2023年02月17日

ティコさんの訃報

アリス&ヒデキの息子のティコさんが
2月12日に旅立ったとご連絡いただきました。
17歳と5日でした。

昨年春、甲状腺と腎臓が悪いものの元気、と
ご連絡いただきました。
今年1月10日に下痢が続いて検査をしたら
腸壁が厚くなっているとご連絡いただきました。
腸重積では?とのことで手術をしたところ、
腸重積ではなく、病理検査の結果、
大細胞型(高グレード)悪性リンパ腫とのことで、
抗がん剤治療を開始しました。
(遺伝子検査の結果、T細胞型)
UWプロトコルで治療を開始したものの、効果が見られず、
ロイケランとステロイドで回復?維持?に見えたけれど
やはり調子を落とし、ニムスチン(私は初耳のお薬)を
投与して効果が出るかを様子見中に旅立ってしまいました。

闘病期間約1か月でしたが、
オーナーさんはお仕事の繁忙期で、
それにも関わらず、通院、お見舞い、看病を頑張ってくださったばかりか
私へも細かくご報告くださいました。
ご報告いただいても、お役にたてるわけではないのですが、
私にとっては、このようなご報告はとても勉強になります。
私は、低グレードリンパ腫は複数経験していますが、
高グレードリンパ腫は経験がありません。
オーナーさん方からのご報告で勉強させていただいております。
いろいろなことを感謝しています。

17歳になってすぐ旅立ってしまって残念ですが、
17歳のお誕生日まで頑張ったティコさんは、
本当に親孝行だと思っています。
ティコさんもオーナーさんもお疲れさまでした。
有難うございました。

こちらのオーナーさんは、生肉食を実践されていて、
それが長生きのひとつの理由だったかも?と思っています。
(手作り食、生肉食は私も推奨しているのですが、
コストも手間もかかるので、私はずいぶん前に挫折しました。
ティコさんをお譲りした頃が一番頑張ってた頃かも)
昨年春にご連絡いただいたとき、りきさんもティコさんも
腎臓が弱ってきて、獣医さんから腎臓食に切り替えると
その後の寿命が全然違うと言われ、冷凍庫いっぱいの生肉を
もらってくれないか、とご相談を受けたのでした。
喜んで頂戴しました。カンガルーとか鹿とかバラエティもあって、
うちの猫たち大喜びで、特に生肉好きなカステラ七之助が
とってもよく食べました。

りきさんも17歳。りきさんもティコさんも、
両親より全然長生きで、私も嬉しいです。
りきさんには、まだまだ長生きしてもらいたいですね。

ティコさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
posted by RIEN at 11:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月22日

こまくんの訃報

メグと勘三郎の子猫のこまくんが、1月18日に亡くなったと
ご連絡いただきました。生後7か月でした。

1月15日に、FIPの疑いとのご連絡をいただきました。
近所の動物病院では無理とのことで、近隣の大きな病院に
入院したけれど、そこでもFIPの積極的治療はできないとのことでした。
元気消失、体重減少、貧血、黄疸などの症状から、
私もFIPの可能性が限りなく高いと思いました。

ブルーム動物病院へもなんとか行くとこができるとのこと、
ムースくんの時のこともご説明し、
診断も治療も、ブルームさんがベストでは?と申し上げました。
すぐにブルームさんを予約され、16日の朝イチで診察していただいたところ、
やはりFIPの可能性が高く、だとしたらすぐに治療を開始しないと危険とのことで、
確定診断を待たずに、入院、MUTIANの注射での治療を開始していただきました。
貧血がひどかったため、兄弟のはちくんから輸血もしました。
はちくんは、途中の車で鳴きどおしだったそうですが、
クロスマッチ適合し、採血も頑張ってくれました。
輸血の結果、血液の状態は少しよくなりました。

しかし、MUTIANの効果が出るのを待てずに、
18日のお昼頃、息をひきとったそうです。

FIPの可能性を指摘されてからのオーナーさんのご判断は
とても迅速だったと思います。
ご自身でも検索され、私にもご相談いただき、
こまくんにとってベストな治療をしていただけたと思います。
初診時の血液検査結果だけならば、ムース君の時と
同じくらいの状況だと思っていたので、
きっとこまくんもムースくんのように寛解すると思っていました。
とても残念です。
オーナーさんご家族はもっと無念な思いをされていることでしょう……。

