揚巻 「そこのちっこいの、お前さん、RIENに残るんだってねぇ」
リルケ 「あい。姉さん、よろしゅう」
揚巻 「で、お前さん、名は決まったのかい?」
リルケ「まだー」
揚巻 「そうかい。そんなら、わたしにいい考えがありんす」
リルケ 「リルケ、かわいい名前がいいー♪」
揚巻 「禿、ってのはどうだい?」
リルケ 「リルケ、読めなーい」
揚巻 「かむろ、とも読むし、ハゲ、とも読む。どうだい?
お前さんにピッタリじゃないかぇ?」
※かむろ、とは・・・
おかっぱ頭のこと、遊女の娘や遊女に仕える童女のことなど
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%BF
ちなみに、
「揚巻」は吉原ナンバーワンおいらん(おいらん=高級遊女)
余談;
私が敬愛する中島みゆきさんの夜会(今晩屋)に、
「愚かな禿」という歌がありました。
(おろかなはげ、と読まないように・笑)
「正しきお方が多すぎるので、
賢きお方が多すぎるので、
禿は愚かでおるのがよかろ」という歌詞です。
おかっぱ頭の禿が、赤と白の紙風船で遊ぶ場面が
非常に幻想的で、かつ切なくて印象に残っています。
さっき、ネットで検索していたら、
夜会の解釈について熱く語るブログなどをいくつか発見。
あの紙風船は108個あるとかないとか……。
誰がどうやって数えたんだろ……?
(そっちに集中したら、歌や表情に集中できなくてもったいなくない?)
(脱線:
以前、あかねこさんとお話させていただいてたとき、
「今、猫カフェの猫って何頭くらいいるのかしら?」と
私が何の気なく発した質問に、彼は即答。
「333匹です!」
そのときは、このひとすげー、まじすげー、と思いました。
私は、数字に弱くて、1、2、たくさん! になっちゃう人なので・笑)
さて、みゆきさんの夜会は、ストーリー、歌詞ともに
解釈が一筋縄ではいかなくて、
古典やらなにやらひっくり返しつつ
みゆきさんが伝えたかったことはなんだろう? と
いつも考え込んでしまうのですが、
この「愚かな禿」も、この夜会の中でどういう意味があるのか
サッパリわからないもののひとつです。
唐十郎の世界にも似ていて、戯曲というより抒情詩といったらいいのかしら。
ものすごく美しく、哀しい世界があるのですが、
そこに意味や解釈を見出そうとすると、
その世界がするりと逃げていってしまうような、
とらえどころのなさが魅力なんでしょうね。
余談が長くなりました。
お客様の中には、案外、みゆきさんファンの方いらっしゃるんですよね。
今度いらしたら、話ふってくださいね♪
語りましょ♪
リルケ 「リルケ、ハゲ違うーーー! 揚巻姉さんのばかー」
揚巻 「禿の分際で、いい気になるんじゃないよッ」
リルケ 「ごめんなさーい! リルケが悪かったー
(とりあえずあやまっとこ)」
揚巻姉さん、こわーい。
リルケ、RIENで生きていかれるのかしらん……?
今も、リルケは私の膝の上で伸びきって寝ているのですが、
その姿を見ていると、
「RIENに残ることにはいろいろな不安や心配があると思うけれど、
一生全力で守るから」と言いたくなるくらい、いとおしいです。
(いつの、誰の台詞だ……笑)
なんでこんなかわいい子が生まれちゃったんでしょうね。
RIEN殺すにゃ刃物はいらぬ。
リルケ1頭かくしゃいい……
ってくらい、もし、この子がいなくなったら、
多分私はおかしくなると思う(笑)。
…名前、なるべく早く決めて発表しますね。
しばし、お待ちを……。
皆さんの意見伺って、さんざん悩んだ挙句、
「禿」になったたりして(笑)。
今日も動画いっこどうぞ♪
どんくささがたまらん。
つい声に出して笑ってしまいました。
そうだっ!
リルケのレンタルとか始めませんか?!
RIENはきれいでコワイ姐さんたちがたくさんいるから、たいへんだよ!
ハゲって呼ばれてそう…
やっぱりポニョの声で読んでしまいます。
私はそのままリルケの方が良いかなと思います。
まさに源氏物語の世界!
と、いうことで、「若紫」は、いかがでしょ?(^O^)
今度お伺いするときまでにでも調べてみますね。
だんだん渡部さんが孫を溺愛するおばあちゃんに見えてきましたよ(笑)
一億円積まれてもリルケちゃんを里子に出さないでしょ?
レンタルリルケ。妙に語呂がいいですね(笑)。
レンタル料、高いですよー。
>マリー☆にゃんこさん
「あのハゲ、生意気なのよねー。いぢめてやる!」と
お局連中が一致団結してそうでコワいです。
リルケは私が守るから大丈夫です!
>yayoiさん
ポニョ節ですね(笑)。
名前、まだ悩み中。
リルケが板についてきちゃいましたからね。
でも、新之助もいつの間にか海老蔵と呼ぶのに慣れたし、
勘九郎ももう、勘三郎で違和感ないし。
まあ、きっとそんなもんです(笑)。
>ちょんまげさん
若紫もいいですねぇ〜♪
才色兼備ですもんね。素敵な名前ですよね!
ちなみに歌舞伎の源氏物語では、玉三郎さんは
藤壺と六条御息所をなさってるんですよね。
若紫は菊之助だったっけな。
>あかねこさん
え、もう500にゃんもいるんですね。すごーい。
一番稼いでる猫って、やっぱりたわしねこなんでしょうか?
今度、うちのリルケを修行にやるかな……。
>溺愛猫的女人さん
うむむ。一億積まれたら考えちゃうな(笑)。
それより、リルケに一億稼いでもらえないかなー。がんばれ、リルケ!
もう私は見事にリルケ中毒です。
さらに動画で悩殺されております!
揚巻ねえさんの伊達女ぶりにもめろめろです♪
存在感はまさに太夫ですねぇ。
帰ったらすぐにお邪魔します!
って23日帰国なんですけど...ToT。
リルケちゃんはまた一回り大きくなっているかも...
あ!ちなみにリルケちゃん「禿」と名づけるとあまり大きくならないかも!?
うちも昔ちび猫の愛称でいつまでも「ぷっち」と呼んでいたらややちっちゃめの猫になってしまいました(笑)
オスなのに...