とりに行くことを強くお勧め致します。
(私は、自分自身のガンよりも歯槽膿漏のほうが怖いかも……。
ガンなら医療保険が使えるけど、入れ歯・インプラントには使えないし)
それにしても、年取るとあちこちガタが来て
いろいろメンテナンスが必要で面倒くさいわよねぇ。
でも、面倒臭がると、そのツケは何倍にもなって
自分に返ってくるので、健康には注意しようと思います。
私より若い皆さんも、諸々めんどくさがっちゃダメよ!!
ダナエ&セサミの子猫たち成長記録更新しました!
エルモくんとアビーちゃんは一緒にお引っ越しすることになりました♪
ディオニュソスくん改めロビンくんは、
銀太くん&ニーナちゃんのおうちにお引っ越しすることになりました♪
(先の2にゃんがおっとりで、ロビンくんがヤンチャなので、少し心配)
そういえば、はちくんのオーナーさんは、
イリナちゃんオーナーさんの職場の同僚で、
テオくんのオーナーさんは、
ひまわりくん&あおざくらくんオーナーさんの職場の先輩なのでした。
皆さん、うちの子猫を気に入ってくださって、
そして、お勧めしてくださって本当にありがとうございます!
カフェデビューさせるのが怖いと思っていたところなので
うちにしては珍しく、子猫たちが早く決まって、
お引っ越ししていってくれることが有難いです。
子猫たちの成長記録はこちらです。
http://rienkiten5.seesaa.net/
6月上旬にも子猫が生まれているので、
もう少ししたらお披露目できると思います。
2019年06月25日
2019年6月のイネス
小町の祖母、桜姫の母です。
親馬鹿ですが、綺麗な子だなあ、と思います。
イネスの母親エミリーは昨年、癌で亡くなったそうです。
イネスを産んだのが2~3歳だったでしょうか。
17〜18歳まで生きたのかな。
とても性格のよい子でした。
イネスもイリカも性格の良さを母親エミリーから受け継ぎました。
(外見的には、イネスは父親似、イリカは母親似)
イネス&イリカを迎えに行ったとき、20歳くらいだったお嬢様が
今は3人の母親だそうで、エミリーはそのお嬢さんのところで晩年を過ごしたそうです。
人間も猫も、世代が交代して、いろいろなものが受け継がれていくのですねぇ。
結局、私自身は子供を産む機会に恵まれなかったこと、
少し寂しく思う今日この頃です。
(産んでいたとしても、過保護な教育ママ・モンスターペアレントになってそうで、
あまりよい母親にならなかったと思うので、まあ、産まなくてよかったかな)
シネマ歌舞伎 鷺娘
玉三郎さんに惚れたきっかけの演目であり、
玉三郎さんの舞踊でもっとも好きな演目なので、
観ないわけにはいかない、と思って観てきました。
玉三郎さんの美しさは、舞台でも映像でも変わらないのですが、
今の私には、重かったようで集中を欠いてしまいました。
瀕死の白鳥のようだ、と評される演目であり、
鷺娘の臨終の表現がとてもリアルで、
なんだか悲しくなってしまって……。
今日は、動物病院に行き、ヒロミの腸間膜リンパがあちこち腫れていて
リンパ腫の可能性が高いことや、
レオの肺の状態がよくないことがわかり、
予想して病院に連れて行ったとはいえ、少しどんよりしていたところに
鷺娘を見たのは失敗でした。
30年くらい昔に観た、トップガンを突然見たくなったのは、
私の心が欲していたのでしょうねぇ。
ま、しばらくシネマ歌舞伎は玉三郎さん演目が続きますし、
来月は、究極のハッピーエンドと思っている「天守物語」なので
これを観れば、俄然やる気元気が出ることでしょう。楽しみです。
動物病院の待合室で、宮本輝の「流転の海」第7部を読み始めました。
(宮本輝、大好きなんです。流転の海は文庫本を見つけると購入していましたが、
6部を呼んだのが昨年か一昨年でした。昨年、9部で完結していたのですね。
7部、8部と暗転していきそうな模様ですが、
宮本輝作品の傾向からすると、最後の最後で希望・光の見えるような
終わり方になるはず、と期待しています)
その流転の海の舞台は、昭和37年になっていて、
東京オリンピックを2年後に控えている、という時代です。
その時代に、日本で初めて、生理用ナプキン・アンネが発売され、
その新聞広告に、「40年間お待たせしました」とあったそうです。
その広告を見た、中学3年生の女の子が、自分で買うのは恥ずかしいから、と
タクシー運転手の父親に購入を頼み、運ちゃんが、
主人公・松坂熊吾の中年男性に、代わりに買ってきてくれ、と頼みます。
熊吾は、運ちゃんの頼みを聞き、さらにもう1箱
その商品の必要はなくなった妻にも購入します。
そして、日本は、こんなところでも欧米に40年間の遅れをとっていたのか、と
思いを馳せます。
昭和37年の40年前、というと大正時代の終わり。
欧米ではナプキンの使用が当たり前になりつつある中、
日本の女性たちは苦労していたのですね。
戦争中、物資が少ない時などどうしていたのでしょう?
