前回に引き続き、那須移転覚書です。
今回は、1階リビング(将来のカフェスペース)の
2020年夏(内覧〜契約時)と秋(引っ越し後)の様子をご紹介します。
玄関入ったところ。
写ってる足は不動産屋さんですね(笑)。
不動産屋さんにはかなりお世話になりました。
突き当りの扉はトイレです。
トイレの中は湿気で壁紙はがれてボロボロです。
玄関〜トイレは、今回何もしていないので、
夏以降カフェオープンまでにキレイにしたいと思います。
玄関右に入るとリビング&ダイニングルームです。
2020年夏(引き渡し前)のリビングルーム向かって右側。
巨大なカラオケセットが置いてありました。
2020年9月24日〜10月12日まで
LOYDさんが泊まり込みで、リフォームをしてくださいました。
(私と猫たちが最低限生活できるように、というリフォームなので、
仕上げは全然終わっていません)
内覧時・契約時は巨大なカラオケセットがあり、
引き渡しまでに撤去していただいたのですが、
そこに、雨漏りらしき後があり、床と壁がグラグラになっていました。
契約書を確認したところ、
物件状況確認書では雨漏りナシになっていて、
契約不適合責任の通知期間は3か月となっていました。
不動産屋さんにメールすると、
返事をいただくより先に、現地に行ってくださいました。
(その前日、テレビが写らないというメールをしたときも
返事をいただくより先に、現地に行ってLOYDさんに会ってくださっています)
不動産屋さん立ち合いのもと、LOYDさんが壁をあけてみると、
中のすじかいが蟻に食われてボロボロになっていました。
不動産屋さんが売主さんに連絡をとってくださいましたが、
最初は、「シロアリじゃなくてクロアリだから責任はない」というようなことを
おっしゃっていたようですが、裁判の可能性なども含め、
不動産屋さんが強く交渉してくださった結果、
修繕費用を出していただけることになりました。
(私も少額請求訴訟の方法など調べてはいたのですが、
売主さんが修繕費用を出してくださって助かりました。
LOYDさんの出した見積もりも、一般的な金額の7割程度でしたけれど)
LOYDさんもすじかいの交換はしたことがなかったそうですが、
大工さんが忙しくて那須にまで来られないということで、
大工さんに方法を聞いて、LOYDさんひとりですじかい交換してくださいました。
無事にすじかい交換でき、ボードが貼られました。
交換も費用も一件落着しましたが、予想外の工事のおかげで
予定が大幅に遅れてしまったそうです。
(その後、雨が続いた時に、業者さんたちの車が3台
ぬかるみにタイヤがとられてスタックするという事件もあり、
それでも予定が大幅に遅れてしまったのですが)
思い返すと、本当にトラブルの連続だった……。
(ドイツの猫のトラブルもまだひきずっていたし……)
リビング右側部分の現在は、こんな感じ。
窓を二重サッシにして、床を塩ビに張り替えたくらいでしょうか。
床、LOYDさんは無垢フローリングにしたかったようですが、
それだと、猫の爪で傷がつくので、1〜2年に1回
サンダーで磨いてオイルを塗りなおさなくてはなりません。
加齢により、私もしんどいです。
粗相が続くとニオイもしみこみやすくなります。
屋外に広いウッドデッキを作る予定なんだし、
室内はローメンテナンスで済む塩ビにしたいと、
私のほうが強く希望しました。
来年、腰壁を貼ってペンキを塗り、
腰壁上部は珪藻土左官すると思います。
予算足りなければ、ベニヤ貼ってペンキで終わらせるかも。
玄関からの入り口の引き戸は、桜新町から持ってきた
ガラス扉と格子を組み合わせて作りなおします。
桜新町の建具や照明など、持ってこられるものは
全部、那須で活用したいと思っています。
ガラス扉は、等々力では入り口に使っていて
桜新町のバックヤードの入り口に使っていましたが
那須では入り口に使います。
もともと、中野の入り口に使っていた引き戸と
同じデザイン・色の扉を等々力の入り口に作ったものなので、
中野RIENをご存じの方は思い出していただけると嬉しいです。
白い照明(外灯を室内で使用)ひとつ、
中野→等々力→桜新町で使ったものを那須に持ってきています。
