2021年11月22日

十六夜永眠しました。

11月19日の03〜05時頃、
アリスとジュリーの娘の十六夜が息を引き取りました。
14歳5か月でした。

1か月ほど前、体重がとても軽くなっていることに気づきました。
食欲は普通で、体表のリンパやおなかをさわった感じでしこりのようなものはなく、
年からすると腎不全か糖尿病が疑わしいけど、
多飲多尿の傾向はないな、と思いつつ、すぐに病院に行きました。

血液検査でもレントゲンでも触診でもほぼ異常なしで
脱水と貧血がある、ということでした。
あえていうなら、老衰で亡くなる前に、
このような数値になるとのこと。
(アンモニアと炎症の数値が少し高い)

白血球が少し高いので抗生剤を使うこと、
下痢をしているので、下痢止めを使うこと
脱水がひどいので毎日点滴をして、
少しでも食べてもらうくらいしかできることはない、とのことでした。

栄養価の高いもの、嗜好性の高いもの、と食べてくれるものを探しましたが、
今月にはいったあたりで徐々に食欲が落ちて、
15日頃には、なめる程度になりました。

16日に通院を予定していましたが、
衰弱ぶりを見ていると、移動が負担ではと思ってやめました。
17日にはトイレに行かれなくなり、その夜からはほぼ動かなくなりました。
次第に呼吸が浅く、ゆっくりになっていき、
18日には、頭をあげることもできなくなりました。
昼間は1時間おきくらい、夜は2〜3時間おきくらいに
様子を見て呼び掛け、なてていましたが、
ゴロゴロいうことができなくなっても、手(前足)を
ぐうぱあ、ふみふみして甘えるしぐさを見せてくれました。
最後、19日の3時に撫でたときも、弱弱しく、ぐうぱあしてくれました。
おそらく、その1時間後くらいに静かに眠るように息をひきとったと思います。
死因は老衰でいいのではないでしょうか。
14歳で老衰、というのは早いですけれども、
羨ましい死に方だと思います。

気の強い怖い子で、カフェにはあまり出せませんでしたが、
人間にはよく甘えるかわいい子でした。
娘の魔鈴が我が家に残っていますが、
アリスから魔鈴に、女王様気質とまっすぐな鼻筋を
バトンタッチしてくれたと思います。

昨年〜今年、ずいぶん猫が旅立ってしまって
なんだかずいぶん寂しくなってしまいました。
でも、私はブリーダーをしていて、亡くなった子の
子孫がうちにいるということは、とても幸せなことだと思っています。
曾孫、曾曾孫、その次何……?というくらい世代交代していますが、
若い子たちの中に、祖先の面影を見つけると嬉しく懐かしくなりますね。

自分が死んだ時にはみんなに会えるんだと思うと、それはとても楽しみです。
(でも生まれ変わってたら、会えないのかな??とも考えちゃいますが。
生まれ変わっておいで〜といいつつ、待っててね〜というのは矛盾なんですよね……)
posted by RIEN at 18:15| 東京 🌁| Comment(0) | 十六夜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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