2017年04月12日

蒔絵ちゃんが亡くなってしまいました。

大岡信さんと同じ日に、たったの9か月で
蒔絵ちゃんが虹の橋を渡ってしまいました。
FIPでした。

3月にはいったあたりから、元気・食欲がなくなり、
病院で1週間分の内服薬をいただいても症状が改善せず、
その時点で、FIPの可能性が高いと診断され、
毎日の点滴・インターフェロンとステロイドの注射がはじまった、と
ご報告をいただきました。
(この時点では、血液検査の数値などから、私も
かかりつけ病院の院長先生も、FIPではないんじゃない?と思っていました)

その後、目が緑っぽい・濁っている気がする・瞳孔が縮まない気がする、と
ご連絡いただき、私がとても心配だったのと、
オーナーさんもセカンドオピニオンを求めたいとのことで、
私のかかりつけの病院に来ていただきました。
その結果、網膜変性がおきていて、見えていないであろうこと、
レントゲンを撮ると、肺炎の子よりも肺が白い、という状態でした。
この時点で、私もFIPの可能性が高いと思いましたが、
念のため、血液の遺伝子検査をしていただき、
数日後、血液中にコロナウィルスのRNAがあるとの結果が出ました。

その時は、1日おきの通院でしたが、
1歳の息子さんを連れての通院はあまりに大変だと思ったので、
蒔絵ちゃんをうちでお預かりして、治療させていただくことにしました。
補液、注射、強制給餌なら、在宅治療できるし、
うちには酸素発生器もあるので、呼吸が苦しくなっても
入院せずに在宅治療でいけるだろうと。

オーナーさんも、蒔絵ちゃんをそばに置いておきたい気持ちがおありだったのですが、
うちにいたほうが、蒔絵ちゃんが元気になるのでは、と思ってくださって
私に、蒔絵ちゃんを託してくださいました。

お預かりして約10日め、酸素室にはいっていても
呼吸が荒くなったので、院長先生に相談したところ、
肺炎の悪化だったらできることはもうないけど、
胸水がたまっているなら、ぬいてあげたほうが楽になると思う。
胸水がたまっている状態はとても苦しいと思うので、
一時的にでも楽にしてあげたほうがいいのではないか、とのことだったので、
急いで病院に連れて行きましたが、間に合いませんでした。

苦しそうな蒔絵ちゃんを見ているのもつらかったけれど、
蒔絵ちゃんがだんだん弱っていって、
目が見えなくなってしまって、というのは
オーナーさんにとって、どんなにつらく悲しい日々だっただろう、と
思うと、本当に申し訳なく、心が痛いです。

私は、猫がどんな病気をしても、これも勉強、と思うことができますが、
オーナーさんにとっては、ただ、悲しい辛いできごとだったでしょう。
お迎えいただいてから、楽しい時期はたった1か月。
LOYDさんにキャットウォークを作っていただき、
おうちが猫カフェみたいになったのに、
一番喜びそうな蒔絵ちゃんがそこで遊べないなんて。

でも、メールのこんな言葉に救われました。
「蒔絵と過ごせた時間は短かったですが、
思い出すのは元気にしていた姿です。
ご飯が待ちきれずいつもダイニングテーブルにのってしまうこと、
よくおしゃべりしてくれるその声が、可愛くないところがかわいいこと、
私が寝るときに一緒に寝ようとずっと待っていた縁寿を差し置いて
ちゃっかり布団に潜り込んで縁寿の怒りをかっていたこと、
何もかもが愛しく、蒔絵を迎えられてよかったという気持ちに今もかわりありません。」

蒔絵ちゃんを気に入ってお迎えいただき、
かわいがってくださったオーナーさんには、本当に感謝しています。

元気だった頃の蒔絵ちゃんの写真をいただきました。

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3__.jpg

ほんとに顔も性格もかわいい子でした。
また、うちに生まれ変わってきてくれるかな?

