土曜日から50tずつ皮下補液をしていて、楽になっているように見えていたけれど、
それが胸水の原因になっている可能性もあり、
もし、胸水がたまって苦しいのだったら、抜けば少し楽になるかな、と。
結果、胸水はあることはあるけれど、抜くほどの量ではなく、
利尿剤でなんとかなるでしょう、とのことでした。
ただ、肺病変がずいぶん悪化しており、
苦しいのはそのせいだろう、とのこと。
おそらく、肺胞などがやられている可能性が高く、
気管支拡張剤を使ってもそれほど変わらないだろうから、
酸素室でがんばってもらうしかないそうです。
食欲増進剤を使っても、a/d缶や牛肉はほとんど食べなくなりました。
フリーズドライササミをまぶしても、もう見向きもしません。
ただ、昨夜あげてみたシーバはガツガツ食べて、1袋完食。
おそるべし、シーバ……。
今日も、シーバだけは食べてくれています。
シーバも食べなくなったら、食欲増進剤、利尿剤、補液、やめようと思います。
今まで、亡くなるギリギリまで補液をしていましたが、
体が吸収しないのに補液をしても、むくんで苦しいだけ、と
「素敵なご臨終」にも書いてありました。
今まで、そうなんじゃないかな……と思いつつ、
治療・介護を打ち切るのが残酷みたいな気がしていたのですが、
それは、介護側のエゴだったのかもしれません。
枯れるように亡くなるのが楽だし、むくまないので遺体も綺麗なんだそうです。
(猫は毛皮まとっているので、むくんでいるのがわかりませんが)
10にゃん以上見送ってきて、毎回後悔だらけでした。
そもそも具合が悪いことにも気付かず、看取ってもあげられなかった子、
病院で亡くなった子、「できる限りのことをしてください」といったら、
チューブだらけになっていた子etc……
やり直すことができない申し訳なさは、次の看取りに生かすしかありません。
今回は、素敵なご臨終だったね、と笑って見送ってあげられるでしょうか。
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