2019年06月26日

人間の話ですが、虫歯より歯石のほうが怖いそうです!

4年ぶりくらいに歯医者に行きました(汗)。
じんわり痛いような気がする歯があったのですが、
そこは虫歯ではなく、おそらく歯ぎしりのせいだろうとのこと、
歯石が4年分たまっているとのことで(滝汗)、
しっかりクリーニングしていただきました。
(他に初期の虫歯があるけど、それは経過観察でいいそうです)

そして、歯科衛生士さんが、とても丁寧に、
虫歯より歯石のほうが怖いということを説明してくださいました。

歯石ができると、その部分の歯茎を下に押し下げるそうです。
押し下げられた歯茎は、炎症を起こして少し腫れるので、
見た目にはあまりわからないことが多く、
痛みなどの自覚症状もないそうです。

歯茎が押し下げられると、歯根がむき出しになりますが、
むき出しになってしまったところは、
その後歯石を除去しても戻りません。
そして、腫れが引くとむき出しになる歯の面積が増えて
見た目が悪くなっていきます(すきっ歯になってしまう)。

そして、また歯石がついて歯茎が押し下げられる、ということを
繰り返していくと、どんどん露出する歯の面積が増えていき、
見た目が悪いだけでなく、ぐらつくようになっていったりします。

歯根も次第に溶けて行ったりします。
それが歯槽膿漏、歯周病、という状態で、
歯根が溶けていけば、歯がいずれは抜け落ちます。

4年前、加齢や歯ぎしりで歯茎が押し下げられる、ということを伺って、
マウスピースを作り、ちゃんと就寝時は着用していましたが、
加齢なら仕方ないよね、とたかをくくっていました。

どんなに歯磨きをしても、歯石はたまっていくそうで
定期的に除去しないと、歯槽膿漏になる可能性があるとのこと、
そうだったのか〜!と、とても怖くなりました。

虫歯なら、削って詰めて、、、で対処できるけれど、
一度下がった歯茎、一度溶けた歯根は元に戻らないそうで、
歯石の怖さについて、認識が甘かったと反省しました。

これからは、最低4か月に1回、歯石除去をしようと
心に誓いました。
(入れ歯やインプラントには数百万かかるらしいですが、
自分にかけるそんなお金はない!!! )

そして、猫たちの口腔ケアについても再考しました。
猫は虫歯にはならないし、歯石がたまって歯肉炎になっても
抜いてしまえばOK(ごはんはドライでも丸飲みするので)と、
思っていましたが、できることなら
歯石除去をしてあげたほうがいいんじゃないかな、と……。

人間も、歯をしっかり磨いていても歯石がたまるので、
4か月に1回くらい、超音波で落としたほうがいいならば、
猫だって同じですよね。
超音波での歯石とり、音と若干の痛みで私は手に汗握ってしまうので、
猫だったら全身麻酔が必要なことはよくわかります。
1年に1回以上の全身麻酔、と考えると、躊躇してしまいますが、
年寄り猫たちの歯を見ると、たしかに歯石たまっていて
歯石と歯茎の間は赤く腫れています。

昔はスケーラーでとることもありましたが、間違って歯茎を傷つけてしまって
出血させてしまうこともありましたし、
ちゃんと研磨しないと、すぐに歯石がたまるのでかえってよくない、という説も見て、
最近は放置してしまっています。

よさげなサプリはお高くて、うちの子たちみんなに使うのは難しいし、
今さら歯磨きでなんとかなる状態でもないし。
楽天で検索しつつ悩み中です。

猫オーナーの皆様には、時間が許す限りにゃんずの歯のお手入れをすることと、
人間も、定期的に歯石とりに行くことを強くお勧め致します。
(私は、自分自身のガンよりも歯槽膿漏のほうが怖いかも……。
ガンなら医療保険が使えるけど、入れ歯・インプラントには使えないし)

それにしても、年取るとあちこちガタが来て
いろいろメンテナンスが必要で面倒くさいわよねぇ。
でも、面倒臭がると、そのツケは何倍にもなって
自分に返ってくるので、健康には注意しようと思います。
私より若い皆さんも、諸々めんどくさがっちゃダメよ!!
posted by RIEN at 16:22| 東京 ☀| Comment(0) | 女中(RIEN店長) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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