2018年02月02日

助六

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先日、里帰りしてくれました。
12歳になったばかりの助六です。

先月、オーナーさんから
「六ちゃんの後ろ足が立たなくなり、食欲もほとんどなく、
かかりつけの先生からは、脳に原因があると思われるので
MRIしかできることはない、と言われました。
でも、おーちゃん(脳に問題があって亡くなった)の時とは、
歩き方や目つきが全然違うので、脳に原因があるとは思えないし、
12歳になるのに、全身麻酔をかけるのは心配だし、
脳に問題があるとわかっても、治療法がない可能性のほうが高いし……」
というメールがありました。

後ろ足が立たないと言われて、まず心臓でできた血栓がとんだことを考えましたが、
(助六は心筋症なので、可能性は十分あると思った)
オーナーさんによれば、肉球ピンクだしあたたかいので
血栓じゃないと思う、とのこと。
かかりつけ病院で、背骨の触診や背骨のレントゲンを撮ったか聞くと
それはしていないというので、おそらく腰の問題では、と思いました。

うちでも、後ろ足が立たない、片足ひきずっている、というような時は
足の問題ではなく、背骨の問題だったことが多く、
消炎剤やステロイドで、1週間〜1か月で治った経験がありました。
うちのかかりつけの病院は、とにかく触診が丁寧で、
足から腰、少しずつゆっくり触っていって、
触って痛みを感じていそうな部分を特定してから
レントゲンを撮ります。
そして、触診の結果とレントゲンの結果がほぼ一致します。

以前、他のオーナーさんからも、片方の前足をあげて歩くようになり、
かかりつけの病院では肘に問題があると思うけど、
そこから先は大学病院に行ってくれ、といわれたケースで、
うちのかかりつけの院長の触診&レントゲンの結果では
肩に問題があることがわかったケースがあります。
その時は、院長先生も微妙に不安だったようで、
画像読解の専門の獣医さんにレントゲン画像を送って
確認していただいたところ、やはり肩で問題なかった、ということもありました。
その時も、しばらく消炎剤を飲んで落ち着いたのではなかったかな。

助六の話に戻ります。
うちの院長の診察の結果、触診&エコーから
脊椎変形症、ヘルニアがわかり、
エコーから、胃壁肥厚と腸間膜リンパの腫れがわかりました。
ステロイドの注射を打ち、1週間分のステロイドと抗生剤の内服を処方していただいたところ、
翌日には立って歩き、ごはんをガツガツ食べるようになり、
1週間の間に歩行はかなり安定しました。
1週間後には、胃壁は通常の厚さに戻ったけれど、
腸間膜のリンパの腫れはそのまま、という状態だったので、
さらに1か月分、ステロイドと抗生剤の内服を処方していただきました。

1か月後、腸間膜リンパの腫れはそのままだったので、
ステロイドを減薬してどうなるか様子を見ることになり、
オーナーさんのご近所の病院に紹介状を書いていただいて
継続治療をしていただくことになりました。

うちの院長の自慢をするつもりではないのですが、
(自慢でもあるんですが・笑)
もし、かかりつけ病院での診断に不安・違和感を感じたら、
一度ご相談くださいね。
もちろん、うちの院長でもわからないこと、
対処のしようがないこともありますが、
大学病院や高度治療センターのようなところより、
簡単に安価に問題がわかる場合もあります。

我が家出身猫たちも高齢化してきて、
いろいろな病気になる時期になってきましたが、
できる範囲でご協力させていただきたいと思っていますので、
何かあったら、どうぞ遠慮なくご連絡くださいね。
posted by RIEN at 15:27| 東京 ☁| Comment(0) | 里帰り♪ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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