(現代は、本当に恵まれている・有難いと思います)
つい最近、インドで生理用ナプキンの製造・販売を開始した
パッドマンなる男性のことを新聞記事で読んだと思ったら、
トップガンを借りに行った時、その映画もあることも知りました。
その少し前、ツヴァイクの伝記「マリー・アントワネット」を読んだのですが、
処刑の日、彼女は生理中だったということを知りました。
最後に着替えて、汚れた下着を壁の隙間に押し込んで隠す、というところで
とても悲しくなってしまって……。
全盛期はドレスに着替えるのもすべてお付きの方々がしていたのに
最後は下着を隠すことに必死で、貧血で意識も朦朧としていたなんて。
(彼女、子供ふたりと死別、子供ふたりと生き別れているのですよね。
しかも、幼い息子ルイ・シャルルが母親から自慰を教えられたと言っている、と
裁判所で訴えられたという、想像を絶する苦痛も味わっていたのですね。
ベルばらでは、こういったところは描かれていなかったよなあ、と思います。
そういや、ツヴァイクの伝記でもその後読み直した遠藤周作の小説でも、
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」という名セリフは出てこなかったぞ。
あれは、ベルばらの創作だったりするのかしら? ベルばらも読み返したいな)
パッドマンがナプキンを製造しようと思ったきっかけも、
妻が何か汚れ物を隠すのを見つけて、
それは何だ、と問い詰めたところだったような記憶があります。
(今度、映画も見てみよう。暗い話ではなさそうだし)
女は悲しい。
鷺娘も清姫も、恋に死ぬ女性の話ですが、
恋心がある限り、心も体も血を流し続けるのだな、と……。
生まれ変わっても女なのだとしたら、
私は雌猫に生まれ変わりたいです。
なぜならば、猫には生理がないから!
(犬にはありますが、猫にはありません)
現代の女性が昔より恵まれているとしても、
雌猫、超マジ羨ましいっす。
……なぜ、鷺娘がこんな話になったんだ!?