この照明も、こんなに転々とするとは思わなかったことでしょう。
那須の照明も、私好みのものに変えたいし、
キャットウォーク、スカイウォーク、天井ハンモックなども設置したいです。
リビング左側。
左奥はキッチンです。
キッチンに猫が入らないように囲い、
猫トイレボックスを作って、リビングから猫が出入りし
キッチン側から掃除をすることができるようにします。
そして、玄関から直接キッチンにもいかれるように
出入り口も作りました。
左側、私が立っている後ろあたりの壁を抜いてもらいました。
人間用トイレの横を通って玄関に行かれます。
柱が立ちました。
このあとボードが貼られます。
キッチンはこんな感じで、ここは特にリフォームしません。
お客様がご覧になるところでもないし、
猫が入るところでもないので。
キッチン左奥は、浴室&洗面所です。
洗面所にシャワー水栓がついていますが、
洗面ボウルの底が丸くて猫もバケツも不安定なこと
排水溝が小さくて毛とりネットかぶせると水が流れにくいこと
シャワーの長さも固定する位置も使いにくいことから、
いずれ、小さい業務用キッチンシンクと使いやすいシャワー水栓で
猫洗い場を作っていただく予定です。
浴室だとやはり洗いにくい……。
柱をたてて、
ボードを貼るとこんな感じ。
キッチンに行く格子戸は桜新町から持ってきました。
このテーブル&椅子は、那須での工事中、
LOYDさんがテレビ台兼パソコンデスク兼食卓に使っていたもの(上から4枚目の写真参照)。
引っ越し後しばらく、私の物置になっていましたが、
片づけたら、作業机としても食卓としても便利なのでそのまま使ってます。
ちゃんと塗装したら、カフェでもそのまま使えるかと。
(何色にするかわからないので、とりあえず白木のまま布かけて使ってます)
今まで、こんな広い作業スペースや食卓もなかったし、
こんな広い猫のいないスペースもなかったので、
なんだかとっても快適です。
この奥に、石油FFヒーターを設置し、その横を収納、
上部に子猫見学スペースを作っていただきました。
格子戸は桜新町から持ってきたものです。
桜新町の広い出窓を格子戸で覆ったスペース、
当初は子猫見学が目的ではなかったのですが、
子猫の見学にとても便利だったので、
同じように作っていただきました。
(床に子猫がいるとお顔見にくいし散らばってしまいがちですが、
高いところに集合してもらうと、見やすいな、と)
子猫見学スペースの奥に出窓があり、
そこはメモリアルスペースになっています。
リビング左側から右側を見るとこんな感じ。
ドリンクスペースにしていた食器棚は桜新町から持ってきました。
上からオシッコされていて、側面と下部の板にしみこんでしまっていたので、
那須に来てから板を交換していただきました。
(そんなことできるんだ〜、とビックリ。大変そうでした)
リビング右側から左側を見るとこんな感じ。
アイアン調折れ戸も桜新町から持ってきました。
リビング左側には、まだ私の書類がたくさんあるので、
キッチン内に書類置き場を作っていただいて
書類をそちらに移動したら、
この折れ戸を開けて、リビング左側も猫に開放する予定です。
猫がいない広いスペースは、あと半年くらいの命でしょうか……。
これだけたくさんの猫と生活していると、
猫のいないスペースは、本当に貴重なのですよ……。
1階は、まだまだ「Before」の状態ですが、
来年の秋には、きっと素敵なカフェになっているはず……。
内装も楽しみですが、何より「猫と遊べる広いウッドデッキ」が楽しみです。
早く、お外で安全に猫たちを遊ばせてあげたいです!
その向こうに、白樺林があって、薔薇がたくさん咲いたらどんなに素敵でしょう……。
とりあえず、一生懸命妄想を膨らませます!
思いついてから移転まではいつも通りバタバタでしたが、
半年以上住んでから本格的リフォーム、というのは初めてです。
ゆっくり考える時間をいただけたと思って、
リフォームまでの妄想期間を楽しみたいと思います。
2020年12月13日
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