2022年04月29日

3月生まれの子猫たち、オーナーさん募集開始します!

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3月生まれの子猫たち、オーナーさん募集開始します!

詳細はこちらをご覧ください。
https://rien222.com/kitten

みんな、とても元気にかわいく成長中です。
離乳も順調で、缶詰をがつがつ食べています。
おトイレもほぼ覚えたかな?

posted by RIEN at 20:40| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | こねこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

まめざくら永眠

昨日、勘三郎を病院に連れて行っている間に、
まめざくらが息をひきとりました。

2020年6月の健康診断で糖尿病が発覚。
インスリン注射を続けていましたが、
その後、腎不全になりました。
インスリン注射とラプロス内服を続けていましたが、
昨年秋、低血糖を起こし、それ以来インスリンは不要になりました。

その後、腎不全は次第に進行し、
1日おきの皮下補液がはじまり、
それが毎日になりました。
貧血も進んできました。

2週間前に、体重が2.2キロとなり、
極度の貧血となりました。
食欲増進剤(ミルタザピンの塗り薬)も使い始めました。

でも、1週間前からほとんど食べなくなりました。
だんだん、歩けなくなりました。
(トイレに行っても行き倒れてしまう)

一昨日くらいから、立つこともままならなくなり、
呼吸が浅くゆっくりになりました。
昨日は、ほぼ動けない状態でした。

先のブログに書いたように、一昨日〜昨日は、
勘三郎の通院でバタバタしており、
看取ってあげることはできませんでした。

が、立つこともできない状態でも、
名前を呼べばお返事してくれて、
なでるとゴロゴロ言ってくれました。

最後に、勘三郎を病院に連れていく時、
帰ってくるまで待っててね、となでると
ゴロゴロ言ってくれました。

本当は、今日、まめざくらの火葬の予定でしたが、
明日、勘三郎とまめざくらを一緒に火葬していただけることになりました。
ふたりは、夫婦だったこともありますし。
シルバークラシックタビー&ホワイトのハチワレで、
鳩が豆鉄砲をくらったような顔で
なんだか似たもの夫婦でしたね。

まめざくら&勘三郎には、
たくさんのかわいい子猫を残してくれたこと、
本当に感謝しています。
posted by RIEN at 20:37| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 白縫姫(まめざくら) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

勘三郎が急逝しました。

我が家の大事な父猫、勘三郎の安楽死を先ほどお願いしてきました。
尿道に腫瘍ができてしまい、大手術を行ったものの、
予後がよくなかったためです。

以下、一昨日からの経過を書きます。

4月27日朝、大量の血尿を発見しました。
(マーキングの激しい子なので、床や壁が血だらけ)
一昨日は、かかりつけ病院の休診日でした。
血尿には慣れていますし、血尿でも詰まらなければ
とりあえずは命に関わらない、
年齢からするとおそらくストルバイトだろう、と
(海老蔵で慣れてます……)
塩化アンモニウム、アモキクリアを飲ませ、
ヒルズのc/dドライを食べさせました。
食欲旺盛なので、様子を見て、翌日診察に連れて行こうと思いました。

が、午後にまったくマーキングもトイレもせず、
17時には、膀胱がピンポン玉みたいになっていました。

かかりつけ病院に電話すると(救患は対応してくれます)、
コロナワクチンの副反応で39度5分熱があるとのこと、
近くの別の病院に行くことにしました。

かかりつけ病院の休診日なので、とりあえず
膀胱洗浄をお願いしてもよいか、と聞き、OKというので依頼。
鎮静・麻酔をしないと無理だから、と、
こちらに確認する間もなく注射。

超音波で石を砕きながら膀胱洗浄をするとのことだったのですが、
1時間近くがんばっても、カテーテルが通らず、
これ以上は無理だが、まったく閉塞しているわけではないので、
圧迫して可能な限り尿を排出しておいた、とのことで、帰宅。

27日の夜〜28日朝、勘三郎はまったくおしっこをしませんでした。
かかりつけ病院の昨日のああああ診察は14時からです(午前中は牛の往診)。
近所(といっても車で30分)で8時から診療している病院を見つけ、
7時半に到着し、電話をいれたら早めに診療してくれました。

とてもフレンドリーで、丁寧で優しい、女医さん2世代の病院でした。
丁寧にカテーテルを通し、丁寧に超音波でくだく作業をしてくださいましたが、
8時〜12時までかかっても
結局、カテーテルは通りませんでした。
レントゲンで、腎臓が腫れている、膀胱は3倍程度になっている、
でも、まだ命の危険というほどではない、と言われました。
エコーで、石はない、結晶も見当たらない、
つまっているのは、おそらくタンパク質だろうと言われました。

