2024年12月10日

心臓の健康診断をお勧め致します。

昨年、ゆずちゃんが若くして心筋症で亡くなった時も、
心臓の検査のお勧めを致しました。

http://rien.seesaa.net/article/500220265.html

今年、テオくんが拘束型心筋症で
若くして亡くなり、オーナーさんが
心臓の健康診断をしていればよかった、と
後悔していらしたので、
改めて、皆さんに健康診断をお勧め致します。

健康診断としては、心エコーより、
BNPやトロポニンIといった血液検査のほうが
簡単だと思います。

我が家のパンダが今年の健康診断でBNPの数値が高く、
心エコーを試みましたが、肺の影に隠れて心臓が見えないため、
とりあえず経過観察、となりました。
しかし、その2か月後くらいに、体重が1キロ減少して
病院に行ったところ、
「血液検査では他の臓器に異常がないので、
心臓が弱ったことで全身に栄養がいきわたらず、
体重が減ったのだろう」ということで、
テノーミンという薬を飲み始めたところ、
約1か月で体重が戻りました。
それで、体重減少の原因は心臓であり、
投薬で心臓が回復したのだろうと推測しました。

肺に隠れてきちんとエコーで診察しきれないものの
おそらく肥大型心筋症だろうから、
定期的にエコーを確認しつつ、
投薬を続けることになりました。

今まで、子猫時代に心雑音があって心疾患が判明することは
時々ありましたが、ほとんどの子が15歳前後まで
無治療で長生きしてくれていました。

しかし、ゆずちゃんやテオくんは心雑音を指摘されたことはないのに、
若くして心筋症で亡くなってしまいました。
もし、早く病気に気付いて投薬をすれば
長生きできる可能性があるので
1歳前後をめどに一度心臓の血液検査を受けることをお勧め致します。

メインクーンやラグドールのように、遺伝子検査で肥大型心筋症の因子を
持っているかがわかれば、遺伝性の肥大型心筋症を排除できるのになあ、と思います。
早く、変異箇所が特定されることを願っています。
posted by RIEN at 18:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気・健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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