2009年09月15日

猫の社会化について

先日の日記にたくさんコメントをいただきましたので、
私の考えを書かせていただきます。

まず、大福についてですが、
栄養学的には、大福をひとくち食べる程度は
問題がないと思っています。
小豆(無糖ですが)は手作りごはんの材料に使ったこともありますし。

ただ、ペット栄養管理士という立場を考えると、
「大福を猫に食べさせてもよい」と、読者の方に
誤解される可能性があり、
猫が常習的に大福を食べることが好ましいとは私も思いませんので、その点、軽率だったと反省しています。
申し訳ありませんでした。

お散歩の件ですが、私は、感染症のリスクよりも
猫を社会化するメリットのほうが大きいと思っています。

まず、感染症のリスクですが、
猫エイズ、白血病などはキャリア猫と接触しなければ移りません。
猫伝染性腹膜炎は、コロナウィルスがFIPウィルスに
突然変異して発症しますが、コロナウィルス自体は
すでに我が家の猫たちも持っていると思いますので、
外出によって、コロナウィルスやFIPウィルスを持ち帰るということも
あまり考えなくてよいと思います。

パルボ、ヘルペス、カリシは、3種混合ワクチンで予防できますが、
ヘルペス、カリシは空気感染により、ワクチンを接種していても
発症します(ワクチンを接種していると軽度ですみます)。
空気感染するということは、私が外出時に持ち帰ったり、
お客様が持ち込む可能性もありますが、
猫の外出により、その可能性が著しく増大するとは思いません。

パルボに関しては、感染猫の糞に私や猫が触れたら
感染する可能性がありますが、公園のベンチ、カフェなどで
パルボに感染する可能性は極めて低いと考えます。

ノミ・ダニ・蚊に関しては、フロントラインスプレーや
ヒノキチオールスプレーを使用していますが、
いまのところ、外出によりノミ、ダニ、フィラリアの
問題は発生しておりません。
(地面にはおろさず、ベンチなどに座らせています)

次に、猫の社会化について書かせていただきます。
私は、2003年頃から、JAHAの会員として
猫を連れて老人ホーム等を訪問する活動に参加しています。
最近多忙で、ぜんぜん参加できていないのですが、
アニマル・アシステッド・アクティビティ
アニマル・アシステッド・エデュケーションなどについては
私のライフワークとしたいと思っています。
猫と一緒に、どんな社会貢献ができるか、ということを
ずっと考え、できる範囲ですが、
資格をとり、活動に参加してきております。

すべての猫をこの活動に参加させるわけではなく、
適性があると思われる子を、若い頃から、親戚宅、カフェ、
公園などに連れ出すことによって、社会化し、
JAHAの獣医さんに適性を認められた子のみを、
この活動に参加させています。

ここでいう「社会化」とは、
猫を人間社会のさまざまな刺激になれさせ、
人間社会の刺激に、ストレスを感じない子に育てる、
ということだと私は考えています。

リルケの場合、幼少時にカールアップカフェさんに
お預かりいただいたとき、
ほとんどストレスを感じていないように見えたため、
社会化トレーニングをすれば、訪問活動にも
連れていかれるかな、と思いました。

回数を重ねるたびに、車、犬、他人の声などに
なれてきているように思います。
1歳を過ぎても、外出をいやがるようなら、
適性がないということだと思いますので、
以後、無理に連れ出すことは致しません。

私の考えをご理解いただけると幸いです。
多忙なこともあり、個別のコメントは
省かせていただいておりますことも、ご了承ください。
posted by RIEN at 11:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 女中(RIEN店長) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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