痛みがあるようでかわいそうだし、
14時からの診察なら、痛みなく診察できるように、と
メタカムを注射してくれました。

そして、かかりつけ病院に14時に行きました。
(一番に診察してほしかったので13時に行きました)

膀胱がパンパンなので、すぐに処置しなくてはならない、
極力、尿道を通せるよう努力はするが、無理な場合は
尿道を切開する手術になる(去勢になってしまう)と言われました。
命を救うためにやむをえない、と。
これから麻酔をかけて処置する、と言われました。

その時、「メタカムなんて打たないでくれればよかったのに。
腎臓が痛んでいるのに、さらに腎臓に負担がかかってしまう。
どうせなら、プレ(?)にしてくれればいいのに」
とおっしゃっていました。

15時半頃、診察室に呼ばれました。
直腸から触診したところ、尿道の内部に腫瘍がある。
病理検査できないので、何かははっきりしないが、
腫瘍であることは間違いない。
腫瘍を摘出するのは、二次診療の病院でないとできない、とのことでした。
腫瘍を摘出しなければ、余命は1か月程度、とのことでした。
どのような経過をたどるのかを伺うと、
リンパから肺に転移して、肺炎で死ぬことになるだろう、と。

世田谷のかかりつけ院長先生にも申し上げていましたが、私の経済力では
高度医療は無理なので、那須の病院でできることをやってほしいと
申し上げました。

そうしたら、腎臓から膀胱に伸びている尿管を
腹部表面につないで、腎臓から直接体表に尿を排出できるような手術で
とりあえず延命することならできる、とのことでした。
それをしなければ、尿道が閉塞しているので
尿毒症、水腎症で数日ももたないだろう、と。
その手術をお願いしました。

まず、仮の尿路を作ってから、日時を改めて
尿路形成手術をするので
私はいったん帰ることになりました。

車に乗って帰ろうとしていると、先生が走ってきて、
「勘三郎が危ない」とおっしゃいます。
痙攣が起きはじめた。腎臓から来ているのだろう、とのこと。
私も手術室に行きました。
開腹はまだされていない状態でした。

手術をやめて様子を見るか、手術を続けるかの選択を迫られました。
腎臓に負担がかかって痙攣しているなら、
点滴をいれて流して解毒するしかないし、
尿道が詰まったまま点滴をしても腎臓に負担がかかる、
仮の尿道を作って点滴をするしか選択肢はないと思いました。
仮の尿道を作る手術の最中に死亡するかもしれないし、
手術を見送っても死亡するかもしれないなら、
できることをやって死亡するほうがよい、と申し上げました。

そして、ずっと車で待っていました。
19時半頃、呼ばれました。
これから、酸素の管を抜管するが、
自発呼吸が戻らないかもしれないから、と。

自発呼吸は戻りました。
手術内容の説明は、
腎臓からの尿管が脂肪にはりついていてはがすのが大変だった、
片方は、膀胱からの距離があり、尿路を伸ばして縫ったが、
戻ってしまった。戻ったものをもう一度縫い直したが、同じだった。

片方は、尿管を腹部表面に縫い付けることに成功して、
そこから、尿が流れ出ているが、
この尿管も腹腔内に戻ってしまう可能性がある。
そうなると、きょけつせい(?)腎不全になり死亡する。

結局、仮手術・本手術、とわけて、2回麻酔をかけるより
1回で終わらせたほうが、腎臓への負担がかからない、という
ご判断で予定変更して、手術を全部済ませてくださいました。

以上のような説明でした。
かかりつけ病院でできることはこの方法しかなかったそうです。
私も、たしかにその通りだと思いました。
高度医療を選ばなければ、この手術か安楽死くらいしか
選択肢がなかったのでしょう。

診察〜手術で5時間以上かかったのですが、
他の患者さんをたくさんお待たせして(連休前なので大混雑)、
緊急手術をしてくださった先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、29日14時前に電話がありました。
勘三郎ですが、尿管が詰まってしまったので、点滴を外した、と。
腎臓からどこにも排出されない状態になってしまったので
今夜〜明日、苦しみ始めることは確実だと思うので、
安楽死をお願いしました。
一度、帰宅させ、勘三郎の自室でくつろいでもらってから、
再度、診察終了間際の病院に連れて行きました。
尿道内の腫瘍がどのようになっているのか、
解剖をさせてほしいとのことだったので、お願いしました。
(これから牛の往診に行き、その後解剖をするそうですが、
2〜3時間かかるとのことで、明日迎えに行くことにしました)
夜中までかかるのですが、今後のために勉強させてほしい、とのことでした。