オーナーさんご家族は、はちくんをお迎えになってから、
勘三郎の子猫がほしいとずっとおっしゃってくださっていました。
勘三郎の最後の子猫のこまくんを、是非に!とお迎えいただいたのに、
7か月でお別れととなってしまって、申し訳ないです。

お仕事もお忙しい中、こまくんの治療に手を尽くしていただき、
心から感謝しています。

こまくんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

そして、FIPが予防可能な病気になる日が1日も早く訪れますように。
人間コロナのワクチンが、猫のFIPに応用されてくれることを
願ってやみません。

はちくんjpeg.jpeg

供血をがんばったはちくん。

はち&こま.jpeg

はちくん&こまくん&先住ノルさん。
posted by RIEN at 13:47| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月30日

しふぉんちゃんの訃報

ミキとレオの娘、しふぉんちゃんが12月26日に
亡くなったとご報告いただきました。
18日に19歳になったばかりでした。
老衰といっていいのではないでしょうか……。
オーナーさんご夫妻に手を握ってもらって、
ゆっくり眠るように旅立ったそうです。
大往生だと思います。

19歳ですから、腎機能は低下していて、
夏に一度立てなくなった、とご報告があり、
その時点で、私もオーナーさんも覚悟しました。
が、ちゅーるで復活したそうです。
(笑っちゃいけないけど笑っちゃいますね)

その後、肛門付近でヘルニアを起こして手術。
麻酔にも耐えました。
その前後に、LOYDさんが新しい猫家具を作っていらっしゃいました。
足腰弱っているので、低い段差のものを、と
ご注文があったそうです。
しふぉんちゃん、その家具も気に入っていたそうです。

夏から秋、誕生日、クリスマス、とずいぶん頑張りました。
親孝行ですよね。

19年間、大切にかわいがってくださった
オーナーさんには心から感謝しております。
しふぉんちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。
posted by RIEN at 19:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月11日

コノちゃんの訃報

12月6日に、ミキ&レオの娘のコノちゃんが虹の橋に旅立ったとご報告いただきました。
19歳6か月でした。

亡くなる少し前に腎臓の数値が悪化したとのことですが、
亡くなる直前までちゅーるをなめていたそうです。
一晩中たんばさんのおなかの上で撫でてもらい、
そのあと、ご家族の皆様に見守られて旅立ったそうです。

死因は腎不全ということになるのでしょうけれど、
老衰と呼んでいいのではないでしょうか。
苦しい時間はあまりなく、大往生だったと思います。

19年以上、大切に育ててくださったご家族には、
感謝の気持ちでいっぱいです。

ゴージャス三毛の美人さんでしたが、
MAX体重7キロ越えで、サマーカットしたときに
三段腹があらわになった衝撃のお写真を忘れられません(笑)。

19年前は、中野のマンションに住んでいたのですが、
そこで生まれた猫たち、そこで迎えた猫たちが
どんどんいなくなっていくのはさびしいですねぇ。
(ウチでも、中野で生まれたのは桜姫だけになりました)

コノちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
posted by RIEN at 17:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月11日

メイくんの訃報

メグ&カステラ七之助の息子のメイくんが
7月8日の未明に亡くなったとご連絡いただきました。
1歳6か月でした。

深夜に突然呼吸がおかしくなり、夜間救急病院に向かう
車の中で息をひきとったそうです。
もちろん、病院では蘇生を試みてくださったそうです。
救急病院ですから、一般の病院よりも、
蘇生の経験が豊富だったのではと思います。
5月に心雑音を指摘され、エコー・レントゲン・血液検査をして
異常なしだったので安心した矢先のできごとだったそうです。

ご連絡をいただいて私も茫然としましたが、
オーナーさん方はもっともっと茫然とされたことでしょう。
呼吸の異常に気付く少し前まで、元気に過ごしていたのですから。
5月にそれだけ検査をして心臓に異常なしだったなら、
獣医さんもオーナーさんも気をつけようがないですし……。
とらくん&メイくんの体調管理はとても細やかにしていただいておりました。
オーナーさん方には、心から感謝しております。