【追記】
鷺娘で娘が瀕死の鷺になる直前と、
日高川で清姫が蛇になる直前、
衣装を肩脱ぎして、真っ赤な長襦袢になります。
そこから、衣装がぶっかえって、
鷺の白い羽と蛇の白い鱗になるのですが、
その場面ふたつを、今、鮮明に思い出し、
このふたつの演目を同時上映した意味を悟ったように思います。
燃えるような情念、怨念、心に流れる血が、
白い羽や鱗で覆いかくされ、
浄化されていく、といったところでしょうか。
今日の私には、重かったとはいえ、
観てよかった。
今度、女の子を残す時、
清姫の名前をつけましょうかね。
玉三郎さんの舞踊でもっとも好きな演目なので、
観ないわけにはいかない、と思って観てきました。
玉三郎さんの美しさは、舞台でも映像でも変わらないのですが、
今の私には、重かったようで集中を欠いてしまいました。
瀕死の白鳥のようだ、と評される演目であり、
鷺娘の臨終の表現がとてもリアルで、
なんだか悲しくなってしまって……。
今日は、動物病院に行き、ヒロミの腸間膜リンパがあちこち腫れていて
リンパ腫の可能性が高いことや、
レオの肺の状態がよくないことがわかり、
予想して病院に連れて行ったとはいえ、少しどんよりしていたところに
鷺娘を見たのは失敗でした。
30年くらい昔に観た、トップガンを突然見たくなったのは、
私の心が欲していたのでしょうねぇ。
ま、しばらくシネマ歌舞伎は玉三郎さん演目が続きますし、
来月は、究極のハッピーエンドと思っている「天守物語」なので
これを観れば、俄然やる気元気が出ることでしょう。楽しみです。
動物病院の待合室で、宮本輝の「流転の海」第7部を読み始めました。
(宮本輝、大好きなんです。流転の海は文庫本を見つけると購入していましたが、
6部を呼んだのが昨年か一昨年でした。昨年、9部で完結していたのですね。
7部、8部と暗転していきそうな模様ですが、
宮本輝作品の傾向からすると、最後の最後で希望・光の見えるような
終わり方になるはず、と期待しています)
その流転の海の舞台は、昭和37年になっていて、
東京オリンピックを2年後に控えている、という時代です。
その時代に、日本で初めて、生理用ナプキン・アンネが発売され、
その新聞広告に、「40年間お待たせしました」とあったそうです。
その広告を見た、中学3年生の女の子が、自分で買うのは恥ずかしいから、と
タクシー運転手の父親に購入を頼み、運ちゃんが、
主人公・松坂熊吾の中年男性に、代わりに買ってきてくれ、と頼みます。
熊吾は、運ちゃんの頼みを聞き、さらにもう1箱
その商品の必要はなくなった妻にも購入します。
そして、日本は、こんなところでも欧米に40年間の遅れをとっていたのか、と
思いを馳せます。
昭和37年の40年前、というと大正時代の終わり。
欧米ではナプキンの使用が当たり前になりつつある中、
日本の女性たちは苦労していたのですね。
戦争中、物資が少ない時などどうしていたのでしょう?
(現代は、本当に恵まれている・有難いと思います)
つい最近、インドで生理用ナプキンの製造・販売を開始した
パッドマンなる男性のことを新聞記事で読んだと思ったら、
トップガンを借りに行った時、その映画もあることも知りました。
その少し前、ツヴァイクの伝記「マリー・アントワネット」を読んだのですが、
処刑の日、彼女は生理中だったということを知りました。
最後に着替えて、汚れた下着を壁の隙間に押し込んで隠す、というところで
とても悲しくなってしまって……。
全盛期はドレスに着替えるのもすべてお付きの方々がしていたのに
最後は下着を隠すことに必死で、貧血で意識も朦朧としていたなんて。
(彼女、子供ふたりと死別、子供ふたりと生き別れているのですよね。
しかも、幼い息子ルイ・シャルルが母親から自慰を教えられたと言っている、と
裁判所で訴えられたという、想像を絶する苦痛も味わっていたのですね。
ベルばらでは、こういったところは描かれていなかったよなあ、と思います。
そういや、ツヴァイクの伝記でもその後読み直した遠藤周作の小説でも、
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」という名セリフは出てこなかったぞ。
あれは、ベルばらの創作だったりするのかしら? ベルばらも読み返したいな)
パッドマンがナプキンを製造しようと思ったきっかけも、
妻が何か汚れ物を隠すのを見つけて、
それは何だ、と問い詰めたところだったような記憶があります。
(今度、映画も見てみよう。暗い話ではなさそうだし)
女は悲しい。
鷺娘も清姫も、恋に死ぬ女性の話ですが、
恋心がある限り、心も体も血を流し続けるのだな、と……。
生まれ変わっても女なのだとしたら、
私は雌猫に生まれ変わりたいです。
なぜならば、猫には生理がないから!
(犬にはありますが、猫にはありません)
現代の女性が昔より恵まれているとしても、
雌猫、超マジ羨ましいっす。
……なぜ、鷺娘がこんな話になったんだ!?