昨日も今日も、経過を世田谷のアルマ動物病院の院長先生にメールしました。
(GW休暇に入っていることは知っていたので、相談ではなく報告です)
那須の先生の、診察〜手術までの即座の対応がすごい、
そして、尿路をいじる手術をするというのもすごい、というお返事でした。

説明を聞いていても、難易度の高い手術だと思いました。
今の那須のかかりつけ病院、とてもすごい技術や知識をお持ちのようです。
オーナーさん方からのご相談を相談した時は、新しいデータを示して説明してくれました。
FIPの新薬や、パルボの血清療法などもされてますし。
午前中は牛の往診をしている、ということがネックで
最初は、かかりつけ候補から外してしまいましたが、
大変失礼な勘違いをしていたようです。

勘三郎が急逝して、とても悲しいのではありますが、
那須のかかりつけ病院の対応には感動しました。
今後、うちの子たちを安心してお任せできると思いました。
那須に移転するにあたり、一番の懸念が、
よい動物病院があるだろうか、ということでしたが、
一番近い動物病院が、おそらく那須で一番の動物病院ではないかと思います。

39度の熱の翌日に、5時間以上勘三郎にかかりきりになってくださった先生に
心から感謝しております。

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自宅に帰り、トイレでくつろいでいる勘三郎です。
(残尿感のようなものがあったのでしょうか。
自宅では、ずっとここにいました)
ねこじゃらしを見せたら、かすれた声で「カカカ」と言いました。
posted by RIEN at 20:28| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 勘三郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月24日

メイくん&とらくんの里帰り♪

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とらくんは、すぐに馴染んでくつろいでくれました♪

ブルーかブルーシルバーか曖昧な状態でお譲りしたのですが、
とても美しいブルーシルバーになってました!

フサフサでゴージャスで、
うちの猫たちより立派すぎます!
(なんでウチの子たち、しょぼいのだろう…)


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メイくんは、最初椅子の下でヤドカリ状態でしたが、
高いところもぐるっと探検し、
満足そうにしてくれました!

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メイくんは、父親カステラ七之助そっくりで、
でも、父親よりイケメンでした!!
(耳がカラカルみたいでかっこいい)

今度はお泊まりで遊びにおいでね〜♪




posted by RIEN at 20:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰り♪ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月22日

3月生まれの子猫たちお披露目します♪

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3月生まれの子猫たちの成長記録をアップしました。
今回の仮名(幼名)は、3月頃〜咲く球根のお花からとりました。
ぜんぶ、那須RIENに植わっていますよ♪

オーナーさん募集はもう少しお待ちくださいね。
ただいま離乳期で体調を崩しやすいので、
もう少し落ち着いてから、募集開始します。
今のところ、みんなすくすく成長しています。

子猫の仮名、性別、カラー、成長記録はこちらです。
https://rien222.com/kitten
posted by RIEN at 20:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | こねこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月21日

猫カフェ5月の予定です。

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5月は、東京での子猫見学会、にゃみりー会、
甘露さんの出張お茶会等あるため、
GW後は、極端に営業日時が少なくなってしまいました。
新緑〜ツツジのよい季節なのですが……。

そして、GWのご予約全然なくてガラガラです。
むしろ、冬季閑散期のほうがご予約多かったかも。

GWは、道路もホテルも観光地も混むので、
それを避けたい、という方が、
うちのお客様には多いのでしょうね。
そういえば、桜新町の頃もGWはあんまり混まなかったのでした。
みんな、レジャーに行ってるのかなあ?と思ってましたが、
観光地に移転しても全然混まないんですけど。

GWににゃみりー会しても、
道路混むし、ホテルは値段高いので申し訳ないしねぇ。
短期バイトとかで出稼ぎに行ったほうがいいのかしら。
ねこじゃらし製作や動画制作にいそしむとか……。
来年のGW、どうしたものか……。
posted by RIEN at 20:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 今月の営業日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月19日

4月のお誕生日♪

4月はお誕生日ラッシュで、インスタやツイッターでも
お誕生日をお祝いしてもらっている記事を
たくさん見かけました。
みんな、大切に育てられていて、とても嬉しいです。

