那須に移転して、中古車のリースですが、
初めて自分の車を持ちました。
(20年近く前、叔母からソアラをもらって1年ほど乗ってましたが、
車検&重量税があまりに高額だったので、1年でお返ししました……。
ソアラ、とてもよい車でしたが、なんたってバブルの頃の車で
リッター5キロくらいしか走らない3ナンバーの車の維持は私には無理)
今年、初めての車検でした。
車検、お金かかることはなんとなく知ってたので、
安く済ませる方法を検索してみました。
ディーラー>タイヤ屋>ガススタ だったので
まずは、ガススタで見積してもらいました。
自賠責&重量税以外で、車検整備費&代行手数料22000円
エンジンオイル等の交換 12000円
バッテリー交換27000円合計約6万でした。
(楽天から申し込むと約1万割引きがある)
ディーラーだと車検整備費&代行手数料で約5万です。
とりあえず、ガススタに車検代行を頼み、
エンジンオイルやブレーキオイルの交換も頼みました。
この時点で高いよ〜とツイッターでぼやいたところ、
にゃみりーのaiさん旦那さんから、
「バッテリーはボッシュのを買って自分で交換すれば7000円程度。
最初なので交換してあげるよ。渡部さんならユーザー車検もいけるかもね」と
ご連絡いただきました。
ユーザー車検、何ソレ?と検索してみたところ、
自分で陸運局に車もっていけば、2000円程度で車検できることが判明。
手続きについて説明しているいくつかのサイトを見て、
書類揃えて宇都宮陸運局まで車持って行くだけなら楽勝じゃん! と
国土交通省のサイトからユーザー車検を申し込んで、
その旨、aiさんに連絡しました。
aiさんご夫妻は、まさか今年ユーザー車検を申し込むとは思わなかったみたい。
バッテリー交換&車検に必要な点検&整備をしてあげる、
(aiさん旦那さんは車検整備士の資格お持ちの車のプロ)
ユーザー車検のレクチャーするし、車検に必要な光軸調整の店も教える、と
ご連絡いただきました。
(今思うと、私は、本当に何もわかっていなかった!。
陸運局に車もって行けば、係の人が検査してくれると思っていたのですが、
自分でレーン走行して、マフラーに機械いれたり、アクセルやブレーキ踏んで
機械に点検してもらう仕組みなのですね)
aiさん旦那さんではできない整備があるかもしれないので
(交換必要な部品があったら注文しなければならない)
ガススタの点検はキャンセルしないでおいて、
aiさんちで、バッテリー交換や車検に必要な点検整備をしていただきました。
そのあと、陸運局の案内図を書いていただき、建物や車検レーンの説明、
各検査項目の説明などをとても丁寧にしていただきました。
ここは進むだけ、ここではマフラーに機械いれる、
ここではアクセル踏んで速度40キロになったらパッシング、
ここではブレーキを踏む(最初はじわっと最後に思いっきり)、
ここは下から検査、などなど、そこでする操作と
何をチェックしているかの説明を、本当に丁寧にしていただきました!
