リルケ&ジュリーの娘の綴ちゃんが2月1日に14歳10か月で
琥珀ちゃん(なすび)&レオの息子のロビーくんが2月9日に14歳と2か月で
リルケ&海老蔵の娘のルカちゃんが昨年5月11日に13歳と4か月で
スー&ヒロミの息子のジュリアンくんがおととしの3月15日に17歳と11カ月で
旅立ったとご連絡をいただきました。
綴ちゃんオーナーさんからは、「今蘇生中」というLINEをいただき、
やりとりしていたのですが、戻ってきてくれませんでした。
前日夜までご飯を食べ、当日朝も普通にしていたとのことで、
私は、心疾患を疑ったのですが、そうではなく、
呼吸器疾患と先生がおっしゃっていたそうです。
(健康診断も定期的にしていただいていました)
少し前から鼻づまりがひどかったとのことですが、
特に開口呼吸になったりすることもなかったそうで
突然のことにさぞびっくりされたことでしょう。
ロビーくんは、少し前に「片眼の瞬膜が出てしまっている」と
ご連絡をいただき、「おそらく脳腫瘍等では」とお返事しました。
鼻水・鼻づまりもひどかったそうです。
かかりつけの先生も、検査をするとしたら脳のMRIと
おっしゃっていたそうで、それをするには全身麻酔が必要で
高齢猫には負担だろう、と強くは勧めなかったようです。
脳腫瘍だとしたら、猫の場合、手術があまり現実的ではなく、
脳に効く抗がん剤がない、と、以前先生から聞いたことがあるため、
その点からも、私もMRIはお勧めしませんでした。
鼻づまりがひどいとのことで、ネブライザーをお貸しして
生理食塩水のミストを吸入してもらうようにしたところ、
とても気持ちよかったようで、準備をすると自らケージに入って
待機するようになったとのことでした。
積極的な治療はできなかったものの、
ネブライザーや強制給餌などの介護のおかげで、
ロビーくん、だいぶ頑張ってくれました。
ジュリアンくんは、亡くなってすぐにご連絡をいただいていたのですが、
私がブログにアップするのを失念していました。
子猫の時に心雑音が聴取され、たしか肺動脈弁狭窄症と診断されたのですが、
それでも、受け入れていただき、ジェッタくんと一緒に育てていただきました。
シニアになって糖尿病を発症し、インスリンでコントロールしていただいていたところ、
肺がんを患って亡くなりました。
肺がんは、肺腺癌であることが多く、その診断をつけるのは難しいうえ、
(組織を採取して病理検査をすることが難しい)
腺癌には特効薬がないため、予後があまりよくないのです。
猫の癌で、抗がん剤がちゃんと効くのはリンパ腫くらいでしょうか。
糖尿病も肺がんも、こまやかに看病していただき、
こまめにご報告いただけて、私も勉強になりました。
綴ちゃん、ロビーくん、ルカちゃん、ジュリアンくんの
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
大切に育てていただいたオーナーさん方には
本当に感謝しております。
2025年02月16日
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