4月4日は、ハルくん、チャーリーくん、ベガくん、ひよこちゃんの6歳のお誕生日、
5日は、ルナちゃん、ソルくん、すみれちゃん、ルーちゃん、リキくんの8歳のお誕生日、
    白雪姫の11歳のお誕生日、
7日は、梵天丸くん、ウィルくんの8歳のお誕生日、
10日は、ジャスミンちゃん、翡翠くん、アルくん、ティアくんの6歳のお誕生日、
11日は、マリーちゃん、ぽっぽくん、茶々丸くん、小太郎くんの18歳のお誕生日、
13日は、リューゲンハイトくんの16歳のお誕生日、
    ルネ君、ウォーデン君、ルキアちゃんの13歳のお誕生日、
14日は、シグルくん、朱夏くん、藤十郎くん、ミカエルくん、咲葵ちゃんの10歳のお誕生日、
15日は、七音ちゃん、雪桜くん、ビスコちゃん、オレオの5歳のお誕生日、
輝夜ちゃん、銀河くん、アリアちゃん、アーサーくん、ポワールちゃん、クロワちゃんの3歳のお誕生日、
16日は、綴ちゃん、FREYくん、パールくんの12歳のお誕生日、
18日は、剛志くん、エドワードくん、マオくんの10歳のお誕生日、
19日は、アッシュくん、蓮華ちゃん、ユングくんの10歳のお誕生日、
26日:ディエゴくん、青鈍くん、空くんの12歳のお誕生日、
   日和ちゃん、パンダ、瑞樹くんの9歳のお誕生日です。

みんなお誕生日おめでとう!!
4月生まれはシニア世代が多いのですね〜。
持病持ちの子も、一病息災で、元気に楽しく長生きしてもらいたいです。
来年もお誕生日を迎えられますように。

心那ちゃん、オーデルくん、まふぃんちゃん、林檎ちゃん、紗ちゃん、八雲くん、ダイヤくん、
collonちゃん、ノワちゃん、銀朱くんの分も、
同居猫さん、きょうだい猫さんは長生きしてくださいね。

毎日が、1週間が、1か月が、1年が、
本当に早く過ぎ去っていきます。
1日1日を大切に過ごさなくちゃ、と思いつつ、
ダラダラごろごろ過ごしてしまうことが多い私です……。
今いる子たちと過ごせる時間、
猫カフェやブリーダーをできる時間、
猫と過ごせる時間、そう長いわけではないので
もっと、時間を大切に味わって噛みしめて過ごしたいものです。


posted by RIEN at 19:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お誕生日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月17日

モモちゃんの里帰り♪

ダナエ&カステラ七之助の娘
モモちゃんが里帰りしてくれました。

最初はビビってましたが、少しずつ慣れて、
高いところでくつろいでくれました。

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スマホ撮影、スマホでブログアップだと
向きが変えられない…

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こちらは母猫ダナエ。
そっくり母娘です。
posted by RIEN at 21:30| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰り♪ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月13日

裁判終了

裁判所から、「著作権侵害があると判断したうえでの」和解勧告案が出されまして、
先方が、イギリスとアメリカでの出版販売停止を出版社に依頼しました。
出版停止を確約するとの和解条項であれば、
それが、私の一番の希望なので、和解することにしました。
本日、和解調書が届いたので、これでおしまい、ということのようです。
簡単にあっけなく終わっちゃうものなんですねぇ。

柚くん&律ちゃんオーナーさんに
先方の刺繍と私の写真を透過度40%で重ねるとほぼ一致する画像や、
(輪郭、毛並み、目の瞳孔の開き具合、キャッチライトの位置など、ほぼ重なる)
先方の本の付録のテンプレートと私の写真を重ねるとほぼ一致する画像を
作っていただきましたが、それが一番わかりやすい証拠となったのでは、と思います。
透過度40%で重ねるというアイデアをいただき、
画像も作成していただき、本当に有難うございました。

先方が、著作権侵害訴訟の原告になったことがあること、
(アパレルブランドが先方の作品を無断で商品化した、と訴訟を起こして和解しています)
先方のブログには、他の方には写真使用の許可を事前にお願いしているらしいことや
「写真の著作権まではくださらなくてよいので写真使わせてください」といった記載があり、
写真そっくりに刺繍することが著作権の問題になることを
よくわかっていたはずなのに、
私の写真そっくりの刺繍を作成し、刺繍手順48カットとともに
海外の版元に版権ごと譲渡しました。