4月に里帰りしていただいた時、楽しそうに
カフェやウッドデッキでくつろいでくれました。
今度は泊まりで遊びに来てくれるはずだったのに。

その時の様子。
http://rien.seesaa.net/article/487088136.html

ご連絡をいただいた数時間後に、世界を驚かせた大事件が発生しました。
メイくんの命日、私は一生忘れることができないでしょう。
メイくん、安部元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

人間でも猫でも、突然心臓が止まってしまった時にできることは
心臓マッサージです。
重度心疾患のある弁慶という猫がいた頃、
シャンプー中に心臓が止まったら困るので、
病院で洗ってもらえないか相談をしたことがあります。
(洗わないと毛玉だらけになっちゃう)
そしたら、「もし止まっちゃったら、心臓マッサージして。
病院でもできることはそれくらいだから同じだよ。
君の家は猫いっぱいいるんだから、練習できるでしょ。
心臓マッサージでダメなら、その後蘇生頑張ってもほぼ無理」と言われました。

動画やテレビドラマを見ると、
人間の心臓マッサージは、左胸を両手で押すような感じですよね。
猫の場合は片手でつかめるサイズなので、
肋骨の上からつかんでぎゅっぎゅっと握る感じですかね?

たぶん、弁慶10歳頃2014年頃に先生に相談して、
その頃、ほんの数日、心臓マッサージの練習をしたような気がします。
きちんと指導してもらったわけではないですが、
生きている子なら、心臓がドキドキ動いているので場所はわかりますし
猫の肋骨は柔らかいので、握ることができます。
とはいえ、元気な子で心臓マッサージの練習しようとすると
もちろん嫌がられます。習慣にはなりませんでした。

そして、2019年に小町が突然死した時、
心臓マッサージのことなんて微塵も思い出すことはありませんでした。
動かない小町を見て、夜間救急病院に電話して、
タオルでくるんで走っていったことが思い出されますが、
あの時、すぐに心臓マッサージしていたら、
おなかの赤ちゃんだけでも助かったかな……?
心臓とまった瞬間に立ち会えてないのでやはり無理だったかな。

私が心臓マッサージのことを思い出したのは、
今回の事件のニュースや大学病院の記者会見がきっかけです。
撃たれたような場合に心臓マッサージしていいの?と思っていたら、
記者会見でそのような質問をした記者がいて、
教授がはっきりと肯定していました。
その時に、ふっと弁慶のことを思い出しました。

もし、メイくんの心臓が止まってしまってすぐに電話をもらったとしても、
その時の私には、「心臓マッサージして」とは言えなかっただろうと思います。

でも、今、そのような電話があったら、
「病院につくまで、肋骨の上から心臓を握ったり離したりしてあげて。
脳に血液が行くように、心臓というポンプを動かしてあげて」と
声をかけられるかもしれません。

メイくんのオーナーさんには申し訳ないのですが、
このブログをご覧になった方の役にたつことがあるかもしれないので、
書かせていただきます。

猫が生きてるときに、突然心停止した時のための
心臓マッサージの練習をしておいてください。
健康診断などで動物病院に行った時に
簡単にレクチャーしていただけたら、安心ですよね。
(私も、今度、病院が空いている時に相談してみます)

メイくんのこと、本当に残念で悲しいのですが、
その中から、少しでも、将来誰かの役にたつかもしれない
知識や知恵を拾い上げることができればいいな、と思います。

そして、緊急時は、夜中でもどうぞ電話・LINEくださいね。
まず、救急病院を探して電話するのが先だとは思いますが、
どうしていいかわからないときは、ご連絡ください。
posted by RIEN at 12:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月06日

乙姫ちゃんの訃報

富姫とレオの娘の乙姫ちゃんが3月28日に亡くなりました。
11歳9か月でした。

昨年秋に高グレード悪性リンパ腫を発症し、
乙姫ちゃんもコスモスさん・旦那様も本当に
頑張って治療を続けてこられました。

詳細は、コスモスさんのブログをご覧ください。

もふ猫「乙姫」物語
http://cosmos88.cocolog-nifty.com/blog/

RIENが等々力にあった頃、コスモスさんのお宅は、
徒歩5〜10分くらいのところで、一番のご近所さんでした。
電柱の張り紙でRIENを知り、ご来店いただき、
乙姫ちゃんをお迎えいただき、そのあとも
プリンス君、エディくんときょうだいをお迎えいただきました。

