2018年11月14日

どうしてもどうしても見たくて、

野田MAP版桜の森の満開の下当日券に並んでます。
14時開演、13時から当日券販売、開場9時、なので、
9時から並んでますが、先は長い…
周りの人は慣れた感じで、携帯椅子に座ってますが、私は地べた。

https://digital.asahi.com/sp/articles/DA3S13638736.html?iref=sp_new_news_list_n
この記事で公演を知りましたが、すでにチケットは完売してました。
野田MAPのチケットはファンクラブ入っててもとれないからなあ。

歌舞伎座版で、七之助さんがなさった役を深津絵里さん、
染五郎さんがなさった役を天海祐希さん、
勘九郎さんがなさった役を妻夫木聡さん、
猿弥さんがなさった役を古田新太さん、なんて、
これは、4時間並んでも観なかったら
一生後悔すると思って。

病院から供血依頼電話があり、早く帰宅してあげたいけど、
ごめんなさい、夕方まで待ってください。
帰宅したらすぐに猫連れて駆けつけますので…

今の気分は、ルーベンスの絵を見たくて仕方ないネロ。
パトラッシュはここにいないので、地べたが寒い…

【以下帰宅後】
疲れたー。4時間地べたに座って待っての観劇は
老体にはこたえますな。
年取ると遊ぶのも一苦労なのね……。

並んだ甲斐はあったけれども、
歌舞伎座版のほうが私は好き。
歌舞伎の女形の声になれると、女優さんの声が
甲高くて耳に障ることがあるんです。
はじめて女形の声を聞いた時は、「キモッ……」と思った記憶がありますが、
慣れてしまうと、女形のほうがデフォルトになってしまう。

深津絵里さんの夜長姫もかわいらしくてよかったのですが、
姫と鬼が同居する人格を演じるには、
女形のほうが適しているんじゃないかというのが、個人的な感想です。
女形のほうが、声域が広いというか、地声の男声と女声の落差が大きいので、
姫と鬼、の差を声でも演じやすいのかしらね。
歌舞伎役者の中でも、こういう役を演じることができて、はまるのは
七之助さんくらいかもなあ……。
菊之助さんも、男役・女役両方できるけど、古典的な演目のほうが似合うから。

ラストシーンの、夜長姫のセリフ、
「好きなものは、殺すか呪うか争わなければならないのよ。
お前の(彫った)大きなミロクがダメだったのも、そのせいだし、
お前の(彫った)バケモノがすばらしかったのも、そのためなの。
ねえもしも、また新しく、なにかをつくろうと思うのなら、
いつも落ちてきそうな広くて青い空をつるして、いま
私を殺したように、耳男、立派な仕事をして」には号泣してしまいます。
私の仕事はものづくりではないのに。

昨年観た歌舞伎座版が、来年シネマ歌舞伎で上演されるようなので、
もう一度、スクリーンで七之介さんの夜長姫に会えるのが楽しみです。


posted by RIEN at 09:50| 東京 ☁| Comment(0) | 女中(RIEN店長) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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