その刺繍は本文でも48カット使われ、その刺繍のテンプレートとアイロンプリントが
巻末付録につけられ、その刺繍が本件書籍の表紙になりました。
イギリスとアメリカで予約が始まり、フランスと日本での出版が決まった段階で、
写真使用の許諾依頼メールが来て、お断りしてから、約2年たちました。
(フランスと日本の書籍では、その刺繍は他のものに入れ替えました)

調停でも裁判でも、先方は、著作権侵害を否定していました。
写真と刺繍は表現手段が違う、とか
写真と刺繍では猫の向きや色合いが違う、といったことを
理由にしていました。

先方の主張にひとつひとつ証拠を見つけて反論し、
裁判所の和解勧告を経て、和解成立となりました。
アドバイスなどくださったり、応援してくださった皆様、
本当に有難うございました。

日本で判決をもらったら、損害賠償金をもとに
イギリスとアメリカの出版社に差し止め請求をするつもりでいました。
大使館に頼むと、日本人弁護士のいる法律事務所を紹介してくれることまで
わかっていたので、相談してみて、海外でも本人訴訟でいけそうなら
本人訴訟をしてみるつもりでした。
英語得意なオーナーさんたくさんいるので、添削してもらって。

すっきりした、というよりも、
むしろ、ここまでした自分が悪人に思えてきて、
なんだかもやっとした気持ちです。
写真使うくらいOKしてあげればいいじゃん、、、と
思えないから、訴訟を起こしたわけなんですけども。
自分も原告経験あるのになんで? 他の人には事前の承諾得てるのになんで??と
わかってるはずなのになんで〜???と
今でも、腑に落ちない感じがとても大きいです。
海外だからバレないだろう、と魔がさしちゃったんですかね?
まさか表紙になってアマゾンに写真載っちゃうとは思わず、
先方もびっくりしたんでしょうかね。
魔がさしちゃったなら、なんで?と追及しても仕方ないですね。

最終的に、海外の出版社と交渉して販売停止にしてくれたので、
裁判官がおっしゃる通り、誠意ある対応をしてくれたのだと思います。
私の心が狭いばかりに、大変な思いをさせてしまって
先方にも申し訳なかったような気がします。

今回の件で、私が今一番感じているのは、
「魔が差す」ということの怖さです。
それしか理由がつけられない行動、というのが
たぶん、誰の人生にもあるのではないでしょうか。
いつもきちんとしていることを、たまたま1回だけ怠って
大事故につながってしまうとか。
今回、私は被害者ということになると思いますが、
加害者にならないように気を付けなくては、と改めて思ったのでした。
posted by RIEN at 12:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 女中(RIEN店長) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月06日

乙姫ちゃんの訃報

富姫とレオの娘の乙姫ちゃんが3月28日に亡くなりました。
11歳9か月でした。

昨年秋に高グレード悪性リンパ腫を発症し、
乙姫ちゃんもコスモスさん・旦那様も本当に
頑張って治療を続けてこられました。

詳細は、コスモスさんのブログをご覧ください。

もふ猫「乙姫」物語
http://cosmos88.cocolog-nifty.com/blog/

RIENが等々力にあった頃、コスモスさんのお宅は、
徒歩5〜10分くらいのところで、一番のご近所さんでした。
電柱の張り紙でRIENを知り、ご来店いただき、
乙姫ちゃんをお迎えいただき、そのあとも
プリンス君、エディくんときょうだいをお迎えいただきました。

乙姫ちゃんをご見学いただいた時、
ずっと寝ていて、丸まった様子がおはぎみたいだね、と
笑っていたことが、つい最近のことのようです。
等々力の頃は、ほぼ毎週猫同伴でカフェに遊びに来て下さっていました。

乙姫ちゃんは、里帰り回数が一番多い猫だったと思います。
それだけに、私もとても寂しいです。
11歳、まだ若いのに……。

お仕事もお忙しい中、ご夫婦で看病を
頭が下がるくらいに頑張ってくださいました。
体調を崩されないか、とても心配です。

プリンスとエディくんには、乙姫ちゃんの分も
元気に長生きしてもらいたいです。
2にゃんの存在で、コスモスさんご夫妻の悲しみが
少しでも和らぎますように。

乙姫ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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コスモスさんのベストショットだそうです。
4歳の頃の乙姫ちゃん、かわいかったですねぇ。
posted by RIEN at 18:29| 東京 ☀| Comment(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする