10月上旬頃、スー&ヒロミの息子の助六が亡くなった、と
ご連絡をいただきました。14歳9か月ほどでした。
1か月ほど前、腸が壊死しているので、
高度医療センターで手術して1か月くらい入院するだろう、と
ご連絡をいただきました。
年齢、費用などを考えて、私はそこまでしなくてもいいのでは?と
申し上げたのですが、少しでも可能性があるならば、と
手術をしていただきました。
手術自体は成功し、腸が動き出したそうですが、
その後、肺に腫瘍があることが発覚し、
家に連れて帰って、酸素室で過ごした後、
息をひきとったそうです。
助六は、うちに残して、揚巻と交配する予定でした。
(歌舞伎好きな方なら、この組み合わせへの憧れをおわかりいただけるかと……)
しかし、1歳頃、交配前の健康診断で、心雑音が聴取され、
肺動脈弁狭窄症と診断されました。
(その後、世田谷の病院では心筋症がおおもと、と診断されましたが)
そこで、父猫にすることをあきらめたのですが、
その頃、オープンしたばかりの中野の猫カフェに通ってくださっていた
オーナーさんカップルが、「短命でもいいから助六と過ごしたい」と
熱烈にアピールしてくださり、猫を迎えるために
ご結婚され、新居をかまえ、助六&オーデルをお迎えくださったのでした。
結果、オーデルより助六のほうが長生きしてくれました。
(うち出身の子に限っていうと、心疾患があっても長生きすることが多く、
死因も心疾患でないことが多いです。一般論ではありませんが)
おふたりの結婚式のウェルカムボードは
たんばさんが製作され、
そこには、オーデル&助六のイラスト(写真だっけ?)も
あしらわれていたように思います。
その後、マンションを購入された時は、
LOYDさんがリフォームされ、猫部屋も作っていただきました。
お仕事、育児と忙しい中、猫たちの世話&通院など
本当に頑張ってくださいました。
助六&オーデルをこのご家族に託せて、
私も本当によかったと思います。
2にゃんを大切にしてくださって、本当に有難うございました。
六ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2020年10月26日
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