2020年12月21日
2020年12月20日
凍結道路運転の講習受けてきました〜!

ツインリンクもてぎ、にて
ドライビングスクール「スキッドコントロール」を受講してきました。
那須移転にあたり、私がもっとも恐れていたのは
降雪・凍結時の運転です。
東京なら、雪降ったら運転せずタクシーを使う、で十分でした。
那須でそれをやったら、片道1万円です……。
(でもスリップしてぶつけた場合の修理代より安いでしょうけど)
LOYDさんから、もてぎで講習受けられるよ、と聞き、
aiさんが日程を教えてくれて、この冬最初の講習に申し込んだら、
aiさんご夫妻も申し込んでくださってました。
(旦那様は今年3回目・この冬初だそうです←超運転うまい方なんですけどね)
私以外の参加者は、マニュアル&ノーマルタイヤで
ポルシェとかロータスとかで、走ることが好きなんだなあ〜という感じの方ばかり……。
あまりよくわからず申し込みをしたのですが、
氷ではなく、タイルの上に水を撒いた低μ路での
ブレーキングとハンドリングを体験するというものでした。
(LOYDさんによれば、凍結道路よりこのタイル&水道路のほうが
μ値が低く、すべりやすいはずだそうです)
上記写真わかりにくいのですが、途中まではアスファルト、
途中からはタイルと噴水になってます。
最初は、時速40キロで侵入し、コーンのところでブレーキを踏みこみ、
ABS(アンチロックブレーキシステム)を体感します。
ブレーキを床まで踏み込んだのは初めてで、
ABS作動するとガガガガッとなるのも初めて体感しました。
講習受けずに公道でこれやったら、「故障???」と
パニックにパニックが重なったのは間違いないでしょう……。
スタッドレスは私だけでしたが、13mで停止できて、
ノーマルの皆さんの半分程度だったと思います。
時速50キロの時は19mだったかな。
スタッドレスは安全なんだ、ということがわかりました……。
次は、時速40キロで侵入するとコーンのあたりで
左右どちらかの鉄板がガンとあがり、強引にスピンさせられます。
その状態でABSを体感します。
もちろん、スピンなんて初めてですが、
ブレーキ踏み込めばちゃんと止まるのか〜とわかりました……。
その次は、強引にスピンさせられた後、ブレーキを踏む前に
ハンドリングで立て直す、ということをします。
スピンしたのと逆方向にハンドルを切るんですが、
そこまではちゃんとできたた、はず?
スピンしたと同時くらいに、障害物に見立てた水の壁が噴き出て、
可能ならばそれをよける方向にハンドルを切るように言われた気がしますが、
水の壁に突っ込んでいたような?
そこまでが午前の部。
午後前半は、カーブ3か所くらいあるコース(タイル&水)で
コーナリングの練習をしました。
「可能な限り早く滑らず」走る工夫を各自するんですが、
時速20キロくらいだと滑らないけど、
30-40キロだとツルツル滑って制御不可になります……。
私はスタッドレスなんですが……。
(ハンドリングが遅いので滑っちゃうみたい)
午後後半は、直線コースに戻って、
鉄の板でガツンとスピンさせられるのではなく、
サイドブレーキを引いてゆっくり車をスピンさせ、
そこからハンドリングで立て直す練習と、
スピンからの斜行をする練習です。
(走行中にハンドブレーキなんて、まあ普通ないですよねー)
スピンしてすぐの立て直しはできてたみたいなんですが、
ハンドル切りすぎて逆にスピンして、そこからの立て直しがわからなくて
そのままズザザザ―でした。
斜行なんてコントロールできるわけもなく、
くるくるまわってフットブレーキでおしまい、でした。
先生のデモンストレーションではすごく簡単そうだったんですけどね。
一度、先生の助手席に座って、ハンドルを切る量や戻すタイミングを
みせていただきたいものです。
受講生の人数とコロナで難しいとは思うのですが。
スタッドレスで時速40キロ程度でも、
スリップしたら制御不可、ということはよくわかりました……。
で、今日、LOYDさんにて子猫見学会をさせていただき、
上記を報告したところ、なぜ私がハンドリングできなかったかを
細かく解説してくださいました。
(昔、カートレースをされていたそうなのでお詳しい)
もてぎでも、先生からアドバイスはいただけるのですが、
無線経由で、無線はひとりしかしゃべれないため、
先生しか話さないというルールになっていて
こちらから質問ができないのです。
(何がわかってないのかわからないので質問もできないんですが)
タイヤの接地面に働く力の量と向きとか
アクセルとブレーキの時の加重とか
「え?それわかってないの??」と言われつつ、
養生テープをタイヤに見立てて、説明してくださって、
聞いてるときはものすごくわかりやすくて納得できたはずなのに、
帰宅して復習しようとしたら「アレ?」となってしまいました……。
車庫入れもよくわかってないと言ったら、
「台車と一緒だよ」と言われて、
台車持ってきて説明していただいて、
それもなるほど〜と思ったのに、
帰宅すると、「アレ?」です……。
台車買ってきて練習しようかな……。
昨日スクールで、今朝出発するときの那須は吹雪(私的)で
道路はセンターライン見えない程度に雪が積もっていたんですが、
20キロで走ってればスリップしないだろう……と
自信を持って(?)山を下りることができました……。
ツイッターでも雪国地方の皆様から、細やかなアドバイスをいただいております。
集約すると、「すべての動作をゆっくり」につきる、ということが
とてもよくわかりましたです。
私が自分で心配している以上に、
皆さんも私の運転を心配してくださっていることも
とてもよくわかりました。有難うございます。
自分が車をわかっていないこともよくわかりましたので、
怪しい時は20キロ、でいきます。
(後ろに車が来たらハザード出してとまれば追い越してくれることもわかった)
とりあえず、毎年冬のはじめにもてぎでスクール受講するつもりです。
今度はノーマルタイヤでも体験してみたいと思っています。
もうちょい車のことがわかってきたら、
スポーツ走行のクラスも受講してみたいものですが、
周りに迷惑かけそうですよね……。
安全に楽しく走れるようになったら最高では?と思うのですが。
とにかく猫たち・子猫たちを安全に送迎できるよう頑張ります〜。
LOYDさん&aiさんご夫妻に感謝です!!
あ、スクールはとても楽しかったです。
車のことがわかってたらもっと楽しいだろうと思います。
2020年12月18日
私の書いた調停答弁書
調停は不成立になったので、
私の書いた調停答弁書をアップしておきます。
申立人の情報、調停申立書、証拠資料類は載せませんが、
私の主張はだいたい伝わるかと思います。
ご興味ある方は、追記(続きを読む)をお読みください。
著作権、法律にお詳しいかたからのアドバイスは大歓迎です。
調停を申し立てられる前の段階で、
弁護士ドットコムで著作権詳しそうな弁護士さんを見つけ、
1時間1万円で相談に行きましたが、
私の写真と、当該書籍を見るなり
「完パクですね。これは著作権侵害ありでしょう」と
おっしゃいました。
本人訴訟するつもりだということはあらかじめお話していたのですが、
実務本やイルカ写真事件の判例などをコピーしてくださいました。
その弁護士さんからは、
「損害の算定が非常に難しい事例なので、
裁判官は和解を勧めてくると思います」と言われました。
私も、損害の算定をどうするかが一番の悩みどころです……。
(こちらからは金額を提示したことはありませんし、
調停で先方から提示された金額が妥当ではないと思いつつ、
では、いくらが妥当なのかについては、今のところ見当がつきません)
その方に代理人をお願いするとしたら、
日本の出版社への差止請求、
作家さん個人への損害賠償請求、
各40万円超とのことで、依頼するのは諦めました。
知人が渉外事務所で働いているので、
費用を聞いたら、「時給5万円」だそうで……。
どう計算したらよいのかすらわかりませんが、
イギリス・アメリカの出版社への
差止請求訴訟を起こしたら各100万はくだらない感じでしょうか?
お金あれば差止請求訴訟をおこして、
表紙・本文の刺繍写真を差し替えてもらいたいです。
続きを読む
私の書いた調停答弁書をアップしておきます。
申立人の情報、調停申立書、証拠資料類は載せませんが、
私の主張はだいたい伝わるかと思います。
ご興味ある方は、追記(続きを読む)をお読みください。
著作権、法律にお詳しいかたからのアドバイスは大歓迎です。
調停を申し立てられる前の段階で、
弁護士ドットコムで著作権詳しそうな弁護士さんを見つけ、
1時間1万円で相談に行きましたが、
私の写真と、当該書籍を見るなり
「完パクですね。これは著作権侵害ありでしょう」と
おっしゃいました。
本人訴訟するつもりだということはあらかじめお話していたのですが、
実務本やイルカ写真事件の判例などをコピーしてくださいました。
その弁護士さんからは、
「損害の算定が非常に難しい事例なので、
裁判官は和解を勧めてくると思います」と言われました。
私も、損害の算定をどうするかが一番の悩みどころです……。
(こちらからは金額を提示したことはありませんし、
調停で先方から提示された金額が妥当ではないと思いつつ、
では、いくらが妥当なのかについては、今のところ見当がつきません)
その方に代理人をお願いするとしたら、
日本の出版社への差止請求、
作家さん個人への損害賠償請求、
各40万円超とのことで、依頼するのは諦めました。
知人が渉外事務所で働いているので、
費用を聞いたら、「時給5万円」だそうで……。
どう計算したらよいのかすらわかりませんが、
イギリス・アメリカの出版社への
差止請求訴訟を起こしたら各100万はくだらない感じでしょうか?
お金あれば差止請求訴訟をおこして、
表紙・本文の刺繍写真を差し替えてもらいたいです。
続きを読む
2020年12月17日
私の猫写真の著作権侵害について
那須移転報告でもちらっと書きましたが、
私が撮影してブログにアップしていた写真を無断で参考にして
刺繍作品を作成し、手順を紹介する書籍を作られた方が、
版権を海外の版元に販売し、
アメリカとイギリスで出版されました。
アメリカで販売後、イギリスで予約開始され、
日本とフランスで販売が決定した段階で、
写真使用承諾依頼のメールをいただき、断りました。
全部、写真を差し替えてほしいと依頼しましたが、
無理とのことで、こちらは本人訴訟を起こすつもりでいたところ、
調停を申し立てられました。
応じた時点では移転のことを考えていなかったのでお受けしましたが、
はるかの乳腺炎の看病と子猫の哺乳、移転の準備、移転などの忙しさと
私の精神的不調から、調停を続けることが難しくなり、
また、先方の提示してきた損害賠償・慰謝料が低すぎると思ったものの、
判例を読み込んで妥当な金額を計算する余裕もなく、
診断書提出の上、調停不成立にしました。
書類のダンボールもようやく開梱することができ、
時間の余裕もできたので、
道路が凍結しても、新幹線の駅まで運転できる状況になれば
訴訟を起こすつもりで、訴状を書き始めました。
私の撮影した写真はセサミのものです(2017年8月)。
http://rien.seesaa.net/category/26544265-1.html
先方の本アメリカ版
https://www.amazon.co.jp/Cat-My-Pocket-Embroidery-Purrfect/dp/0486842819/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=hiroko+kubota&qid=1608205667&sr=8-1
先方の本イギリス版
https://www.amazon.co.jp/Embroidered-Cat-Pocket-Techniques-Accessories/dp/1782218688/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=hiroko+kubota&qid=1608205667&sr=8-2
先方は過去にも書籍を出版しています。
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookfind/index.html?mode=a&word=hiroko&type=a&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
そして、ご自分の刺繍作品がアパレルブランドに無断使用された、と
著作権侵害の訴訟を起こし、和解した経験がおありです。
https://www.fashionsnap.com/article/2016-02-28/pauljoe-hiroko-reconcile/
そして、今年1月にご自身のブログで、
「著作権までくださらなくていい」から自由に刺繍させてくれる猫写真を募集しています。
でも、「やっぱり今まで通り「この写真、かくかくしかじかで借りても良いですか?」って
こっちからお願いの狙い撃ちするスタイルでいくべきだわね。」とおっしゃっています。
http://gogo5hiroko.blog28.fc2.com/blog-date-202001.html
セサミの写真を参考にした刺繍作品の写真は、
アメリカとイギリスで本文12ページ50回と
表紙、下書きテンプレート、下書きのアイロンプリントに使われました。
先方は、著作権侵害はないとしつつ、
調停の最中、日本版とフランス版からは、
当該刺繍作品は削除されました。
著作権侵害がないならば、これらを削除する必要はなかったし、
著作権侵害があるなら、イギリス版、アメリカ版も
販売を差し止め、他の刺繍作品に差し替えて販売してほしい、というのが
こちらの一貫した主張です。
版元、イギリスとアメリカの出版社に訴訟を起こすと、
日本の渉外事務所+現地の弁護士報酬が必要になり、
どうあがいても私に、出版差し止め請求をすることはできなそうです。
(日本の出版社なら、自力で差し止め請求します)
調停で先方が提示してきた損害賠償額は、本文で2回と表紙で使用した分のみでした。
イギリス版、アメリカ版は、重版の際に作品を差し替えるとのことでしたが、
差止できずイギリスとアメリカで販売され続け、
表紙で使用されているゆえ、アマゾンでも表示されることへの
配慮がされていない金額だと思いました。
また、調停は非公開手続きですので、判決が残るわけでもなく、
私のブログ等で手続き等を紹介することもできません。
今回、弁護士ふたりに相談だけしましたが、
弁護人をつけずに調停に臨むと、素人と思って
不利な条件を押し付けられることもあるので注意するよう言われました。
申立人(先方)と相手方(私)に違うことをいうこともあるそうです。
調停を不成立にしてしまって、先方弁護士さん、
裁判官等調停委員さんには申し訳なかったですが、
私としては、過去に著作権侵害訴訟の原告となったことのある方が、
悪いとわかっていて、無断で写真を参考にしたことが解せません。
写真のような刺繍を売りにする方だからこそ、
そっくりに刺繍することができればできるほど、
写真の著作権を侵害することを理解できないはずはないのです。
そして、うちでうまれた猫たちそのものが私の作品です。
親猫を入手するところでも大変苦労していますし、
死産、帝王切開、子猫の感染症……と
それなりの苦労をしてきているのです。
私が美しいと思う色柄顔立ちの猫、
そのうえで健康で性格のよい猫を誕生させることに、