私の車は、特に問題なく車検に通るだろうとのことで、
陸運局の下見と、光軸調整のお店3軒くらいを案内していただきました。
(手取り足取り、おんぶにだっこ、至れり尽くせり)
ガススタでのエンジンオイル交換その他整備をキャンセルし、
宇都宮の陸運局に行ってきました。
まず、レーンを見学して、どんな操作をするか理解します。
ユーザー車検初めて、というと、スタッフがひとりついてくれて
もう少し左に寄って、とか、もう少し前に進んで、とかも
指示してくれます。
検査自体はほぼ問題なくできたのですが、
ブレーキテストのあと、レーンを進もうとしても
車が前に進まなくて、サイドブレーキなどを確認し、
エンジン再起動してもダメだったので
(強くアクセル踏むのは怖い)
スタッフの皆様に車を押していただきました……。
書類等もOKで、無事新しい車検証をゲットできました〜。
安く車検を済ませる方法、ユーザー車検の手順は、私も検索したのですが、
私が、いろいろ勘違いしていた理由について考えてみたのですが、
ユーザー車検の前提は、自分で整備できる人もしくは
信頼できる整備工場でユーザー車検用の点検整備をしてもらっている人、ということを
私が知らなかったこと、ユーザー車検の手順の説明の記事でも
そのあたりがサラッとしか書かれていないことではと思いました。
そもそも、私レベルの無知な人は、ユーザー車検をしようと思わないはずなので、
その部分を記事にしようと思う人もいないのでしょう。
今回、aiさんの旦那様に丁寧に点検整備していただいて、
車の点検整備は、猫の健康診断と同じくらい重要なのだと知りました。
それを申し上げたら、まさにその通り、とのこと。
私は、猫の健康診断なら、うちの猫にどの程度の検査が必要か、
検査結果の解釈の仕方もある程度わかるし、
疑問点があれば獣医師に質問するし、
自分にとってどんな獣医師がよい獣医師なのかの
私なりの判断基準があります。
車についてはまったく無知ですが、猫の健康診断になぞらえるなら、
整備士・整備工場がどこでも同じわけではなく、
私と整備士の信頼関係や、私がある程度興味や知識を持つことが重要だ、
ということがよくわかります。
安いからガススタの車検代行でいいや、というのは
一番よくない選択肢ですね。
私は車の整備のことがわからないので、
整備士さんや整備工場の良しあしの判断ができません。
となると、ディーラーにお願いするのが、
私の車種について整備経験が豊富で、交換必要な部品が
すぐに手に入るという点で、無難なのだと思います。
(料金は高いけども)
12か月点検や夏冬タイヤ交換の時に、近場の整備工場にお願いして、
ここなら信頼できるかも、と思えるところがあれば、
そこで、ユーザー車検用の点検整備をしてもらって、
ユーザー車検する、というのが、コスト削減&安心安全によいのだと思います。
ディーラーでユーザー車検用の整備をしてもらうと約2万円なので、
整備工場が見つからなければ、ディーラー整備&ユーザー車検で
約3万浮きます。私は平日自由が利くので、3万浮くなら次回も!
バッテリー交換は、車検のタイミングで自力でやります!!
(2万浮くので、車検と合わせると約5万浮く。
5万稼ぐのって大変だもの。猫じゃらし作ったら何本!?)
aiさん旦那さんにお願いできると、それが一番の安心ですが、
片道1時間半かかること(時間&交通費がかかる)、
お願いすればaiさん旦那さんは引き受けてくださるでしょうけれど、
aiさん旦那さんの休日が1日つぶれてしまうことなど考えると、
信頼できる整備工場を見つけられたらそれが一番です。
そういえば、私の父はインスパイヤに20年くらい乗っていたのですが、
最初はディーラーに点検整備してもらっていて、
どこかの時点で、近所の整備工場に変えてました。
(部品が製造中止とかになったのかなあ?)
ウチの父は、65歳前後で免許をとり、上記インスパイア20年目くらいで、
対向車が突っ込んでくるという大事故を経験して、
車高の少し高い車に買い替えました。
インスパイアは、母の車だったんですが、
躁うつ病になってから、車の運転をしなくなり、
誰も運転しないのはもったいない、ということで父が免許とったみたいです。
父の膝は人工関節で、身体障碍者手帳を持っていて、
どこでも駐車してOKなのを私に自慢してました。
免許とってすぐ、フェリーで伊勢神宮まで行き、
帰りは東名を運転して帰ってきたそうなんですが、
親戚に、「いやあ、車の運転って楽しいものなんですねぇ」と言っていたそうです。
父はもう後期高齢者ですが、現役で働いていて、
私より頭も運動神経も達者なので、まだ運転大丈夫でしょう。
もしかしたら、父もユーザー車検してたりして!?
(仲良し家族ではないので、父と話をすることがあまりないのです)