乙姫ちゃんをご見学いただいた時、
ずっと寝ていて、丸まった様子がおはぎみたいだね、と
笑っていたことが、つい最近のことのようです。
等々力の頃は、ほぼ毎週猫同伴でカフェに遊びに来て下さっていました。

乙姫ちゃんは、里帰り回数が一番多い猫だったと思います。
それだけに、私もとても寂しいです。
11歳、まだ若いのに……。

お仕事もお忙しい中、ご夫婦で看病を
頭が下がるくらいに頑張ってくださいました。
体調を崩されないか、とても心配です。

プリンスとエディくんには、乙姫ちゃんの分も
元気に長生きしてもらいたいです。
2にゃんの存在で、コスモスさんご夫妻の悲しみが
少しでも和らぎますように。

乙姫ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

乙姫.jpg

コスモスさんのベストショットだそうです。
4歳の頃の乙姫ちゃん、かわいかったですねぇ。
posted by RIEN at 18:29| 東京 ☀| Comment(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月06日

胡桃ちゃんの訃報

ラン&レオの娘の胡桃ちゃんが
2月1日に亡くなったとご連絡いただきました。
19歳と14日でした。

年をとってからは、てんかん、甲状腺、腎不全の薬を飲んでいて
昨年末から体調を崩しつつも
19歳のお誕生日の頃までは、なんとか元気にしていたようです。
亡くなる1週間前くらいからトイレがおぼつかなくなり、
1月30日からおむつを使うようになり、
31日には足腰が立たなくなり、
日付が変わる頃、ご夫婦に抱きしめてもらいながら
静かに息を引き取ったそうです。
人間なら92歳。大往生だったと思います。
いろいろ持病があったとはいえ、老衰といっていいのではないでしょうか。
おそらく、苦痛等もなく穏やかに眠りについたことでしょう。
うらやましいくらいの死に際です。

2003年1月19日に生まれた3にゃんきょうだいは、
RIENで初めて生まれた子猫たちでした。
そして、初めてお問合せをいただいたのが胡桃ちゃんでした。
オーナーさんも、ブリーダーに問い合わせるのは初めてでしたでしょうし、
私も、問い合わせをいただくのは初めてで、ドキドキしました。
富山から東京都中野区までご見学に来て下さいまして、
とても感じのよい若いご夫婦なので安心しました。
(私も若かったので、おそらく同世代)

その年に生まれた餡くんもお迎えいただき、
時々近況報告をしてくださったり、
東京にいらしたときは、カフェにお立ち寄りいただいたり、
私が富山に子猫を届けたときは立ち寄らせていただいたり、
19年に渡ってお付き合いさせていただいてきました。

胡桃ちゃんが亡くなったことは残念ですが、
長生きしてあっぱれ!と、どこか晴れ晴れした気持ちですし、
オーナーさんも、寂しいとは思いますが、
悔いなどはなく、楽しい思い出だけが残っていることでしょう。

猫の死因も自分の死因も選ぶことができないですし、
運命に抗うことはできないのですが、
長生きして静かに死んでいくのは、見送る側の気持ちが安らかなんだな、と
思うと、猫に長生きしてもらうためにできることはしなくては、と思うし、
私自身も、健康に気をつけて長生きしたいものだ、と思います。

それにしても、最初に生まれた子猫が長生きしてくれたことは、
ブリーダーとしてとても嬉しく有難いものです。
胡桃ちゃん、オーナーさん、本当に有難うございました。

ラン、レオと久々の再開を楽しんでね。

胡桃.JPG

元気だった頃の胡桃ちゃん。

胡桃餡.JPG

胡桃ちゃん&餡くん。

餡.JPG

餡くんも今年19歳。

きょうだいの成長記録。
(19年前は、写真とHTMLファイルを、
ダイヤル回線とかISBN回線でアップロードしてたのです。
遅くならないように、写真のサイズも小さかったのですね)
http://nfcrien.xsrv.jp/kitten.03.1.19.html

