2020年07月26日

8月1日、2日お休みさせていただきます。

私の猫写真を無断で使用されまして
(日本人作家が海外2か国で出版。
本文と表紙に私の写真の複製もしくは翻案である作品が載ってます)
最初は弁護士同士の話し合いをしましたが
こちらが先方の和解案を蹴り、
本人訴訟で訴訟提起しようと訴状を書き始めたら
先方から調停を申し立てられたのでお受けして、
それが8月4日なんです。

7月前半は必死で答弁書と証拠資料をまとめておりまして
終わった瞬間くらいから、移転を考え始めて今に至ります。

7月後半は物件探し〜内覧で息をつく間もなかったので、
調停前に、先方の申立書、証拠資料、こちらの答弁書、証拠資料、
関連判例、実務書などをもう一度読み込みたく、
8月1日、2日はお休みさせてください。

先方の資料もこちらの資料も、
それぞれ1センチを超えるような分厚さなので……。

相手方の弁護士は、アメリカの弁護士資格、
日本の弁護士資格、弁理士の資格を持っている、
著作権に強い弁護士のようです。

でも、申立書が、ちょっと何言ってるかわかんない感じで、
それは私が法律の素人だからだとは思うのですが、
とても頭にきたので、猛勉強しました。

その弁護士のいうことが正解だとすると、
岩合さんの写真にも、人気ブロガーさんの猫写真にも
一切著作権が認められなくなってしまうのですよ。
そして、それらの写真そっくりなイラストを描いたり、
ぬいぐるみを作ったりしても、一切著作権違反ではない、ということになる。
それは、どう考えてもおかしいと思いました。

なので、
著作権法の条文にはこう書いてあります、
その解釈について、判例はこう言ってます、
それを、今回の事例にあてはめると、こうなるんじゃないですかね?というのを
丁寧にわかりやすく答弁書にまとめたつもりです。
その主張を裏付ける証拠資料も丁寧に作ったつもりです。
私としては、自分の主張のほうが普通にわかりやすく
筋が通っていると思うのですが、
裁判官や調停委員がどんな判断をして、
どんな和解案を提示してくるかが、とても楽しみです。

ちなみに、その本の日本語版ともういっこ外国語版が出る予定でしたが、
その表紙と本文からは当該作品は削除することになったそうです。
もし、著作権侵害がないなら、削除する必要はなかったわけですから、
出版済の2か国分も同じ対応をしていただきたいところです。

調停は非公開の手続きなので、詳細を公表することは控えますが、
私としては、訴訟に持ち込んで「勝訴」判決を得たいところです。

裁判官は超多忙で、判決を書きたがらず、
できるだけ調停で和解をさせるよう勧めてくるようです。
こちらが素人だと、不利な和解案を提示してくる可能性もあるそうですが、
不利だと思ったら、和解案に応じず、訴訟に持ち込むつもりです。
(実はケンカ好き……)

著作権得意な弁護士に頼むと、弁護士費用が80万前後かかるのですが
自分で訴状かけば、負けてもせいぜい印紙代程度の損害ですので、
私としては、訴訟起こす気満々なのですが、
答弁書を書き上げた後に、移転案が進んでいるので、
今後、調停とか訴訟とかできるのかしら?というところです。

訴訟になると公開手続きなので、資料や進行状況を
ブログやnoteで逐一報告してもOKなはず。
noteで公開して、途中から有料にしたらお小遣い稼ぎになるのでは……
な〜んて考えたりもしているところです。

コロナにせよ、調停にせよ、移転(はじめての不動産購入)にせよ、
2020年は、一生忘れられない年になりそうです。
一段落したら一気に老け込みそうで怖いくらいですが、
移転問題も調停問題も、とても楽しいので頑張ります!
posted by RIEN at 17:53| 東京 ☔| Comment(0) | 女中(RIEN店長) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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