【追記】
鷺娘で娘が瀕死の鷺になる直前と、
日高川で清姫が蛇になる直前、
衣装を肩脱ぎして、真っ赤な長襦袢になります。
そこから、衣装がぶっかえって、
鷺の白い羽と蛇の白い鱗になるのですが、
その場面ふたつを、今、鮮明に思い出し、
このふたつの演目を同時上映した意味を悟ったように思います。
燃えるような情念、怨念、心に流れる血が、
白い羽や鱗で覆いかくされ、
浄化されていく、といったところでしょうか。
今日の私には、重かったとはいえ、
観てよかった。
今度、女の子を残す時、
清姫の名前をつけましょうかね。
2019年06月24日
トップガン
突然見たくなってレンタルしてきました。
この映画が公開された時、私は高校生だったでしょうか。
夢中になって、何度も見て、ビデオ(DVDはない時代)を買い、
サントラのレコードをカセットテープに録音して何度も聞きました。
(そして当時は、東西冷戦でソ連の時代だったのですよね)
今見ても、かっこよさの詰まった、スカッとする映画ですね。
トム・クルーズ、ずるいくらいかっこよすぎ。
女子高生の私たちが夢中になるのも無理ないですね。
ケリー・マクギリスも、仕事のできる才色兼備の女性、ということで
女子高生に将来の夢を持たせたように思います。
今見ると、単純なストーリーで、深みなどはないと思うのですが、
こういう超娯楽映画って大切かも。
最近、「万引き家族」「そして父になる」など、
割と深刻な問題提起をしておいて、映画の中では解決してくれず、
見る側の解釈にゆだねるような映画を続けてみていたので
めちゃくちゃ、スッキリしました。
そして、ベトナム戦争で部下を10人失ったという上司に
「それでも前へ進むしかない」と言われて
親友を亡くしたトム・クルーズが再起していく、というストーリーに
ちょっと勇気をもらいました。
そう、前に進むしかないのですね。
それにしても、トム・クルーズかっこよかったなあ……。
この映画が公開された時、私は高校生だったでしょうか。
夢中になって、何度も見て、ビデオ(DVDはない時代)を買い、
サントラのレコードをカセットテープに録音して何度も聞きました。
(そして当時は、東西冷戦でソ連の時代だったのですよね)
今見ても、かっこよさの詰まった、スカッとする映画ですね。
トム・クルーズ、ずるいくらいかっこよすぎ。
女子高生の私たちが夢中になるのも無理ないですね。
ケリー・マクギリスも、仕事のできる才色兼備の女性、ということで
女子高生に将来の夢を持たせたように思います。
今見ると、単純なストーリーで、深みなどはないと思うのですが、
こういう超娯楽映画って大切かも。
最近、「万引き家族」「そして父になる」など、
割と深刻な問題提起をしておいて、映画の中では解決してくれず、
見る側の解釈にゆだねるような映画を続けてみていたので
めちゃくちゃ、スッキリしました。
そして、ベトナム戦争で部下を10人失ったという上司に
「それでも前へ進むしかない」と言われて
親友を亡くしたトム・クルーズが再起していく、というストーリーに
ちょっと勇気をもらいました。
そう、前に進むしかないのですね。
それにしても、トム・クルーズかっこよかったなあ……。
2019年06月23日
7月14日にゃみりー会開催します!
日時:7月14日(日)18時〜21時頃
参加費:4000円
デリバリーピザ、ビールなどのドリンク、デザート(ミスドかな)をご用意します。
今回は、差し入れ割引はありませんが、差し入れは大歓迎です♪
(事前に内容をお知らせいただけると助かります)
参加ご希望の方は、メールでお知らせくださいね。
karinonさん、mominyanさん、コスモスさんは
すでにカウントさせていただいているので、ご連絡不要です。
【追記】
おかげさまで、早々と定員となりましたので、
締め切らせていただきます。
また、お盆かシルバーウィークにでも!
参加費:4000円
デリバリーピザ、ビールなどのドリンク、デザート(ミスドかな)をご用意します。
今回は、差し入れ割引はありませんが、差し入れは大歓迎です♪
(事前に内容をお知らせいただけると助かります)
参加ご希望の方は、メールでお知らせくださいね。
karinonさん、mominyanさん、コスモスさんは
すでにカウントさせていただいているので、ご連絡不要です。
【追記】
おかげさまで、早々と定員となりましたので、
締め切らせていただきます。
また、お盆かシルバーウィークにでも!