※実家でとっていたのが朝日新聞で、
大岡信さんの「折々の詩」がとても好きでした。
ニュース読まなくても、折々の詩と天声人語は読んでいたので、
大岡信さんの訃報も悲しかった。
posted by RIEN at 20:36| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
突然の事で驚きました。
憎きFIPだったんですね。
レックスと一緒に育った子が虹の橋を渡ってしまうのはとても悲しいです。

蒔絵ちゃんのご冥福をお祈りします。
Posted by レオンくんのママ at 2017年04月12日 20:51
何てことでしょう。
まだ幼い蒔絵ちゃんが亡くなってしまっただなんて。

オーナーさんやRIENさんのお気持ちを思うと胸が痛みます。
蒔絵ちゃんには天国で思いっきり走り回って欲しいです。
Posted by コスモス at 2017年04月12日 22:14
悲しくて驚いてしまっています。
あんなに可愛く駆け回っていた蒔絵ちゃん。
残念でなりません。
大人になってどんなお嬢さんになるのだろうと思っていたのに。
天国でこちらをみて、また早く戻っておいでと思っています。
本当に悲しくて残念です。
Posted by KITA at 2017年04月13日 00:06
毎日のように更新されていた朝のお写真が 滞ってしまったので 
忙しいのかな と思っていたのですが・・・。

お布団に入ってきてくれるなんて 本当にかわいかったでしょうね〜
一緒に生まれたこの中で 一回り大きかったってきいてたので まさか・・・と 信じられません。
また、オーナーさんのお気持ちを思うと本当に辛いです。

蒔絵ちゃんどうか安らかに・・・。
Posted by なおこ at 2017年04月13日 12:13
突然の訃報、ショックでなりません。
蒔絵ちゃん、rienにいる頃からひそかにファンでした。

オーナーさんの悲しみを考えるととても残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
Posted by なつこ at 2017年04月14日 18:15
レオンくんのママさん、コスモスさん、KITAさん、なおこさん、なつこさん、コメント有難うございます!

蒔絵ちゃんは、カフェにいた時期も長く、
多くの方にかわいがっていただき、
とても幸せだったと思います。
蒔絵ちゃんが人気ものだったこと、私も嬉しいですし、
オーナーさんもきっと喜んでくださっていると思います。

亡くなってしまった子が
皆さんに時々思い出していただけて、
皆さんの心の中に生きていると思うと、
カフェをはじめてよかったな、と思います。

蒔絵ちゃんのきょうだいのオーナーさん、
蒔絵ちゃんと一緒に育った子のオーナーさんは、
特に、今回のこと残念だったと思いますが、
みんにゃには、蒔絵ちゃんの分も元気に幸せに
長生きしてもらいたいです。

FIPという病気は、現在、治療方法も予防方法もなく、
交通事故にあったと思うしかないのですが、
数年前から遺伝子検査ができるようになったり、
コロナウィルスとFIPウィルスの遺伝子の違いが解析されたり、
少しずつですが、研究は進んでいます。

同じコロナウィルスの、SARSよりも複雑な病気だそうですので、
治療や予防が確立するのは、まだ先のことだとは思いますが、
デング熱やエボラ出血と同じく、抗体依存増強がおきることがわかって、
人間をこれらの病気から守るために、猫のFIPの研究が役立つかもという話もあるため、
1日でも早く、これらの病気の治療や予防ができることを
祈っております。

この病気で苦しむ猫さん、
猫さんの看病をするオーナーさんが
もう増えませんように……。
Posted by RIEN at 2017年04月19日 14:00
りこくんとりるちゃんのパパです。
蒔絵ちゃん、オーナーさん、心よりお悔やみ申し上げます。兄のりこくん(愛称リコッタ王子)も、妹の蒔絵ちゃんの後を追うように半月後に亡くなってしまいました。
いまごろは向こうで再会しているかもしれません。仲良くしてあげてくださいね、蒔絵ちゃん。

Posted by クラニー at 2017年04月28日 11:20
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