可憐ちゃんが息をひきとったとご連絡いただきました。
リンパ腫で2年半闘病を頑張ってくれましたが、
林檎ちゃんが亡くなってから急速に容体が悪化し、
後を追うように逝ってしまいました。
以下、覚えている限りの闘病記録です。
2016年3月頃、痩せたとのご連絡をいただき、
私のかかりつけ病院で診断していただいたところ、
低グレード悪性リンパ腫と診断される。
顎、脇、膝裏など体表のリンパがボコボコに腫れており、
そこから注射で採取した組織を病理検査。
エコーで診たところ腸間膜リンパも腫れていた。
クロラムブシルを2日おき、ステロイド、抗生剤などで治療をはじめ、
1か月後には、体表、腸間膜のリンパの腫れがおさまった。
そこから2年、毎月の血液検査と投薬を継続。
2018年3月。
2年たったので寛解と判断してもよかろう、とのことで、
クロラムブシルを1週間に1回に減薬。
ステロイドは継続、抗生剤はやめる。
2018年8月4日。
呼吸が荒いとの連絡をいただき、時間外診療。
軽い肺炎とのことで、2日間入院して退院。
退院後には元気・食欲戻る。
8月9日 林檎ちゃん永眠。
8月17日
体重が2キロを切り、貧血が進み、腎臓の値が急激に悪化、脱水も。
(8月6日には、貧血なし、腎臓の値正常、脱水なし)
入院し、静脈点滴の後、輸血(ローズちゃんより)。
8月18日退院。
強制給餌と皮下補液の必要から、しばらく渡部宅で預かることに。
8月20日
高栄養食を口に入れると飲み込んでくれる。
皮下補液もちゃんと吸収された。
よろよろしながらも自力でトイレにいく。
8月20日
強制給餌しようとしても飲み込まなくなる。
立てなくなり、次第に寝返りも打てなくなる。
名前を呼ぶと、シッポを振って返事していたのが、午後には返事をしなくなる。
夕方、LOYDさんに迎えに来ていただく。
「あと1時間したら迎えにきてくれるから頑張って!」というと、
声にならない声で返事をした。
その時点では、家に帰りつくまでもたないかも、という状況だった。
帰宅してから、嬉しかったのか、名前を呼ぶと返事をするようになったとのこと。
それでも、その3時間後には力尽き、
3回大きく息を吸って、息をひきとったとのこと。
「林檎が、え〜、来たの?と迷惑そうな顔をしながら
我慢してそうな気がします」とメールいただきました。
可憐ちゃんは、抗がん剤クロラムブシルの効きがとてもよく、
まだまだ頑張ってくれると思っていたので、私も残念です。
が、LOYDさん&ご家族の皆様は、林檎ちゃんが亡くなって10日ほどで
可憐ちゃんにも旅立たれ、どんなにか寂しい思いをされていることでしょう。
私も、おとな猫をこんなに短期間に続けて亡くしたことはないので、
その寂しさは察するにあまりあります……。
可憐ちゃんのご冥福と、ご家族の皆様の寂しさ・悲しさが
1日も早く癒えることを心よりお祈り申し上げます。
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