オーナーさんからいただいたお写真たち。
http://nfcrien.xsrv.jp/rien/gallery/03.01.19/gallery5.html
http://nfcrien.xsrv.jp/rien/gallery/03.08.20/gallery6.html
http://nfcrien.xsrv.jp/rien/gallery/gallery20.html

19年前の私はマメだった……。
これらのページは、昨年サーバーのお引っ越しして
HTMLファイルと画像を新サーバーに移動しましたが、
移動しきれていない分もあるようです。
リンク切れ起こしているところがありましたら、
URLをお知らせくださいませ。

膨大な量の写真とHTMLファイルなうえ、
ファイルの名前の付け方や、フォルダのディレクトリがめちゃくちゃな時代なので、
写真がどこにあるか発掘するのが大変で、
一筋縄では移転作業ができないのです(昔の私が無知だったからなんだけどね)。

【追記】

kitten.2.18.14[1].jpg

19年前、この写真にヤラれたんだ、と、お送りいただきました。
ずっと保存していてくださって嬉しいです。
かわいい三毛ちゃんでしたよね。

次の子猫たちからは、生まれたときからの成長記録を
そのままサイトに残すようにしたのですが、
胡桃ちゃんたちの時は、まとめページみたいなの作って
成長記録全部は残さなかったのですね。

この頃は、安いコンデジを使っていたかと思うので、
画質も悪いし、ピントも怪しいですね。
この後、高級コンデジに買い替え、
2年後くらいにデジタル一眼を使い始めたように思います。

すべてが懐かしいです。
19年がアッという間なのが恐ろしい……。
posted by RIEN at 09:40| 東京 ☀| Comment(2) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月27日

ジルくんの訃報

セサミ&勘三郎の息子のジルくんが
26日に亡くなったとご連絡いただきました。
1歳になったばかりで、死因はFIPでした。

1週間ほど前、ジルくんが元気食欲なく、
血液検査とエコーの結果、免疫介在性溶結性貧血と診断された、と
ご連絡がありました。
おしっこが黄色く、黄疸があること、貧血があること、
体重が1歳で2.4キロしかないということなどから、
私はFIPを疑いました。
(同居の兄弟アルくんは5~6キロ)

免疫介在性溶結性貧血の経験はなかったため、
ネットでざっくり検索したところ、
FIPが起因となるケースもあるらしいとわかり、
その可能性が高いと思いました。
血液検査の結果も送っていただき、
私の中では、直感とはいえFIPの可能性が限りなく高いという
思いが強くなりました。

オーナーさんともやりとりさせていただき、
まず、かかりつけの病院にFIPの可能性がないか質問し、
できれば、近くの病院でFIPの可能性がないかセカンドオピニオンをとるよう
お勧めしました。

また、うちの猫の先住猫さん(1歳ちょっと)が
FIPでGS441524の治療を受け回復したということを知っていたので、
詳細を教えていただくべく連絡をとりました。
連絡をいれたのが夜遅くだったにもかかわらず、
電話でお話したいとおっしゃっていただき、
かかりつけ病院〜転院の経緯、治療の経過のこと、費用のことなど
とても詳しく教えていただきました。
もちろん、その内容もかいつまんでジルくんのオーナーさんにお伝えしました。

ジルくんオーナーさんがかかりつけ病院に電話したところ、
今までの経過から、FIPの可能性は低い
(ドライタイプの可能性は否定できないけれども、とのこと)
自分で自分の赤血球を破壊していることは確認しているので
免疫介在性溶結性貧血でよかろう、ということでした。

1週間ステロイドを内服し、再検査の予定とのことでしたので、
再検査の時には、総蛋白アルブミンとコロナウィルス交代値を検査することを
お勧めし、オーナーさんも了承してくれました。

が、その再検査より早く、ジルくんの呼吸が苦しそうになり
病院に連れて行ったところ、腹水胸水がたまっていて、
おそらくFIPとの診断を受け、酸素室に入院した。
予後が悪そうなので、FIPの治療ができる病院にお願いしたほうがよい、
と言われたとご連絡をいただきました。
そして、その数時間後に、ジルくんは持ちこたえられなかった、と
ご連絡をいただきました。

