2019年06月27日

苦悩

小町ロスからは復活しつつあるものの、
FIPや突然死への恐怖や不安は消えず、
どちらも、はっきりした原因がわからないだけに、
途方に暮れる毎日です。

2015年頃まで、子猫の肺炎、角膜炎、鼻炎などの
上部呼吸器の感染症や原虫症に悩みました。
あの時も、対策になりえそうなことを考えて考えて考えて
ひとつずつ実行に移していきましたが
同じように、できること、思いつくことを
淡々としていくしかありません。
(この時もワクチンや薬では解決しませんでした。
何が決め手になって解決したのか、
はっきりせず、いろんなことの相乗効果?と思います)

上部呼吸器系感染症と原虫に悩まなくなったら
FIPが発症しやすくなったことに、
何か関係があるのでしょうか。
多少は風邪ひいたり下痢したりしてるほうが
FIPになりにくかったりするのでしょうか。
腸内寄生虫がいたほうが、アトピーなどのアレルギーが
起きにくいという話もありますしね……。

この問題は、新薬や新たな治療法が開発されない限り
自分で考えるしかなく、雲をつかむような課題です。

今日は、東京都動物取扱責任者研修で、
前半は、消費者生活センターの方が、
ペット販売をめぐるトラブルについて、
講義をしてくださいました。
さまざまなトラブル事例(病気によるもの多い)と、
それが民法的にどういう扱いになるか、などを説明し、
最後に、「私たちは、真面目にやってる方が損をしない社会、
真面目にやっている方が伸びていく社会にしたい」と
おっしゃいました。
(法の網をくぐるようなことはするな、
というニュアンスですが)

突然、涙が溢れてきて……。
多分、真面目にやってる(つもり)なのに、
うまくいかないことが続いて、
不安や焦りがたまっていたのでしょうね。
うまくいかないのは、何かが間違っているか、
努力や工夫が足りないのだから
地道に誠実にコツコツと
できることを積み重ねるとしましょうか。

ふと、踊りの名手と言われた、
六代目菊五郎さんの辞世の句を思い出しました。
(何代目だっけ、と調べたけど)

まだ足りぬ 踊り踊りてあの世まで

これ、紙に書いて見えるところに貼っておこうかな。
頑張っても報われない、と
文句をいいたくなった時のために。
posted by RIEN at 16:36| 東京 ☀| Comment(0) | 女中(RIEN店長) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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