これまでどれだけの労力と費用をつぎこんできたか……。
そういう思いがあったので、判例や法律書を読んで
滅茶苦茶勉強して、調停答弁書を書きました。
(調停といえど、弁護士費用を払う余裕はない)
前職が編集・執筆で、資料を読んで文章をまとめること自体は
好きだし得意なので、苦にはなりませんでした。
訴状のフォーマットは裁判所のHPにあるので、
それを参考に書くつもりです。
内容、証拠は、調停答弁書と同じでかまわないようですので、
形式を訴状にあわせればよいようです。
課題は、損害・慰謝料の計算とその根拠で、
過去の判例等から、どこまでそれをきちんと算出できるか、ということだと思います。
版権を海外に売って、海外で出版された場合の
損害額や慰謝料そのものは過去の判例にないし、
写真を参考に刺繍をした場合の判例もない、ので
過去の著作権判例の中から、参考にできる判例を積み上げて
主張するしかないのです……。
(証拠書類を4部作ることが一番面倒。
コンビニ遠くなっちゃったし、カラーコピー高いし、
うちのプリンタ、写真の印刷全然ダメだし……)
緊急事態宣言〜解除、叔父の入院〜施設入所(マンション売却)、
叔母の入院〜危篤〜死亡のあたりと
勉強〜調停申立書を作成した時期が重なっていたので
それも大変は大変でしたけれど、
重なってくれたおかげで気がまぎれてよかったです。
セサミも帝王切開でうまれたひとりっこだったこと、
セサミの母猫リルケが若くしてガンで逝ってしまったこと(壮絶な最期)、
リルケの両親イネスもレオももういないけれど
(セサミの父親海老蔵の両親ジュリーと阿国もいないけれど)
本当に大切な存在だったこと、などなど思い返すと、
きちんと裁判で決着つけたいという思いが新たにわきおこってきます。
著作権に詳しい方、
私の主張のほうがおかしい、裁判はやめたほうがよいということでしたら
是非、ご連絡ください。
私が撮影してブログにアップしていた写真を無断で参考にして
刺繍作品を作成し、手順を紹介する書籍を作られた方が、
版権を海外の版元に販売し、
アメリカとイギリスで出版されました。
アメリカで販売後、イギリスで予約開始され、
日本とフランスで販売が決定した段階で、
写真使用承諾依頼のメールをいただき、断りました。
全部、写真を差し替えてほしいと依頼しましたが、
無理とのことで、こちらは本人訴訟を起こすつもりでいたところ、
調停を申し立てられました。
応じた時点では移転のことを考えていなかったのでお受けしましたが、
はるかの乳腺炎の看病と子猫の哺乳、移転の準備、移転などの忙しさと
私の精神的不調から、調停を続けることが難しくなり、
また、先方の提示してきた損害賠償・慰謝料が低すぎると思ったものの、
判例を読み込んで妥当な金額を計算する余裕もなく、
診断書提出の上、調停不成立にしました。
書類のダンボールもようやく開梱することができ、
時間の余裕もできたので、
道路が凍結しても、新幹線の駅まで運転できる状況になれば
訴訟を起こすつもりで、訴状を書き始めました。
私の撮影した写真はセサミのものです(2017年8月)。
http://rien.seesaa.net/category/26544265-1.html
先方の本アメリカ版
https://www.amazon.co.jp/Cat-My-Pocket-Embroidery-Purrfect/dp/0486842819/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=hiroko+kubota&qid=1608205667&sr=8-1
先方の本イギリス版
https://www.amazon.co.jp/Embroidered-Cat-Pocket-Techniques-Accessories/dp/1782218688/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=hiroko+kubota&qid=1608205667&sr=8-2
先方は過去にも書籍を出版しています。
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookfind/index.html?mode=a&word=hiroko&type=a&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
そして、ご自分の刺繍作品がアパレルブランドに無断使用された、と
著作権侵害の訴訟を起こし、和解した経験がおありです。
https://www.fashionsnap.com/article/2016-02-28/pauljoe-hiroko-reconcile/
そして、今年1月にご自身のブログで、
「著作権までくださらなくていい」から自由に刺繍させてくれる猫写真を募集しています。
でも、「やっぱり今まで通り「この写真、かくかくしかじかで借りても良いですか?」って
こっちからお願いの狙い撃ちするスタイルでいくべきだわね。」とおっしゃっています。
http://gogo5hiroko.blog28.fc2.com/blog-date-202001.html
セサミの写真を参考にした刺繍作品の写真は、
アメリカとイギリスで本文12ページ50回と
表紙、下書きテンプレート、下書きのアイロンプリントに使われました。
先方は、著作権侵害はないとしつつ、
調停の最中、日本版とフランス版からは、
当該刺繍作品は削除されました。
著作権侵害がないならば、これらを削除する必要はなかったし、
著作権侵害があるなら、イギリス版、アメリカ版も
販売を差し止め、他の刺繍作品に差し替えて販売してほしい、というのが
こちらの一貫した主張です。
版元、イギリスとアメリカの出版社に訴訟を起こすと、
日本の渉外事務所+現地の弁護士報酬が必要になり、
どうあがいても私に、出版差し止め請求をすることはできなそうです。
(日本の出版社なら、自力で差し止め請求します)
調停で先方が提示してきた損害賠償額は、本文で2回と表紙で使用した分のみでした。
イギリス版、アメリカ版は、重版の際に作品を差し替えるとのことでしたが、
差止できずイギリスとアメリカで販売され続け、
表紙で使用されているゆえ、アマゾンでも表示されることへの
配慮がされていない金額だと思いました。
また、調停は非公開手続きですので、判決が残るわけでもなく、
私のブログ等で手続き等を紹介することもできません。
今回、弁護士ふたりに相談だけしましたが、
弁護人をつけずに調停に臨むと、素人と思って
不利な条件を押し付けられることもあるので注意するよう言われました。
申立人(先方)と相手方(私)に違うことをいうこともあるそうです。
調停を不成立にしてしまって、先方弁護士さん、
裁判官等調停委員さんには申し訳なかったですが、
私としては、過去に著作権侵害訴訟の原告となったことのある方が、
悪いとわかっていて、無断で写真を参考にしたことが解せません。
写真のような刺繍を売りにする方だからこそ、
そっくりに刺繍することができればできるほど、
写真の著作権を侵害することを理解できないはずはないのです。
そして、うちでうまれた猫たちそのものが私の作品です。
親猫を入手するところでも大変苦労していますし、
死産、帝王切開、子猫の感染症……と
それなりの苦労をしてきているのです。
私が美しいと思う色柄顔立ちの猫、
そのうえで健康で性格のよい猫を誕生させることに、
これまでどれだけの労力と費用をつぎこんできたか……。
そういう思いがあったので、判例や法律書を読んで
滅茶苦茶勉強して、調停答弁書を書きました。
(調停といえど、弁護士費用を払う余裕はない)
前職が編集・執筆で、資料を読んで文章をまとめること自体は
好きだし得意なので、苦にはなりませんでした。
訴状のフォーマットは裁判所のHPにあるので、
それを参考に書くつもりです。
内容、証拠は、調停答弁書と同じでかまわないようですので、
形式を訴状にあわせればよいようです。
課題は、損害・慰謝料の計算とその根拠で、
過去の判例等から、どこまでそれをきちんと算出できるか、ということだと思います。
版権を海外に売って、海外で出版された場合の
損害額や慰謝料そのものは過去の判例にないし、
写真を参考に刺繍をした場合の判例もない、ので
過去の著作権判例の中から、参考にできる判例を積み上げて
主張するしかないのです……。
(証拠書類を4部作ることが一番面倒。
コンビニ遠くなっちゃったし、カラーコピー高いし、
うちのプリンタ、写真の印刷全然ダメだし……)
緊急事態宣言〜解除、叔父の入院〜施設入所(マンション売却)、
叔母の入院〜危篤〜死亡のあたりと
勉強〜調停申立書を作成した時期が重なっていたので
それも大変は大変でしたけれど、
重なってくれたおかげで気がまぎれてよかったです。
セサミも帝王切開でうまれたひとりっこだったこと、
セサミの母猫リルケが若くしてガンで逝ってしまったこと(壮絶な最期)、
リルケの両親イネスもレオももういないけれど
(セサミの父親海老蔵の両親ジュリーと阿国もいないけれど)
本当に大切な存在だったこと、などなど思い返すと、
きちんと裁判で決着つけたいという思いが新たにわきおこってきます。
著作権に詳しい方、
私の主張のほうがおかしい、裁判はやめたほうがよいということでしたら
是非、ご連絡ください。
2020年12月16日
仁くん、忠くん、孝くん、義くんの成長記録を更新しました!
みんな元気すぎるくらい元気です!!
毎日、大運動会&格闘技パーティを繰り広げています。
もれなく甘えん坊で、とってもかわいいですよ♪
オンライン見学(LINE,ZOOM,iPhone通話等)、
那須、世田谷区上野毛で実物のご見学を承っております。
(オンライン見学の場合、お迎えは上野毛か那須までお願いします)
那須に来てくださる場合、新幹線の止まる駅那須塩原まで
の送迎も致します。
仮名、性別、色柄等子猫の情報はこちらのページです。
http://www.ne.jp/asahi/sw/hana/r.kitten1.html
およその譲渡費用、保証、お約束いただきたいことなどは
こちらのページをご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/sw/hana/r.toiawase.html
お問合せはこちらのフォームからお願いします。
http://form1.fc2.com/form/?id=246789
12月20日(日)、世田谷区上野毛のリフォームスタジオLOYDさんにて、
ご見学会&お渡し可能です。
LOYD
http://www.loyd01.com/loyd/top.html
LOYDさんは、東急大井町線上野毛駅から徒歩約2分、環八沿いです。
LOYDオリジナルのキャットウォーク、キャットタワー、
ハンモックスタンド、トイレボックスなどもご覧いただけます。
なお、狭い場所ですので、1組おふたりまでで
マスクの着用、手の消毒等のご協力をお願い致します。
皆様からのお問合せをお待ちしております♪
2020年12月15日
ドイツからきた新入りくんを紹介します♪
誕生日:2019年9月27日(2020年8月24日来日)
血統書名:ニルス
カラー:ブラックアンバークラシックタビー&ホワイト
RIEN名:七之助
ニックネーム:カステラ
両親の写真と血統書を拝見し、生まれる直前に問合せをして、
生まれたその日にご連絡いただいて即決しました。
その頃は、コロナなんて微塵も想像せず、
約10か月の検疫が終わったら、知人(オーナーさん)に
ドイツに迎えに行っていただく予定でした。
そのオーナーさん、当時はコペンハーゲン在住で
年に数回日本に帰国されるとのことだったので、
帰国にあわせて連れてきていただく予定だったのです。
(コペンハーゲンの前はミュンヘン駐在)
そういえば、オリンピックのチケットも当たっていたとのことで、
その日程とも調整を〜などと話していたのでした。
まさか、オリンピックが延期になるなんて想像しませんでしたね……。
(2月下旬という絶妙な時期に、駐在を終えて日本に帰国されました)
私が行くのも、知人に行っていただくのも難しい状況になり、
ニルス・カステラ・七之助は、貨物でひとりで来日しました。
(ペット輸送代理店を通さなければならず、
その費用は、人間がドイツ日本往復するより高かったです……)
来日前後に金銭的なトラブルがあり、私が損をしたことになると思うのですが、
猫に罪はないので忘れます。
(検疫があけてすぐ、私は先方の要求する譲渡費用を
予約金を振り込んだのと同じ、ドイツの銀行口座に振り込みました。
しかし、パンデミックで払い戻しができないから、取り消して
中国の口座に振り込むよう指示され、すぐに振り込むと、
それもパンデミックで受け取れないから取り消すよう指示されました。
ドイツ銀行への振り込みは取り消せましたが、
中国銀行への振り込みは、取り消し依頼から1か月ほどたって
「振り込みが完了したので取り消し不可」と連絡が来ました。
その連絡がある前に、ブリーダーさんから
ユナイテッドユニオン(中国人名)に入金しろと指示がありました。
オンラインではだめで窓口へ行けというので、窓口に入金に行き、
入金目的を「もらった猫の輸送費用」と言ったら、拒絶されました。
(ユナイテッドユニオンの申込書には、
売買代金の支払いは不可、とあったので、
もらった猫の輸送費用、と思いつきで書いたのでした)
今度は、イギリス人あてにユナイテッドユニオンから入金しろ、
知合いが生活に困っているので支援金を送ると言え、と言われ、
指示に従い、入金完了し、猫が来日しました。
しかし、その後しばらくしてから、ブリーダーさんが
「私は金を受け取っていない」と言い出しました。
そして、猫をTICAやCFAに登録するため、猫の両親の血統書のコピーがほしい、というと
金を払うまで送らない、と……。
経緯を話すと、「私はドイツの女性なのに、なぜあんたは
中国の銀行やイギリス人に支払ったのか?」と言われ、
あげくの果ては、「それはハッカーの仕業だ」と……。
ハッカーの仕業なら、警察に連絡をとってほしい、
私が金を払っていないというなら、弁護士経由で連絡してほしい、というような
すったもんだ問答の挙句、最終的に両親猫のコピーもいただくことができ、
ドイツの警察や弁護士からの連絡もないので、一件落着なのでしょうか。
私は、中国の銀行とイギリス人にお金を払っているので、
残金を倍はらっているのですが……)
8月10日頃〜11月頃まで、お金と血統書でもめたので、疲れ果てました。
そういえば、検疫のワクチンの日程なども、何度も説明したのに
日程を間違えて、無効なワクチンを打ってしまい、
何度うちなおしてほしいとお願いしても「私は正しい」というので、
検疫所からメールを送っていただいて、ようやく解決したのでした。
今までお譲りいただいた猫の中で、一番大変でした……。
しかも、移転と時期がかぶっていたので……。
不動産屋さん等とやりとりが大変な時期に
苦手な英文メールで、上記トラブルなので白髪が増えました。
しかもしかも、来日1週間後くらいに原因不明の嘔吐下痢発熱で
パルボかFIPかで入院し、しばらく生きた心地しませんでした。
(もちろん、入院費もそれなりに……)
上記、だいぶ端折って説明してますが、
思い返すと、ほんとーーーーーに大変でした。
移転も大変でした。
私、よく頑張った!!
ニルスカステラ七之助もよく頑張った!!!
スマホで撮った写真しかありませんが、頑張った
ニルスカステラ七之助をご紹介します。



親馬鹿ですが、美しい子です。
少々ビビりではありますが、人懐こくてどんくさくて
とってもかわいいです。
桜新町のかかりつけ病院で、
「渡部さんちで生まれたみたいな顔してますね」と言われました。
勘三郎を迎えた時も、皆さんにそんなことを言われたと思います。
私の猫の好みがブレない、ということでしょうか。
トラブルはありましたが、終わりよければすべてよし、です。
この子を問い合わせる前、他ブリーダーにも何件か問い合わせましたが、
「日本には譲りたくない(検疫が大変だから)」
「屋外キャットランがないから譲れない」等と
断られ続け、日本のめんどくさい検疫に協力していただけただけで、
有難いと思わなくてはなりませんね。
大好きなアンバーで、私好みの顔立ちで、性格もよいのですから。
海外のブリーダーさんは、お迎えを条件にされていることが多く、
海外に自由に行かれる日がいつ再来するかわからない今、
ニルスカステラ七之助が、うちに来てくれたこと、
本当に有難いと思っています。
うちで、カステラ色の子猫がたくさん誕生してくれますように〜。
カステラシルバーの子猫にもお目にかかりたいものです。
あ、なぜ、ニックネームがカステラなのかの説明まで行きつきませんでしたね。
これも、説明すると長いのですが、大幅に省略して、
「カステラ色」だからということにしておきます。
血統書名:ニルス
カラー:ブラックアンバークラシックタビー&ホワイト
RIEN名:七之助
ニックネーム:カステラ
両親の写真と血統書を拝見し、生まれる直前に問合せをして、
生まれたその日にご連絡いただいて即決しました。
その頃は、コロナなんて微塵も想像せず、
約10か月の検疫が終わったら、知人(オーナーさん)に
ドイツに迎えに行っていただく予定でした。
そのオーナーさん、当時はコペンハーゲン在住で
年に数回日本に帰国されるとのことだったので、
帰国にあわせて連れてきていただく予定だったのです。
(コペンハーゲンの前はミュンヘン駐在)
そういえば、オリンピックのチケットも当たっていたとのことで、
その日程とも調整を〜などと話していたのでした。
まさか、オリンピックが延期になるなんて想像しませんでしたね……。
(2月下旬という絶妙な時期に、駐在を終えて日本に帰国されました)
私が行くのも、知人に行っていただくのも難しい状況になり、
ニルス・カステラ・七之助は、貨物でひとりで来日しました。
(ペット輸送代理店を通さなければならず、
その費用は、人間がドイツ日本往復するより高かったです……)
来日前後に金銭的なトラブルがあり、私が損をしたことになると思うのですが、
猫に罪はないので忘れます。
(検疫があけてすぐ、私は先方の要求する譲渡費用を
予約金を振り込んだのと同じ、ドイツの銀行口座に振り込みました。
しかし、パンデミックで払い戻しができないから、取り消して
中国の口座に振り込むよう指示され、すぐに振り込むと、
それもパンデミックで受け取れないから取り消すよう指示されました。
ドイツ銀行への振り込みは取り消せましたが、
中国銀行への振り込みは、取り消し依頼から1か月ほどたって
「振り込みが完了したので取り消し不可」と連絡が来ました。
その連絡がある前に、ブリーダーさんから
ユナイテッドユニオン(中国人名)に入金しろと指示がありました。
オンラインではだめで窓口へ行けというので、窓口に入金に行き、
入金目的を「もらった猫の輸送費用」と言ったら、拒絶されました。
(ユナイテッドユニオンの申込書には、
売買代金の支払いは不可、とあったので、
もらった猫の輸送費用、と思いつきで書いたのでした)
今度は、イギリス人あてにユナイテッドユニオンから入金しろ、
知合いが生活に困っているので支援金を送ると言え、と言われ、
指示に従い、入金完了し、猫が来日しました。
しかし、その後しばらくしてから、ブリーダーさんが
「私は金を受け取っていない」と言い出しました。
そして、猫をTICAやCFAに登録するため、猫の両親の血統書のコピーがほしい、というと
金を払うまで送らない、と……。
経緯を話すと、「私はドイツの女性なのに、なぜあんたは
中国の銀行やイギリス人に支払ったのか?」と言われ、
あげくの果ては、「それはハッカーの仕業だ」と……。
ハッカーの仕業なら、警察に連絡をとってほしい、
私が金を払っていないというなら、弁護士経由で連絡してほしい、というような
すったもんだ問答の挙句、最終的に両親猫のコピーもいただくことができ、
ドイツの警察や弁護士からの連絡もないので、一件落着なのでしょうか。
私は、中国の銀行とイギリス人にお金を払っているので、
残金を倍はらっているのですが……)
8月10日頃〜11月頃まで、お金と血統書でもめたので、疲れ果てました。
そういえば、検疫のワクチンの日程なども、何度も説明したのに
日程を間違えて、無効なワクチンを打ってしまい、
何度うちなおしてほしいとお願いしても「私は正しい」というので、
検疫所からメールを送っていただいて、ようやく解決したのでした。
今までお譲りいただいた猫の中で、一番大変でした……。
しかも、移転と時期がかぶっていたので……。
不動産屋さん等とやりとりが大変な時期に
苦手な英文メールで、上記トラブルなので白髪が増えました。
しかもしかも、来日1週間後くらいに原因不明の嘔吐下痢発熱で
パルボかFIPかで入院し、しばらく生きた心地しませんでした。
(もちろん、入院費もそれなりに……)
上記、だいぶ端折って説明してますが、
思い返すと、ほんとーーーーーに大変でした。
移転も大変でした。
私、よく頑張った!!
ニルスカステラ七之助もよく頑張った!!!
スマホで撮った写真しかありませんが、頑張った
ニルスカステラ七之助をご紹介します。



親馬鹿ですが、美しい子です。
少々ビビりではありますが、人懐こくてどんくさくて
とってもかわいいです。
桜新町のかかりつけ病院で、
「渡部さんちで生まれたみたいな顔してますね」と言われました。
勘三郎を迎えた時も、皆さんにそんなことを言われたと思います。
私の猫の好みがブレない、ということでしょうか。
トラブルはありましたが、終わりよければすべてよし、です。
この子を問い合わせる前、他ブリーダーにも何件か問い合わせましたが、
「日本には譲りたくない(検疫が大変だから)」
「屋外キャットランがないから譲れない」等と
断られ続け、日本のめんどくさい検疫に協力していただけただけで、
有難いと思わなくてはなりませんね。
大好きなアンバーで、私好みの顔立ちで、性格もよいのですから。
海外のブリーダーさんは、お迎えを条件にされていることが多く、
海外に自由に行かれる日がいつ再来するかわからない今、
ニルスカステラ七之助が、うちに来てくれたこと、
本当に有難いと思っています。
うちで、カステラ色の子猫がたくさん誕生してくれますように〜。
カステラシルバーの子猫にもお目にかかりたいものです。
あ、なぜ、ニックネームがカステラなのかの説明まで行きつきませんでしたね。
これも、説明すると長いのですが、大幅に省略して、
「カステラ色」だからということにしておきます。
2020年12月14日
那須移転覚書・2階猫部屋編
前回に引き続き、移転覚書です。
今日は、2階の男の子(父猫)部屋、不調部屋、
女の子(母猫)&子猫部屋をご紹介します。

2020年夏(内覧時か契約時)、階段を上がったところ。
右側の窓から1階吹き抜けを見下ろせます。
正面と左側に6畳ほどの部屋があります。
正面が男の子部屋、左側が女の子部屋になります。

男の子部屋側から階段方面を見たところ。
この階段踊り場は、2畳ほどあるでしょうか。

窓から1階を見下ろしたところ。
この照明はブラケットライト等に変える予定です。
(この高さだと、私が持ってる脚立では電球かえられませんし)

2020年秋。
階段あがったところに、桜新町から持ってきた
水色の扉をつけていただきました。
窓際に桜新町から持ってきたキャットタワーと
ハンモックスタンドを置きました。

1階を見下ろしたところ。
1階の子たちも2階の子たちも、それぞれが気になるみたいです。

2020年夏の男の子部屋。
ふつーの部屋ですね。
ここをラティス、壁で3つに区切りました。
1つは押し入れ、本棚等収納
1つは男の子(父猫)
1つは不調の子たち。
等々力の頃、男の子部屋のクローゼットをそのまま使っていたら
扉もレールもマーキングで汚れとニオイがすごかったので、
桜新町では、クローゼットに猫が近づけないよう、
ラティスと壁で区切っていただきました。
それを那須でも踏襲しています。
不調の子たち、というのは、
検便、エコー、血液検査で特に異常がなく、
処方食、下痢止め、抗生剤、ステロイドでは治らない
下痢がおさまらず、トイレが間に合わなくて垂れ流しに
なってしまった子たちの部屋です。
今年に入ってから、そういう子が3にゃんほど出て、
ケージに閉じ込めるのもかわいそうでカフェにそのままにしたら
汚れやニオイがひどくなってしまって、
どうしてよいかわからなかったのです。
昨年末から多忙すぎて、丁寧な掃除もできず……。
(営業時間中はケージ、としていた時期もありますが、
それはそれで猫が汚物まみれになってしまう……)
父猫たちもマーキングで汚しますし、
この2部屋は汚れること前提に作りました。

リフォーム中。
男の子部屋へ、不調部屋へ、それぞれ扉があります。
ポリカーボネイトの窓をつけていただいたので、
2階に行くたびに、様子を見ています。
壁、扉などはペンキを塗りました。
えつさん&aiさんがお手伝いくださっています。
えつさんは、自腹で交通費&宿泊費払って
リフォームのお手伝いしてくださって
申訳ないやら、有難いやら……。
えつさんは、中野、等々力のリフォームも
ずいぶん協力してくださいました。
(桜新町の時は、LOYDさんにアシスタントさんがいたこともあり、
誰にもお手伝いを頼まなかったのですよね)
那須の本格リフォームの時も珪藻土塗ってくださるのでは……。
(私はへたくそですがえつさんはお上手なのです)


男の子たち。
勘三郎とドイツからきた新入りくんがこの部屋にいます。
(海老蔵はマーキングしなくなったので1階へ移動)

こちら側には、オグリ、富姫、蛍火がいます。
元気も食欲もありますが、垂れ流し状態で……。
あとできることとしては内視鏡ですが、
それで何かわかるだろうか?というところです。
リンパ腫なら、とっくに亡くなってそうだし、
リンパ腫、IBDならステロイドに反応しただろうし……。
狭いですが、窓から木々、鳥などが見えて
楽しそうに見えるので、狭さは我慢してもらうしか……。

2020年夏の女の子部屋。
こちらもふつーの部屋ですね。
ラティスと壁で2つに区切り、
桜新町から持ってきた折れ戸をつけました。
階段踊り場も開放すると8畳ほどになりますし、
踊り場の扉を閉め、折れ戸を閉めると3部屋に分割できます。
(夜はその一区画に、私が寝かせていただいています)
押し入れの引き戸を、折れ戸に交換していただきました。
引き戸だと、マーキングされたとき、
レール部分や戸におしっこがしみこんでしまうからです。
(女の子も発情期にマーキングします)




2020年秋。
床も壁も白にしたので、だいぶ明るい雰囲気になりました。
新しく作ったところはペンキを塗っていますが、
壁紙はそのままです。
猫たちがはがし始めたのでボロボロさに磨きがかかりました。
いずれ、ベニヤを貼ってペンキを塗るか、
LOYDさんに余力があれば、腰壁作っていただいて
上部は珪藻土左官をするか。
腰壁&珪藻土のほうが映えるので、
子猫の写真撮影をすることを考えると、
できれば、腰壁&珪藻土にしたいところです。
珪藻土はえつさん等に塗っていただくということで……。
(腰壁のペンキは自分で塗ります)
男の子部屋、不調部屋、女の子部屋、
キャットウォークも作っていただきたいです。
桜新町より狭くなった分、上下運動はさせてあげたいですよね。
ということで、2020年秋の中間報告は以上です。
庭も内装も、未完成ですし、いつになったら完成するのかわかりませんが、
那須のサグラダファミリアということで、少しずつ完成に向かえればいいな、と。
永遠の未完成、これ完成なり、って誰の言葉だったっけ?
今日は、2階の男の子(父猫)部屋、不調部屋、
女の子(母猫)&子猫部屋をご紹介します。
2020年夏(内覧時か契約時)、階段を上がったところ。
右側の窓から1階吹き抜けを見下ろせます。
正面と左側に6畳ほどの部屋があります。
正面が男の子部屋、左側が女の子部屋になります。
男の子部屋側から階段方面を見たところ。
この階段踊り場は、2畳ほどあるでしょうか。
窓から1階を見下ろしたところ。
この照明はブラケットライト等に変える予定です。
(この高さだと、私が持ってる脚立では電球かえられませんし)

2020年秋。
階段あがったところに、桜新町から持ってきた
水色の扉をつけていただきました。
窓際に桜新町から持ってきたキャットタワーと
ハンモックスタンドを置きました。
1階を見下ろしたところ。
1階の子たちも2階の子たちも、それぞれが気になるみたいです。
2020年夏の男の子部屋。
ふつーの部屋ですね。
ここをラティス、壁で3つに区切りました。
1つは押し入れ、本棚等収納
1つは男の子(父猫)
1つは不調の子たち。
等々力の頃、男の子部屋のクローゼットをそのまま使っていたら
扉もレールもマーキングで汚れとニオイがすごかったので、
桜新町では、クローゼットに猫が近づけないよう、
ラティスと壁で区切っていただきました。
それを那須でも踏襲しています。
不調の子たち、というのは、
検便、エコー、血液検査で特に異常がなく、
処方食、下痢止め、抗生剤、ステロイドでは治らない
下痢がおさまらず、トイレが間に合わなくて垂れ流しに
なってしまった子たちの部屋です。
今年に入ってから、そういう子が3にゃんほど出て、
ケージに閉じ込めるのもかわいそうでカフェにそのままにしたら
汚れやニオイがひどくなってしまって、
どうしてよいかわからなかったのです。
昨年末から多忙すぎて、丁寧な掃除もできず……。
(営業時間中はケージ、としていた時期もありますが、
それはそれで猫が汚物まみれになってしまう……)
父猫たちもマーキングで汚しますし、
この2部屋は汚れること前提に作りました。

リフォーム中。
男の子部屋へ、不調部屋へ、それぞれ扉があります。
ポリカーボネイトの窓をつけていただいたので、
2階に行くたびに、様子を見ています。
壁、扉などはペンキを塗りました。
えつさん&aiさんがお手伝いくださっています。
えつさんは、自腹で交通費&宿泊費払って
リフォームのお手伝いしてくださって
申訳ないやら、有難いやら……。
えつさんは、中野、等々力のリフォームも
ずいぶん協力してくださいました。
(桜新町の時は、LOYDさんにアシスタントさんがいたこともあり、
誰にもお手伝いを頼まなかったのですよね)
那須の本格リフォームの時も珪藻土塗ってくださるのでは……。
(私はへたくそですがえつさんはお上手なのです)
男の子たち。
勘三郎とドイツからきた新入りくんがこの部屋にいます。
(海老蔵はマーキングしなくなったので1階へ移動)
こちら側には、オグリ、富姫、蛍火がいます。
元気も食欲もありますが、垂れ流し状態で……。
あとできることとしては内視鏡ですが、
それで何かわかるだろうか?というところです。
リンパ腫なら、とっくに亡くなってそうだし、
リンパ腫、IBDならステロイドに反応しただろうし……。
狭いですが、窓から木々、鳥などが見えて
楽しそうに見えるので、狭さは我慢してもらうしか……。
2020年夏の女の子部屋。
こちらもふつーの部屋ですね。
ラティスと壁で2つに区切り、
桜新町から持ってきた折れ戸をつけました。
階段踊り場も開放すると8畳ほどになりますし、
踊り場の扉を閉め、折れ戸を閉めると3部屋に分割できます。
(夜はその一区画に、私が寝かせていただいています)
押し入れの引き戸を、折れ戸に交換していただきました。
引き戸だと、マーキングされたとき、
レール部分や戸におしっこがしみこんでしまうからです。
(女の子も発情期にマーキングします)
2020年秋。
床も壁も白にしたので、だいぶ明るい雰囲気になりました。
新しく作ったところはペンキを塗っていますが、
壁紙はそのままです。
猫たちがはがし始めたのでボロボロさに磨きがかかりました。
いずれ、ベニヤを貼ってペンキを塗るか、
LOYDさんに余力があれば、腰壁作っていただいて
上部は珪藻土左官をするか。
腰壁&珪藻土のほうが映えるので、
子猫の写真撮影をすることを考えると、
できれば、腰壁&珪藻土にしたいところです。
珪藻土はえつさん等に塗っていただくということで……。
(腰壁のペンキは自分で塗ります)
男の子部屋、不調部屋、女の子部屋、
キャットウォークも作っていただきたいです。
桜新町より狭くなった分、上下運動はさせてあげたいですよね。
ということで、2020年秋の中間報告は以上です。
庭も内装も、未完成ですし、いつになったら完成するのかわかりませんが、
那須のサグラダファミリアということで、少しずつ完成に向かえればいいな、と。
永遠の未完成、これ完成なり、って誰の言葉だったっけ?
2020年12月13日
那須移転覚書・2020年1階リビング編(将来のカフェスペース)
前回に引き続き、那須移転覚書です。
今回は、1階リビング(将来のカフェスペース)の
2020年夏(内覧〜契約時)と秋(引っ越し後)の様子をご紹介します。

玄関入ったところ。
写ってる足は不動産屋さんですね(笑)。
不動産屋さんにはかなりお世話になりました。
突き当りの扉はトイレです。
トイレの中は湿気で壁紙はがれてボロボロです。
玄関〜トイレは、今回何もしていないので、
夏以降カフェオープンまでにキレイにしたいと思います。
玄関右に入るとリビング&ダイニングルームです。

2020年夏(引き渡し前)のリビングルーム向かって右側。
巨大なカラオケセットが置いてありました。
2020年9月24日〜10月12日まで
LOYDさんが泊まり込みで、リフォームをしてくださいました。
(私と猫たちが最低限生活できるように、というリフォームなので、
仕上げは全然終わっていません)
内覧時・契約時は巨大なカラオケセットがあり、
引き渡しまでに撤去していただいたのですが、
そこに、雨漏りらしき後があり、床と壁がグラグラになっていました。
契約書を確認したところ、
物件状況確認書では雨漏りナシになっていて、
契約不適合責任の通知期間は3か月となっていました。
不動産屋さんにメールすると、
返事をいただくより先に、現地に行ってくださいました。
(その前日、テレビが写らないというメールをしたときも
返事をいただくより先に、現地に行ってLOYDさんに会ってくださっています)


不動産屋さん立ち合いのもと、LOYDさんが壁をあけてみると、
中のすじかいが蟻に食われてボロボロになっていました。
不動産屋さんが売主さんに連絡をとってくださいましたが、
最初は、「シロアリじゃなくてクロアリだから責任はない」というようなことを
おっしゃっていたようですが、裁判の可能性なども含め、
不動産屋さんが強く交渉してくださった結果、
修繕費用を出していただけることになりました。
(私も少額請求訴訟の方法など調べてはいたのですが、
売主さんが修繕費用を出してくださって助かりました。
LOYDさんの出した見積もりも、一般的な金額の7割程度でしたけれど)
LOYDさんもすじかいの交換はしたことがなかったそうですが、
大工さんが忙しくて那須にまで来られないということで、
大工さんに方法を聞いて、LOYDさんひとりですじかい交換してくださいました。

無事にすじかい交換でき、ボードが貼られました。
交換も費用も一件落着しましたが、予想外の工事のおかげで
予定が大幅に遅れてしまったそうです。
(その後、雨が続いた時に、業者さんたちの車が3台
ぬかるみにタイヤがとられてスタックするという事件もあり、
それでも予定が大幅に遅れてしまったのですが)
思い返すと、本当にトラブルの連続だった……。
(ドイツの猫のトラブルもまだひきずっていたし……)




リビング右側部分の現在は、こんな感じ。
窓を二重サッシにして、床を塩ビに張り替えたくらいでしょうか。
床、LOYDさんは無垢フローリングにしたかったようですが、
それだと、猫の爪で傷がつくので、1〜2年に1回
サンダーで磨いてオイルを塗りなおさなくてはなりません。
加齢により、私もしんどいです。
粗相が続くとニオイもしみこみやすくなります。
屋外に広いウッドデッキを作る予定なんだし、
室内はローメンテナンスで済む塩ビにしたいと、
私のほうが強く希望しました。
来年、腰壁を貼ってペンキを塗り、
腰壁上部は珪藻土左官すると思います。
予算足りなければ、ベニヤ貼ってペンキで終わらせるかも。
玄関からの入り口の引き戸は、桜新町から持ってきた
ガラス扉と格子を組み合わせて作りなおします。
桜新町の建具や照明など、持ってこられるものは
全部、那須で活用したいと思っています。
ガラス扉は、等々力では入り口に使っていて
桜新町のバックヤードの入り口に使っていましたが
那須では入り口に使います。
もともと、中野の入り口に使っていた引き戸と
同じデザイン・色の扉を等々力の入り口に作ったものなので、
中野RIENをご存じの方は思い出していただけると嬉しいです。
白い照明(外灯を室内で使用)ひとつ、
中野→等々力→桜新町で使ったものを那須に持ってきています。
この照明も、こんなに転々とするとは思わなかったことでしょう。
那須の照明も、私好みのものに変えたいし、
キャットウォーク、スカイウォーク、天井ハンモックなども設置したいです。

リビング左側。
左奥はキッチンです。
キッチンに猫が入らないように囲い、
猫トイレボックスを作って、リビングから猫が出入りし
キッチン側から掃除をすることができるようにします。
そして、玄関から直接キッチンにもいかれるように
出入り口も作りました。
左側、私が立っている後ろあたりの壁を抜いてもらいました。

人間用トイレの横を通って玄関に行かれます。

柱が立ちました。
このあとボードが貼られます。

キッチンはこんな感じで、ここは特にリフォームしません。
お客様がご覧になるところでもないし、
猫が入るところでもないので。
キッチン左奥は、浴室&洗面所です。
洗面所にシャワー水栓がついていますが、
洗面ボウルの底が丸くて猫もバケツも不安定なこと
排水溝が小さくて毛とりネットかぶせると水が流れにくいこと
シャワーの長さも固定する位置も使いにくいことから、
いずれ、小さい業務用キッチンシンクと使いやすいシャワー水栓で
猫洗い場を作っていただく予定です。
浴室だとやはり洗いにくい……。

柱をたてて、

ボードを貼るとこんな感じ。
キッチンに行く格子戸は桜新町から持ってきました。
このテーブル&椅子は、那須での工事中、
LOYDさんがテレビ台兼パソコンデスク兼食卓に使っていたもの(上から4枚目の写真参照)。
引っ越し後しばらく、私の物置になっていましたが、
片づけたら、作業机としても食卓としても便利なのでそのまま使ってます。
ちゃんと塗装したら、カフェでもそのまま使えるかと。
(何色にするかわからないので、とりあえず白木のまま布かけて使ってます)
今まで、こんな広い作業スペースや食卓もなかったし、
こんな広い猫のいないスペースもなかったので、
なんだかとっても快適です。

この奥に、石油FFヒーターを設置し、その横を収納、
上部に子猫見学スペースを作っていただきました。
格子戸は桜新町から持ってきたものです。
桜新町の広い出窓を格子戸で覆ったスペース、
当初は子猫見学が目的ではなかったのですが、
子猫の見学にとても便利だったので、
同じように作っていただきました。
(床に子猫がいるとお顔見にくいし散らばってしまいがちですが、
高いところに集合してもらうと、見やすいな、と)

子猫見学スペースの奥に出窓があり、
そこはメモリアルスペースになっています。

リビング左側から右側を見るとこんな感じ。
ドリンクスペースにしていた食器棚は桜新町から持ってきました。
上からオシッコされていて、側面と下部の板にしみこんでしまっていたので、
那須に来てから板を交換していただきました。
(そんなことできるんだ〜、とビックリ。大変そうでした)

リビング右側から左側を見るとこんな感じ。
アイアン調折れ戸も桜新町から持ってきました。
リビング左側には、まだ私の書類がたくさんあるので、
キッチン内に書類置き場を作っていただいて
書類をそちらに移動したら、
この折れ戸を開けて、リビング左側も猫に開放する予定です。
猫がいない広いスペースは、あと半年くらいの命でしょうか……。
これだけたくさんの猫と生活していると、
猫のいないスペースは、本当に貴重なのですよ……。
1階は、まだまだ「Before」の状態ですが、
来年の秋には、きっと素敵なカフェになっているはず……。
内装も楽しみですが、何より「猫と遊べる広いウッドデッキ」が楽しみです。
早く、お外で安全に猫たちを遊ばせてあげたいです!
その向こうに、白樺林があって、薔薇がたくさん咲いたらどんなに素敵でしょう……。
とりあえず、一生懸命妄想を膨らませます!
思いついてから移転まではいつも通りバタバタでしたが、
半年以上住んでから本格的リフォーム、というのは初めてです。
ゆっくり考える時間をいただけたと思って、
リフォームまでの妄想期間を楽しみたいと思います。
今回は、1階リビング(将来のカフェスペース)の
2020年夏(内覧〜契約時)と秋(引っ越し後)の様子をご紹介します。
玄関入ったところ。
写ってる足は不動産屋さんですね(笑)。
不動産屋さんにはかなりお世話になりました。
突き当りの扉はトイレです。
トイレの中は湿気で壁紙はがれてボロボロです。
玄関〜トイレは、今回何もしていないので、
夏以降カフェオープンまでにキレイにしたいと思います。
玄関右に入るとリビング&ダイニングルームです。
2020年夏(引き渡し前)のリビングルーム向かって右側。
巨大なカラオケセットが置いてありました。
2020年9月24日〜10月12日まで
LOYDさんが泊まり込みで、リフォームをしてくださいました。
(私と猫たちが最低限生活できるように、というリフォームなので、
仕上げは全然終わっていません)
内覧時・契約時は巨大なカラオケセットがあり、
引き渡しまでに撤去していただいたのですが、
そこに、雨漏りらしき後があり、床と壁がグラグラになっていました。
契約書を確認したところ、
物件状況確認書では雨漏りナシになっていて、
契約不適合責任の通知期間は3か月となっていました。
不動産屋さんにメールすると、
返事をいただくより先に、現地に行ってくださいました。
(その前日、テレビが写らないというメールをしたときも
返事をいただくより先に、現地に行ってLOYDさんに会ってくださっています)
不動産屋さん立ち合いのもと、LOYDさんが壁をあけてみると、
中のすじかいが蟻に食われてボロボロになっていました。
不動産屋さんが売主さんに連絡をとってくださいましたが、
最初は、「シロアリじゃなくてクロアリだから責任はない」というようなことを
おっしゃっていたようですが、裁判の可能性なども含め、
不動産屋さんが強く交渉してくださった結果、
修繕費用を出していただけることになりました。
(私も少額請求訴訟の方法など調べてはいたのですが、
売主さんが修繕費用を出してくださって助かりました。
LOYDさんの出した見積もりも、一般的な金額の7割程度でしたけれど)
LOYDさんもすじかいの交換はしたことがなかったそうですが、
大工さんが忙しくて那須にまで来られないということで、
大工さんに方法を聞いて、LOYDさんひとりですじかい交換してくださいました。
無事にすじかい交換でき、ボードが貼られました。
交換も費用も一件落着しましたが、予想外の工事のおかげで
予定が大幅に遅れてしまったそうです。
(その後、雨が続いた時に、業者さんたちの車が3台
ぬかるみにタイヤがとられてスタックするという事件もあり、
それでも予定が大幅に遅れてしまったのですが)
思い返すと、本当にトラブルの連続だった……。
(ドイツの猫のトラブルもまだひきずっていたし……)
リビング右側部分の現在は、こんな感じ。
窓を二重サッシにして、床を塩ビに張り替えたくらいでしょうか。
床、LOYDさんは無垢フローリングにしたかったようですが、
それだと、猫の爪で傷がつくので、1〜2年に1回
サンダーで磨いてオイルを塗りなおさなくてはなりません。
加齢により、私もしんどいです。
粗相が続くとニオイもしみこみやすくなります。
屋外に広いウッドデッキを作る予定なんだし、
室内はローメンテナンスで済む塩ビにしたいと、
私のほうが強く希望しました。
来年、腰壁を貼ってペンキを塗り、
腰壁上部は珪藻土左官すると思います。
予算足りなければ、ベニヤ貼ってペンキで終わらせるかも。
玄関からの入り口の引き戸は、桜新町から持ってきた
ガラス扉と格子を組み合わせて作りなおします。
桜新町の建具や照明など、持ってこられるものは
全部、那須で活用したいと思っています。
ガラス扉は、等々力では入り口に使っていて
桜新町のバックヤードの入り口に使っていましたが
那須では入り口に使います。
もともと、中野の入り口に使っていた引き戸と
同じデザイン・色の扉を等々力の入り口に作ったものなので、
中野RIENをご存じの方は思い出していただけると嬉しいです。
白い照明(外灯を室内で使用)ひとつ、
中野→等々力→桜新町で使ったものを那須に持ってきています。
この照明も、こんなに転々とするとは思わなかったことでしょう。
那須の照明も、私好みのものに変えたいし、
キャットウォーク、スカイウォーク、天井ハンモックなども設置したいです。
リビング左側。
左奥はキッチンです。
キッチンに猫が入らないように囲い、
猫トイレボックスを作って、リビングから猫が出入りし
キッチン側から掃除をすることができるようにします。
そして、玄関から直接キッチンにもいかれるように
出入り口も作りました。
左側、私が立っている後ろあたりの壁を抜いてもらいました。

人間用トイレの横を通って玄関に行かれます。

柱が立ちました。
このあとボードが貼られます。
キッチンはこんな感じで、ここは特にリフォームしません。
お客様がご覧になるところでもないし、
猫が入るところでもないので。
キッチン左奥は、浴室&洗面所です。
洗面所にシャワー水栓がついていますが、
洗面ボウルの底が丸くて猫もバケツも不安定なこと
排水溝が小さくて毛とりネットかぶせると水が流れにくいこと
シャワーの長さも固定する位置も使いにくいことから、
いずれ、小さい業務用キッチンシンクと使いやすいシャワー水栓で
猫洗い場を作っていただく予定です。
浴室だとやはり洗いにくい……。

柱をたてて、
ボードを貼るとこんな感じ。
キッチンに行く格子戸は桜新町から持ってきました。
このテーブル&椅子は、那須での工事中、
LOYDさんがテレビ台兼パソコンデスク兼食卓に使っていたもの(上から4枚目の写真参照)。
引っ越し後しばらく、私の物置になっていましたが、
片づけたら、作業机としても食卓としても便利なのでそのまま使ってます。
ちゃんと塗装したら、カフェでもそのまま使えるかと。
(何色にするかわからないので、とりあえず白木のまま布かけて使ってます)
今まで、こんな広い作業スペースや食卓もなかったし、
こんな広い猫のいないスペースもなかったので、
なんだかとっても快適です。
この奥に、石油FFヒーターを設置し、その横を収納、
上部に子猫見学スペースを作っていただきました。
格子戸は桜新町から持ってきたものです。
桜新町の広い出窓を格子戸で覆ったスペース、
当初は子猫見学が目的ではなかったのですが、
子猫の見学にとても便利だったので、
同じように作っていただきました。
(床に子猫がいるとお顔見にくいし散らばってしまいがちですが、
高いところに集合してもらうと、見やすいな、と)
子猫見学スペースの奥に出窓があり、
そこはメモリアルスペースになっています。
リビング左側から右側を見るとこんな感じ。
ドリンクスペースにしていた食器棚は桜新町から持ってきました。
上からオシッコされていて、側面と下部の板にしみこんでしまっていたので、
那須に来てから板を交換していただきました。
(そんなことできるんだ〜、とビックリ。大変そうでした)
リビング右側から左側を見るとこんな感じ。
アイアン調折れ戸も桜新町から持ってきました。
リビング左側には、まだ私の書類がたくさんあるので、
キッチン内に書類置き場を作っていただいて
書類をそちらに移動したら、
この折れ戸を開けて、リビング左側も猫に開放する予定です。
猫がいない広いスペースは、あと半年くらいの命でしょうか……。
これだけたくさんの猫と生活していると、
猫のいないスペースは、本当に貴重なのですよ……。
1階は、まだまだ「Before」の状態ですが、
来年の秋には、きっと素敵なカフェになっているはず……。
内装も楽しみですが、何より「猫と遊べる広いウッドデッキ」が楽しみです。
早く、お外で安全に猫たちを遊ばせてあげたいです!
その向こうに、白樺林があって、薔薇がたくさん咲いたらどんなに素敵でしょう……。
とりあえず、一生懸命妄想を膨らませます!
思いついてから移転まではいつも通りバタバタでしたが、
半年以上住んでから本格的リフォーム、というのは初めてです。
ゆっくり考える時間をいただけたと思って、
リフォームまでの妄想期間を楽しみたいと思います。
那須移転覚書・2020年外観編
前回に続き、那須移転覚書です。
今回は、外観編を。

これは2020年夏の写真です(LOYDさん提供)。
7月29日の内覧時かな?
家の右側に苔むしたブロックがあるの、わかりますか?
これは、この家の土地の境界です。
この家の土地は40坪、と別荘にしては狭いのです。

白い車が止まっているのは、隣地になります。
この家と建物だけだと、玄関前に車1台とめるのがやっとです。
この家は、当初の内覧予定にはありませんでした。
ネットで見て気になる物件をいくつか見せていただきましたが、
その時、私はブリーダーと猫カフェをしたい、ということを
不動産屋さんに言っていませんでした。
蓼科の別荘地は営業禁止だったので、
那須の別荘地もおそらくそうであろう、
それなら、不動産屋さんにも言わずにこっそり営業したほうがよいのでは?と
思っていたからです。
しかし、ネットで見て気になっていた物件をいくつか見せていただいて、
管理のしっかりした別荘地は、管理室や巡回があったり
隣の家との距離が近すぎたりで、営業が難しいかも?と思ったところ、
LOYDさんが、「この人、那須でブリーダーと猫カフェやりたいんですよ」と
不動産屋に言いました。
もちろん、LOYDさんとは事前に不動産屋さんに内緒にしようと
打ち合わせしていました。
一瞬「え?」と思いましたが、次の瞬間には、
「LOYDさん、この不動産屋さんを信頼してるんだな」とわかりました。
そして、さらに次の瞬間、不動産屋さんが言いました。
「それなら、お勧めできる物件が1個あります」
いったん、不動産屋さんの事務所に戻り、
そのお勧めの物件のチラシを見せてもらいました。
それが、今の私の家です。
チラシを見た瞬間、LOYDさんは「ここでいいよ、ここにしよう」と言いました。
現物見ないで判断できない、と、現地に案内してもらいました。
この物件、ネットでもチェックしましたが、別荘地にしては
土地が狭すぎる割に高いこと、外観の水色があまり好みではなかったことから、
候補から外した物件でした。
しかし、他の物件を見て、手入れをされない別荘というのは
こんなにも傷むものか、と驚いた後でしたので、
内覧してみて、この値段でこの程度なら住める、と思ったことと、
隣地(55坪)に家は建っておらず、持ち主の名札が立っていて、
その隣地(83坪)も売りに出ていたので、
これらを購入することが可能ならば(持ち主の同意と金額含め)、
よい立地ではないか、と思いました。
内覧時も、LOYDさんは「ここでいいいじゃん、ここにしよう」と
おっしゃいましたし、aiさんも賛成してくれました。
ですので、「ここ買いたいです。
隣地もほしいので持ち主探してください」と頼みました。
8月9日に、この家土地契約し、
その帰り道に、隣地55坪のオーナーさんから売却OKと返事もらえた、と
お電話いただいたのでした。
9月24日にこの家と隣地の引き渡しを受け、
その後、その隣地(83坪)も金額交渉していただき、
10月19日に契約しました。

これが、今の家と隣地、その隣地です。
実測したら登記より少し広かったそうなので、
トータル約180坪というところでしょうか。
東京で180坪持ってたら、大金持ちですよね〜。
しかし、これだけの土地でも固定資産税ゼロなんです。
(資産価値ないということですね……)
築23年の家に、25000円程度の固定資産税がかかるだけだそうです。
築23年、年に1〜2回使うだけなので、
外壁等も苔と汚れがひどかったです。
それを、えつさんとaiさんが、高圧洗浄機で洗ってくださいました。
(私の引っ越し前に)
今回、LOYDさんも高圧洗浄機を購入してくださいましたが、
aiさんは、高圧洗浄機持参で来てくださいました。
(aiさん、草刈り機とか耕運機とかいろいろお持ちなんですよ。頼もしい)

これは夏の玄関付近。

これは現在の玄関付近。

これは室内から見た浄化槽等。夏。
(下水道完備していないので、浄化槽があります)

これは室内から見た浄化槽等。今。
見違えましたね。
あんなに苔だらけだったのが、打ったばかりのコンクリみたい。
玄関周りも外壁も、すっかりきれいになり、
気持ちよく生活させていただいております。



これは、家から庭方向を見たもの。
奥に高い木が何本か生えていて、その間に
びっしりと笹(篠竹)が生えています。
2メートルくらいあるかなあ?
笹が生えているのは、私の土地ではありません。
(私の土地には、木が一本も生えていないのです)
他人の土地の木は切ってはいけませんが、
下草は刈ってOKと、管理をしている自治会長さんに言われました。
防犯的にも景観的にもないほうが望ましいが、
自治会ではそこまでやれない、ということのようです。
私は全然気にならないのですが、
LOYDさんとaiさんは、この他人の土地の笹を刈りたくて仕方ない、と
11月の連休に、刈ってくださいました。
(aiさんは、草刈り機持参。しかもガソリンエンジンの本格的なもの)
私は、おふたりが刈った笹をまとめる係でした……

刈ったあと。
視界がぐっと開けました。
刈ったところ、90坪くらいはあるでしょうか。
将来、商売繁盛したらここも買い足したいところです。
土地が増えたら池掘ってあひるを飼いたいです。
(ローズガーデンの芝生であひるが歩いてたらかわいいじゃない?)

家に向かって左側の他人の土地も笹ぼうぼうでした。

すっきり♪
時間切れで刈り残してしまいましたが、
春までには刈ると思います(aiさんかLOYDさんが)。

以前は、道路から私の家が見えませんでしたが、
今はこんなに開けています。
はじめてくる方に道を説明しやすくなりました。
大通りから1回曲がって、右を見てれば
100メートルくらいでうちが見えるよ、といえばよいので。
aiさんにはすっかりお世話になっていますが、
道具や情報をいろいろお持ちなのと、
現在、一番のご近所さんなので、
これからもおんぶにだっこかと思います。
(以前、西那須のと宇都宮に子猫お譲りしたことありますが、
どちらも現在東京在住なので、aiさんが一番近くのオーナーさんなのです。
近くとはいえ、車で1時間半くらいかかるので申し訳ない気もしますが、
とても頼りにしています)
次回は、内装の途中経過をお知らせします。
今回は、外観編を。
これは2020年夏の写真です(LOYDさん提供)。
7月29日の内覧時かな?
家の右側に苔むしたブロックがあるの、わかりますか?
これは、この家の土地の境界です。
この家の土地は40坪、と別荘にしては狭いのです。
白い車が止まっているのは、隣地になります。
この家と建物だけだと、玄関前に車1台とめるのがやっとです。
この家は、当初の内覧予定にはありませんでした。
ネットで見て気になる物件をいくつか見せていただきましたが、
その時、私はブリーダーと猫カフェをしたい、ということを
不動産屋さんに言っていませんでした。
蓼科の別荘地は営業禁止だったので、
那須の別荘地もおそらくそうであろう、
それなら、不動産屋さんにも言わずにこっそり営業したほうがよいのでは?と
思っていたからです。
しかし、ネットで見て気になっていた物件をいくつか見せていただいて、
管理のしっかりした別荘地は、管理室や巡回があったり
隣の家との距離が近すぎたりで、営業が難しいかも?と思ったところ、
LOYDさんが、「この人、那須でブリーダーと猫カフェやりたいんですよ」と
不動産屋に言いました。
もちろん、LOYDさんとは事前に不動産屋さんに内緒にしようと
打ち合わせしていました。
一瞬「え?」と思いましたが、次の瞬間には、
「LOYDさん、この不動産屋さんを信頼してるんだな」とわかりました。
そして、さらに次の瞬間、不動産屋さんが言いました。
「それなら、お勧めできる物件が1個あります」
いったん、不動産屋さんの事務所に戻り、
そのお勧めの物件のチラシを見せてもらいました。
それが、今の私の家です。
チラシを見た瞬間、LOYDさんは「ここでいいよ、ここにしよう」と言いました。
現物見ないで判断できない、と、現地に案内してもらいました。
この物件、ネットでもチェックしましたが、別荘地にしては
土地が狭すぎる割に高いこと、外観の水色があまり好みではなかったことから、
候補から外した物件でした。
しかし、他の物件を見て、手入れをされない別荘というのは
こんなにも傷むものか、と驚いた後でしたので、
内覧してみて、この値段でこの程度なら住める、と思ったことと、
隣地(55坪)に家は建っておらず、持ち主の名札が立っていて、
その隣地(83坪)も売りに出ていたので、
これらを購入することが可能ならば(持ち主の同意と金額含め)、
よい立地ではないか、と思いました。
内覧時も、LOYDさんは「ここでいいいじゃん、ここにしよう」と
おっしゃいましたし、aiさんも賛成してくれました。
ですので、「ここ買いたいです。
隣地もほしいので持ち主探してください」と頼みました。
8月9日に、この家土地契約し、
その帰り道に、隣地55坪のオーナーさんから売却OKと返事もらえた、と
お電話いただいたのでした。
9月24日にこの家と隣地の引き渡しを受け、
その後、その隣地(83坪)も金額交渉していただき、
10月19日に契約しました。
これが、今の家と隣地、その隣地です。
実測したら登記より少し広かったそうなので、
トータル約180坪というところでしょうか。
東京で180坪持ってたら、大金持ちですよね〜。
しかし、これだけの土地でも固定資産税ゼロなんです。
(資産価値ないということですね……)
築23年の家に、25000円程度の固定資産税がかかるだけだそうです。
築23年、年に1〜2回使うだけなので、
外壁等も苔と汚れがひどかったです。
それを、えつさんとaiさんが、高圧洗浄機で洗ってくださいました。
(私の引っ越し前に)
今回、LOYDさんも高圧洗浄機を購入してくださいましたが、
aiさんは、高圧洗浄機持参で来てくださいました。
(aiさん、草刈り機とか耕運機とかいろいろお持ちなんですよ。頼もしい)
これは夏の玄関付近。
これは現在の玄関付近。
これは室内から見た浄化槽等。夏。
(下水道完備していないので、浄化槽があります)
これは室内から見た浄化槽等。今。
見違えましたね。
あんなに苔だらけだったのが、打ったばかりのコンクリみたい。
玄関周りも外壁も、すっかりきれいになり、
気持ちよく生活させていただいております。
これは、家から庭方向を見たもの。
奥に高い木が何本か生えていて、その間に
びっしりと笹(篠竹)が生えています。
2メートルくらいあるかなあ?
笹が生えているのは、私の土地ではありません。
(私の土地には、木が一本も生えていないのです)
他人の土地の木は切ってはいけませんが、
下草は刈ってOKと、管理をしている自治会長さんに言われました。
防犯的にも景観的にもないほうが望ましいが、
自治会ではそこまでやれない、ということのようです。
私は全然気にならないのですが、
LOYDさんとaiさんは、この他人の土地の笹を刈りたくて仕方ない、と
11月の連休に、刈ってくださいました。
(aiさんは、草刈り機持参。しかもガソリンエンジンの本格的なもの)
私は、おふたりが刈った笹をまとめる係でした……
刈ったあと。
視界がぐっと開けました。
刈ったところ、90坪くらいはあるでしょうか。
将来、商売繁盛したらここも買い足したいところです。
土地が増えたら池掘ってあひるを飼いたいです。
(ローズガーデンの芝生であひるが歩いてたらかわいいじゃない?)
家に向かって左側の他人の土地も笹ぼうぼうでした。
すっきり♪
時間切れで刈り残してしまいましたが、
春までには刈ると思います(aiさんかLOYDさんが)。
以前は、道路から私の家が見えませんでしたが、
今はこんなに開けています。
はじめてくる方に道を説明しやすくなりました。
大通りから1回曲がって、右を見てれば
100メートルくらいでうちが見えるよ、といえばよいので。
aiさんにはすっかりお世話になっていますが、
道具や情報をいろいろお持ちなのと、
現在、一番のご近所さんなので、
これからもおんぶにだっこかと思います。
(以前、西那須のと宇都宮に子猫お譲りしたことありますが、
どちらも現在東京在住なので、aiさんが一番近くのオーナーさんなのです。
近くとはいえ、車で1時間半くらいかかるので申し訳ない気もしますが、
とても頼りにしています)
次回は、内装の途中経過をお知らせします。
2020年12月12日
那須移転覚書
那須に移転して、2か月ほどたちました。
移転までの経緯やリフォームの過程をまとめておきたいと思います。
まずは、移転までの経緯を時系列で。
2020年
1月 叔父と叔母が入院したためカフェ1か月休業
2月 カフェ再開したが、新型コロナウィルスの影響始まる。
3月 新型コロナウィルスの影響大きく、廃業を検討しはじめる。
(桜新町の賃貸借契約の更新が7月1日で、更新料はとうていはらえない状況)
4月 緊急事態宣言発令(4〜5月休業)
東京都の休業協力金、政府の持続化補助金・定額給付金など決まり始め、
廃業の決断は先延ばしに。
(桜新町の賃貸借契約更新することに)
6月 カフェ再開。お客様来てくださったけれど、昨年度の1/2程度。
7月 東京の感染者増加。今後は協力金等それほどでないだろうこと、
7月でこれでは秋以降の感染者はもっと増えるだろうことから、
廃業は時間の問題と自覚しはじめる。
施設入所することになった叔父のマンション売却を任され、
その手続き中に「地方の物件を購入して移転する」
という選択肢が天から降ってきた(7月10日頃)。
(本当に、突然、「降ってきた」感じ)
14日蓼科、23日房総、29日那須の物件を合計12か所内覧。
クラウドファンディングを開始。2日で目標額150万達成。
(オールオアナッシング方式。ショッピングカート使用)
最終的に約350万円のご支援をいただく(感謝!)
最後に見た那須の物件を即決。
8月9日 那須の物件契約
8月19日 桜新町の家をLOYDさん知り合いのフォトスタジオ運営会社が借りてくれること決定。
(桜新町解約申請)
8月24日 ドイツから新入り男の子来日。
(少々トラブルあり)
9月15日 はるかが8にゃん出産(1にゃんはすぐ死亡)
1週間後に乳腺炎発症し、子猫の哺乳開始。
さらに1週間後くらいに、乳房に大きな穴2か所あいた。
(それでも、ちゃんと育児してくれました)
交配時、移転を考えはじめていたものの現実的ではなかった。
9月23日 中古のFIT納車(6年のリース契約)
9月24日 那須の物件引き渡し(残金支払い)・リフォーム開始
10月12日 那須に引っ越し
10月19日 隣地購入の契約
2021年
4月 栃木県と那須町の補助金申請予定
8月 栃木県の補助金審査決定予定
8〜10月 内外装リフォーム(補助金審査おちてもやります)
10〜11月 カフェ再開予定
★車の車庫証明とかLOYDさんのスタジオで動物取扱業登録をするとか
著作権の調停(未解決)とか若くて健康なおとな猫の譲渡先探しとか
移転先の県や町の補助金探しとか
いろんなことを同時並行でやってました。
給付金もいただけるものはいただきましたが、
申請はそれなりに手がかかった気がします。
★補助金は申請し審査決定後でないと、
その事業(カフェのリフォーム)ができないのです。
落ちたら、もっと早くリフォームして
カフェ再開すればよかった、と思いそうですが、
コロナがいつ収束するかわからない今、焦ってリフォームするより
審査に通る可能性があるなら、待ったほうがいいかなあ、と思っています。
(8月頃までアルバイトするかねこじゃらし内職するか……)
箇条書きにするだけでも、なんて濃いぎうぎうな1年だったのだろう、と……。
ヒロミ、権五郎、イネス、レオ、叔母、と見送ったのですが、
悲しいと感じる暇もなかったように思います。
(有難いことです)
3月中旬頃には、6月いっぱいで廃業して(家の更新料払えないので)、
猫たちを可能な限り、新たな飼い主さんに託そうと思っていたので、
(それしかないと思った)
今、猫たちと一緒に那須にいることがとても不思議です。
家も庭も、リフォーム本番はこれからで、
その資金のための融資や補助金審査はこれからですが、
とりあえず、家賃負担から免れることができました。
廃業して実家に帰る、でも私自身はいいのですが、
実家はペット禁止の賃貸なので、高齢・持病もちの猫を何頭も
連れて行くのは難しく、それをどうしようと悩んでいました。
その問題が解決して、高齢の子たちをみんな連れてこられて
本当に安心致しました。
遠方の内覧におつきあいくださり、リフォームしてくださったLOYDさん、
那須内覧、契約の日にアテンドしてくださったaiさん、
リフォームのお手伝いしてくださったえつさん&aiさんには
心から感謝しております。
aiさんのアテンドがなかったら、那須に決めなかったと思います。
那須の不動産屋さんを調べてきてくれたのもaiさんでした。
今回、何人かの不動産屋さんにお世話になりましたが、
那須の不動産屋さんが一番親身に対応してくださったと思います。
蓼科を検討中には、多くの方から反対していただきました。
那須の中腹標高600mちょいでも凍結・積雪あるので、
標高1300mの蓼科は生活できないな、と今思います。
反対してくださった皆さま、有難うございます。
那須でも標高800m前後のところも内覧したのですが、
不動産屋さんからは強く反対されました。
女性ひとりで住むのは無理だ、と。
今は、それも納得です。
そうなると標高1300mのところに住むのはきついですね〜。
(しかも、長野の別荘地は、ほとんどが借地料を払わねばならず、管理費も高く
10年に1度くらい更新があり、しかも、長野の条例で
別荘地での営業を禁止しているので、カフェやブリーダーは
隠れてこっそり、となってしまう)
牛に引かれて善光寺ならぬ
猫に引かれて那須高原、的に
無我夢中でつきすすんできたら、那須にいた感じです。
落ち着いて考えると、蓼科より房総より那須のほうがよいと思いますし、
(住みやすさ、森の猫のイメージ、観光地が多い、東京からのアクセスなど総合的に)
那須の中でも、ここは、そこまで標高が高くなく、
病院、ドラッグストア、コンビニエンスストアが徒歩圏内で、
スーパーやファミレスも車で5分くらいで行かれます。
aiさんによると、「堂々と那須と言えるエリア、
御用邸の下といってよいエリア」だそうですし。
那須は来たことなく、よいイメージも悪いイメージも
な〜んにもありませんでした。だから物件探しも最後でした。
那須塩原市、那須町などの区別も全然ついていない状態で決めてしまったし。
(自分で探した不動産屋で、塩原温泉のほうの物件を見る予定だったのですが、
那須の不動産屋さんから、「そこは冬閉鎖するので定住できない」と言われ、
aiさんからも、塩原温泉と那須は別のエリアと指摘されました)
どうせなら、堂々と那須と言ってよい場所のほうがいいですものね〜。
等々力7丁目で「自由が丘」と名乗るようなのは
あんまり好きじゃないです
(等々力6〜7丁目くらいでも、不動産屋チラシでは「自由が丘」となっていて
自由が丘から徒歩15〜20分とかが強調されていたりします)
12か所一緒に内覧してくれたLOYDさん、
那須のことをよくご存じのaiさんと不動産屋さんが
ここなら定住OKお店OK、ここしかない、というなら、と
直感で決めましたが、ここでよかったと思います。
まあ、中野でお店始めた時も、等々力に移転した時も
桜新町に移転した時も、熟考の後の判断というより
思いつきと直感だけだった気がしますが……。
そして、クラウドファンディングにご協力くださった皆様のご支援がなければ、
移転の決断もできませんでしたし(150万集まらなかったら廃業と決めていた)、
ご支援がなければ、隣地(55坪)やその隣地(83坪)も購入できませんでした。
(お店やるにはこれらの土地を買って駐車場や眺望を確保する必要あり)
皆様、本当に有難うございました、
「(猫の)実家がなくなるのはさびしい」と多くのメッセージをいただき、
本当に、心から嬉しく有難く思っております。
皆様、是非、「那須の実家」に遊びにいらしてくださいね。
これから何回かにわけて、リフォームBefore/afterの中間報告をします。
(まだ完成にはほど遠く、来年秋にカフェ再開する段階でも未完成部分あるはず)
移転までの経緯やリフォームの過程をまとめておきたいと思います。
まずは、移転までの経緯を時系列で。
2020年
1月 叔父と叔母が入院したためカフェ1か月休業
2月 カフェ再開したが、新型コロナウィルスの影響始まる。
3月 新型コロナウィルスの影響大きく、廃業を検討しはじめる。
(桜新町の賃貸借契約の更新が7月1日で、更新料はとうていはらえない状況)
4月 緊急事態宣言発令(4〜5月休業)
東京都の休業協力金、政府の持続化補助金・定額給付金など決まり始め、
廃業の決断は先延ばしに。
(桜新町の賃貸借契約更新することに)
6月 カフェ再開。お客様来てくださったけれど、昨年度の1/2程度。
7月 東京の感染者増加。今後は協力金等それほどでないだろうこと、
7月でこれでは秋以降の感染者はもっと増えるだろうことから、
廃業は時間の問題と自覚しはじめる。
施設入所することになった叔父のマンション売却を任され、
その手続き中に「地方の物件を購入して移転する」
という選択肢が天から降ってきた(7月10日頃)。
(本当に、突然、「降ってきた」感じ)
14日蓼科、23日房総、29日那須の物件を合計12か所内覧。
クラウドファンディングを開始。2日で目標額150万達成。
(オールオアナッシング方式。ショッピングカート使用)
最終的に約350万円のご支援をいただく(感謝!)
最後に見た那須の物件を即決。
8月9日 那須の物件契約
8月19日 桜新町の家をLOYDさん知り合いのフォトスタジオ運営会社が借りてくれること決定。
(桜新町解約申請)
8月24日 ドイツから新入り男の子来日。
(少々トラブルあり)
9月15日 はるかが8にゃん出産(1にゃんはすぐ死亡)
1週間後に乳腺炎発症し、子猫の哺乳開始。
さらに1週間後くらいに、乳房に大きな穴2か所あいた。
(それでも、ちゃんと育児してくれました)
交配時、移転を考えはじめていたものの現実的ではなかった。
9月23日 中古のFIT納車(6年のリース契約)
9月24日 那須の物件引き渡し(残金支払い)・リフォーム開始
10月12日 那須に引っ越し
10月19日 隣地購入の契約
2021年
4月 栃木県と那須町の補助金申請予定
8月 栃木県の補助金審査決定予定
8〜10月 内外装リフォーム(補助金審査おちてもやります)
10〜11月 カフェ再開予定
★車の車庫証明とかLOYDさんのスタジオで動物取扱業登録をするとか
著作権の調停(未解決)とか若くて健康なおとな猫の譲渡先探しとか
移転先の県や町の補助金探しとか
いろんなことを同時並行でやってました。
給付金もいただけるものはいただきましたが、
申請はそれなりに手がかかった気がします。
★補助金は申請し審査決定後でないと、
その事業(カフェのリフォーム)ができないのです。
落ちたら、もっと早くリフォームして
カフェ再開すればよかった、と思いそうですが、
コロナがいつ収束するかわからない今、焦ってリフォームするより
審査に通る可能性があるなら、待ったほうがいいかなあ、と思っています。
(8月頃までアルバイトするかねこじゃらし内職するか……)
箇条書きにするだけでも、なんて濃いぎうぎうな1年だったのだろう、と……。
ヒロミ、権五郎、イネス、レオ、叔母、と見送ったのですが、
悲しいと感じる暇もなかったように思います。
(有難いことです)
3月中旬頃には、6月いっぱいで廃業して(家の更新料払えないので)、
猫たちを可能な限り、新たな飼い主さんに託そうと思っていたので、
(それしかないと思った)
今、猫たちと一緒に那須にいることがとても不思議です。
家も庭も、リフォーム本番はこれからで、
その資金のための融資や補助金審査はこれからですが、
とりあえず、家賃負担から免れることができました。
廃業して実家に帰る、でも私自身はいいのですが、
実家はペット禁止の賃貸なので、高齢・持病もちの猫を何頭も
連れて行くのは難しく、それをどうしようと悩んでいました。
その問題が解決して、高齢の子たちをみんな連れてこられて
本当に安心致しました。
遠方の内覧におつきあいくださり、リフォームしてくださったLOYDさん、
那須内覧、契約の日にアテンドしてくださったaiさん、
リフォームのお手伝いしてくださったえつさん&aiさんには
心から感謝しております。
aiさんのアテンドがなかったら、那須に決めなかったと思います。
那須の不動産屋さんを調べてきてくれたのもaiさんでした。
今回、何人かの不動産屋さんにお世話になりましたが、
那須の不動産屋さんが一番親身に対応してくださったと思います。
蓼科を検討中には、多くの方から反対していただきました。
那須の中腹標高600mちょいでも凍結・積雪あるので、
標高1300mの蓼科は生活できないな、と今思います。
反対してくださった皆さま、有難うございます。
那須でも標高800m前後のところも内覧したのですが、
不動産屋さんからは強く反対されました。
女性ひとりで住むのは無理だ、と。
今は、それも納得です。
そうなると標高1300mのところに住むのはきついですね〜。
(しかも、長野の別荘地は、ほとんどが借地料を払わねばならず、管理費も高く
10年に1度くらい更新があり、しかも、長野の条例で
別荘地での営業を禁止しているので、カフェやブリーダーは
隠れてこっそり、となってしまう)
牛に引かれて善光寺ならぬ
猫に引かれて那須高原、的に
無我夢中でつきすすんできたら、那須にいた感じです。
落ち着いて考えると、蓼科より房総より那須のほうがよいと思いますし、
(住みやすさ、森の猫のイメージ、観光地が多い、東京からのアクセスなど総合的に)
那須の中でも、ここは、そこまで標高が高くなく、
病院、ドラッグストア、コンビニエンスストアが徒歩圏内で、
スーパーやファミレスも車で5分くらいで行かれます。
aiさんによると、「堂々と那須と言えるエリア、
御用邸の下といってよいエリア」だそうですし。
那須は来たことなく、よいイメージも悪いイメージも
な〜んにもありませんでした。だから物件探しも最後でした。
那須塩原市、那須町などの区別も全然ついていない状態で決めてしまったし。
(自分で探した不動産屋で、塩原温泉のほうの物件を見る予定だったのですが、
那須の不動産屋さんから、「そこは冬閉鎖するので定住できない」と言われ、
aiさんからも、塩原温泉と那須は別のエリアと指摘されました)
どうせなら、堂々と那須と言ってよい場所のほうがいいですものね〜。
等々力7丁目で「自由が丘」と名乗るようなのは
あんまり好きじゃないです
(等々力6〜7丁目くらいでも、不動産屋チラシでは「自由が丘」となっていて
自由が丘から徒歩15〜20分とかが強調されていたりします)
12か所一緒に内覧してくれたLOYDさん、
那須のことをよくご存じのaiさんと不動産屋さんが
ここなら定住OKお店OK、ここしかない、というなら、と
直感で決めましたが、ここでよかったと思います。
まあ、中野でお店始めた時も、等々力に移転した時も
桜新町に移転した時も、熟考の後の判断というより
思いつきと直感だけだった気がしますが……。
そして、クラウドファンディングにご協力くださった皆様のご支援がなければ、
移転の決断もできませんでしたし(150万集まらなかったら廃業と決めていた)、
ご支援がなければ、隣地(55坪)やその隣地(83坪)も購入できませんでした。
(お店やるにはこれらの土地を買って駐車場や眺望を確保する必要あり)
皆様、本当に有難うございました、
「(猫の)実家がなくなるのはさびしい」と多くのメッセージをいただき、
本当に、心から嬉しく有難く思っております。
皆様、是非、「那須の実家」に遊びにいらしてくださいね。
これから何回かにわけて、リフォームBefore/afterの中間報告をします。
(まだ完成にはほど遠く、来年秋にカフェ再開する段階でも未完成部分あるはず)