一刻も早くFIPの検査をしろ、FIPの治療ができる病院へ行けと、
強く申し上げなかった私がジルくんを死なせてしまったのだと思います。
私はほぼFIPと確信していたのに。

血液のPCR検査でも、コロナウィルスの抗体値でも、
ドライタイプFIPの確定診断をすることは難しいです。
面識のない獣医さんに、医療従事者でない私が、
診断や治療の進言をすることも難しいです。
FIP治療は、中国闇市場のMUTIANより、アメリカの治験中の試薬GSのほうが安いとはいえ、
トータルで外科手術2回分程度かかる高額な薬です。
簡単には治療してくれ、と言えません。

せっかく、FIPが治療可能な時代になったのに、
ちょっとした躊躇でジルくんを死なせてしまったこと、
強く強く後悔しています。
ねこじゃらしや将来の猫カフェ代を返礼品に
クラウドファンディングすることで治療費の協力をすることだってできたのに。

猫を、治療可能な病気で亡くすことは本当に悔しいです。無念です。
若い猫ならなおさらです。
このブログを読んでくださっている、オーナーさん方、
何か異変を感じたときは、どうぞご連絡ください。
私は、私の経験の範囲でしかアドバイスはできませんし、
必要以上に脅かしてしまうこともあるかもしれません。
でも、心配性だよね、とあとで笑い話になるほうがいいので、
私の経験内の最悪の事態と、私が知りうる限りの手立てをお伝えします。
高額な治療ならクラウドファンディングのご提案もさせていただきます。
とにかく、少しでも異変を感じたら、ご連絡ください。

最後になりましたが、ジルくんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
猫を飼うのが初めてでFIPのことあまりご存じなかったのに、
私のアドバイスにも耳を傾けてくださったオーナーさんには
心から感謝しております。

アルくん&ジルくんのかわいいお写真もご紹介しますね。

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posted by RIEN at 20:26| 東京 ☁| Comment(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月23日

モンクくんの訃報

まめざくらとレオの息子のモンク君が
1月17日になくなったとご連絡いただきました。
8歳のお誕生日まであと2か月ばかりでした。

有閑倶楽部から幼名をつけたきょうだいで、
かわいいのに最後まで残っていた子ではなかったかしら。
等々力→桜新町に移転するバタバタの中で
ご見学〜お引っ越しをした記憶があります。

3年ほど前、ひどい膀胱結石で緊急手術をして以来、
ずっと膀胱炎、腎不全の治療をしていただいていました。
毎日投薬と自宅での点滴をしていただいていました。
便りがないのは元気な証拠、とずっと思っていたのですが、
数日前に頻尿からの膀胱炎で病院に行ったら、
腎臓が大変な状態になってしまっていて、
入院した、というご連絡をいただき、
回復を祈っていたのですけれど、尿毒症で……とのことでした。

まだ7歳という若さなのに腎不全というのはとても残念ですし、
申し訳ない気が致します。

オーナーさんのお嬢様がご結婚された際、
プレゼントに、RIENの猫を希望してくださって、
モンク君とも血縁のあるらるくん&ゆずちゃんをお迎えくださいました。
モンクくんはとても残念ですが、らるくん&ゆずちゃんには、
モンクくんの分まで長生きしてもらいたいです。

モンクくんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
大切にお世話していただき、本当に有難うございました。

posted by RIEN at 17:07| 東京 ☀| Comment(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月27日

獅子丸くんの訃報

アリスとヒデキの息子の獅子丸くんが
10月19日に亡くなったとご連絡いただきました。
15歳になったばかりでした。

最後は糖尿病等でガリガリに痩せてしまったそうですが、
15歳まで長生きしたのですから大往生ですね。
かわいがっていただいて、幸せな猫生だったと思います。

そして、昨日、もっくん改め勇次郎くんが
獅子丸くんのおうちにお引っ越ししました。
獅子丸くんのような立派なノルになって、
かわいいお仕事たくさんしてね。

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獅子丸くんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
勇次郎くんをよろしくお願い致します。
posted by RIEN at 13:02| 東京 ☀| Comment(0) | お悔やみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする