2019年04月29日

リルケの仔猫時代の動画



スマホからユーチューブの動画を貼り付ける方法発見!
ブログの管理画面から検索するのだけれど、
その方法でたまたま見つけた過去動画が
かわいかったので、テスト投稿消さずに残しておきます。

かるたちゃんや琥珀ちゃんもかわいい。
リルケはずっと寝てるだけだけど、かわいい。
posted by RIEN at 14:56| 東京 ☁| Comment(0) | 雪姫(リルケ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月11日

子猫時代のリルケ動画「足、くっさーい」

You tubeの自分の過去の動画リストを見てみたら
9年前にリルケの動画だけ何本かアップしてました。
コンデジで撮ってたのかな。
9年前は、スマホはなかった(持ってなかっただけ?)と思うのですが、
スマホのカメラやスマホアプリの便利さに、
いまさらながらビックリしています。

動画編集ってものすごくめんどくさいイメージがあったんですが、
そうでもないんですね。
あきっぽいので、いつまで続くかわからないのですが、
猫のシャンプーの仕方などをわかりやすい動画にすることが目標。
シャンプー講座のご要望は時々あるものの、
土日のカフェ営業後にシャンプーをする気力体力なく、
「バケツでつけおきする」と言われてもピンとこないようなので……。

とりあえず、アプリをちょこちょこいじって、
「音楽はいったー」「字幕はいったー。でもタイミングあってない……」と
キャッキャ遊んでます。

リルケの子猫時代の動画も、いらないところをカットして1本にまとめたいのですが、
どうやっても、You Tubeからパソコンもしくはスマホに動画をダウンロードできません。

↓一番おもしろかった動画



動画が残ってるといいですね。
今までも、もっと、うちの子たちの動画を撮っておけばよかった。
posted by RIEN at 09:15| 東京 ☁| Comment(0) | 雪姫(リルケ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月27日

癒されてます。

忙しいのはありがたいことで、
子猫お届けや出産でバタバタしているうちに
二週間もたっていました。

一息つけるようになると、
リルケいないのかーとさびしくなりますが、
オレオのかわいさに癒されてます。

IMG_5820.JPG

IMG_5822.JPG


子猫時代のリルケみたいに、
ずっと膝にいてくれたり、腕枕で寝てくれたり。
今度、お洋服も着せてみようかな。

ビスコは、抱っこイヤーだし、
扉あけるとダッシュで脱走するので、
ついオレオばかりかわいがってしまいます。
えこひいきはいかんね。
posted by RIEN at 19:04| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 雪姫(リルケ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

リルケ永眠しました。

7月13日午前11時頃、リルケは息を引き取りました。
子猫の引っ越し、連休、(ワクチンなどの)通院、
と、忙しくしており、ご報告が遅くなりました。
ブログの更新が途絶えて、ご心配おかけして申し訳ありませんでした。

以下、リルケの経過です。

7月3日、リルケの診察をしていただきました。
鎮静剤を注射して、のどの奥を診ていただいたところ、
「腫瘍は、少なくとも小さくはなっていない」とのことだったので、
7月10日に手術を予約しました。

7月5日頃から、まったく食事をしなくなり、
(ササミもシーバもちゅーるもスープ類も)、
7月7日頃から、自宅の酸素室に入れても呼吸が荒くなり、
7月8日に、入院させました。
(うちの酸素室より病院の酸素室のほうが酸素が濃いかな、と)

7月10日は、手術に立ち会うはずだったのですが、
麻酔をかけたら、不整脈がひどくて、このまま麻酔をかけ続けるのは
危険だという判断になりました。

4月15日の帝王切開、6月4日の避妊手術の時は、
まったく不整脈はなかったそうです。

心臓が弱っている可能性もありますが、
自律神経のほうがおかしくなっている可能性もあり、
それが腫瘍のせいである可能性はあるかもしれないし、
ないかもしれない、わからない、ということでした。

腫瘍のあたりに神経はあまりないはずですが、
ちょっと上に行くと、神経がたくさんある場所だし、
さらに上に行くと脳で、どこまで腫瘍が広がっているか、
不整脈と腫瘍の関係は、まったくわからない、と。

院長先生がすぐに大学病院の先生に電話していろいろ聞いてくださいましたが、
猫の不整脈自体がとても珍しいことなので、
腫瘍のせいかもしれないし、たまたまかもしれず、
もう一度麻酔をかけたら不整脈が起きないかもしれないし、
起きるかもしれない、ということでした。

その時点での選択肢は3つ。
家に連れて帰って衰弱死を待つか
安楽死か
途中で心臓が止まることを覚悟で再度手術をするか。

手術が無事にできたところで、術創が腫れて、それで気道をふさぐ可能性もあり、
腫瘍が脳のほうまでいっている可能性もあることを考えると、
わずかな期間でも元気になる、という可能性はとても低そうです。

私としては衰弱死は一番辛いです。
なでればゴロゴロいうとか、子猫が近くにいると嬉しそうとか、
リルケ自身が家が好きそうなら、もちろん家に連れて帰りますが、
触られるのもいやそうで、してあげられることがなく、
他の子たちの世話などもあるので、常に付き添っていられるわけでもないし。

安楽死か術中死か、ですが、どちらも麻酔で眠るように死ぬ点では同じで
苦痛がないことを考えると、再手術のほうが、ほんのわずかでも希望があるのと
やれるだけのことはやった、と、私の後悔が少なそうです。

もし、手術中に死なず、術後の傷が腫れて呼吸困難になるなど
苦痛が著しければ、その時点で安楽死を選べばいいし、
もし、それを乗り越えてくれたら、0.01%くらいじゃないかと思いますが、
数日〜数週間くらい、自力でごはんを食べられる時が来るかもしれません。

再手術の方向で検討したいと申し出て、リルケは病院に置いて帰りました。
病院でできることはなんでもしてくれ、と言ったら、
11日夜から、鼻から胃にカテーテルを通して、リキッド状の栄養食を入れたとのこと。
とりあえずは、嘔吐がないかの確認ということでしたが、それは大丈夫だったので、
少し体力をつけてから手術、という新しい選択肢もあるよ、と言われました。
一度面会して、手術の時期を検討すれば?、とのご提案をいただき、
12日のお昼に病院に行きました。

そうしたら、鼻と口から出血し、今までに見たことのない
苦しそうな開口呼吸をしていました。
出血は、おそらく腫瘍が自壊したのだろうとのこと、
開口呼吸の程度は、水からあげられた魚がパクパクしているような感じ、といえばいいでしょうか。
体力がつく前に窒息死しそうで、見ていられなかったので、
経鼻カテーテルは抜いていただくことと
その日の夜の手術をお願いしました。

手術の前、30分か1時間か、リルケに付き添っていましたが、
カテーテルを抜いても呼吸の荒さは変わらず、
手術しても、あまりよい結果にはならなそうな予感はしていました。
私が院長先生の立場だったら、「この飼い主、安楽死を選んでくれないかな」と
思っただろうな〜、と思います。

麻酔をかける前に不整脈が出ていたのですが、
なぜか、麻酔をかけたらピタッと不整脈が止まり、
手術中の心電図は安定していました。

ただ、腫瘍はとても大きくなっていました。
のどの奥、鼻のほうまで広がっていました。
メスを入れる前に、腫瘍の部分を触らせてもらいましたが、
小指がやっと入るくらいしかスペースがないところで
メスを使ったり縫ったりしなければならないという、
それはそれは大変な手術でした。

腫瘍は、できる限り焼いていただきましたが、
そのせいで、皮膚(粘膜)が足りなくなり、縫えなかった部分があります。
手術が終わった時点では、電気メスで焼いて出血していませんでしたが、
その部分が手術後どうなるかがわかりません。
出血するか、どれくらい腫れるか。

麻酔を切ると、暴れる可能性があるので、
12日は、麻酔をかけっぱなし、気管チューブを入れっぱなしにしました。
3時間近い手術中、舌をずっとひっぱっていて、
舌がむくんで腫れている状態ということもあり、
気管チューブを抜くと呼吸がしにくいかもしれないとのこと。
翌日、麻酔を切った後、呼吸ができるのか、出血するのか、
などはまったくわからず、手術が終わったことを
喜べるわけではないよ、と言われました。

翌日、病院は休診日で、院長先生はご自宅でお休みのはずでしたが、
当直の先生と院長先生は、何度もやりとりをしてくださったようですし、
当直の先生も、院長先生(ご自宅から)も、何度か電話をくださいました。
血圧が上がらず、注射で血圧をあげてもすぐに戻ってしまう、
麻酔を切っても覚めてこないので、どうなるかわからないとは言われました。
(一晩麻酔をしているので、通常より覚めるのが遅いはずではあるとはいえ)
午後なら麻酔から覚めているかもしれないとのことで、
15時頃に面会に行く約束をし、
いつ病院から連絡があっても、すぐに駆け付けられるよう、
とりあえず、7月の平日はお休みとブログで告知した直後、
院長先生から電話がありました。

「さきほど、突然ポンと心臓が止まったので、僕も急いで病院に行く」とのこと
私も病院にとんでいきました。
(当直の先生と電話でやりとりをしている最中に、
心電図のモニターの音でわかったような雰囲気でした)
当直の先生と院長先生が心臓マッサージなどしてくれていましたが、
もう、リルケの頑張りも限界を超えていたようです。
「(生命力を)使い切った感じだったね」と、院長先生もおっしゃっていました。

リルケが最後まで頑張ってくれたのはもちろんですが、
執刀してくれた院長先生、他の先生方、看護師さん方全員、
昼間の診察でもお疲れのところ、23時近くまで頑張ってくださいました。
(片付けが終わって、当直の先生以外がお帰りになったのは24時前後だったのではないでしょうか)
見ているだけの私でも疲れたのですから、
ずっと集中していた先生方の疲労を思うと、申し訳なくて……。
でも、安楽死や衰弱死を選んだら、後悔が大きかったと思うので、
私は、手術を選んでよかったと思っています。

顔が血や膿でドロドロになってしまったので、
帰宅してすぐにシャンプーしました。
シャンプーで暴れないリルケは初めてで、
どんなにゴシゴシ洗っても、シャワーをザブザブかけても
高温・強風のドライヤーをあてても、文句を言わないのが不思議でした。

シャンプー後のリルケは、眠っているようにきれいな顔で、
毛もサラサラになり、なでているうちに、むくっと起き上がりそうでした。
この暑さなので、その日のうちに火葬にしようかとも思いましたが、
あまりにも触り心地がよくて、顔も安らかで、
離れがたく、1日火葬を延期しました。

これまで、亡くなった子をシャンプーしたことはありませんでしたが、
みんな、洗ってきれいにして見送ってあげればよかった。
人間だって死化粧をしますものね。

ふと、小林麻央さんのブログを思い出しました。
いつ頃だったか、麻央さんが治療に背を向けた時、お母さまが叫んだという記事。
「死ぬ順番を間違えないで。私が死んだら、麻央に口紅を塗ってもらうのよ」と。
リルケも死ぬ順番を間違えないでほしかったです。

リルケと一緒に生まれた、月姫ちゃん、ガルマちゃん、ちぃたんちゃん、吉宗くん、ミエルくんは、レオやイネスより先に死んではだめですよ。
レオやイネスの年齢より若く死んでもだめですよ。

リルケの子供たち、綴ちゃん、パールくん、フレイくん、ビゼーちゃん、けむりちゃん、ミルクくん、ルカちゃん、琥珀彦くん、シャックくん、朱夏くん、ミカエルくん、咲葵ちゃん、藤十郎くん、シグルくん、アレクサンデルくん、京くん、杏ちゃん、イリナちゃん、エルヴァちゃん、浅黄くん、奈々ちゃん、ソフィーちゃん、沙羅ちゃん、セサミ、七音ちゃん、オレオ、ビスコ、リッツには、リルケの分も、おいしいものたくさん食べて、楽しく長生きしてもらいたいです。
(↑仮名なんだっけ、と、一生懸命思い出したら、
全員、ちゃんと名前出てきました。
確認したら順番は少し間違えてたけど)

もし、「猫 扁平上皮癌」で検索して、このブログにたどりついた方がいらしたら、
2017年現在、分子標的薬「パラディア」は、副作用少なく、
がん細胞の増殖をおさえてくれる可能性があるので、是非、試してみてください。
(他のがんにも効く可能性が多いにあると思います)
残念ながら、うちのリルケには効きませんでしたが、効く子もきっと多いと思います。

パラディアについて調べたことは、
↓以下の記事にまとめてあります。
http://rien.seesaa.net/article/451229167.html

人間も動物も、がんの研究がもっと進むことを願っています。

最後に、リルケを応援し、回復を祈ってくださった皆様、
本当に有難うございました。
posted by RIEN at 21:35| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 雪姫(リルケ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

分子標的薬パラディア1週間投薬

リルケのその後の経過です。

6月18日からパラディアを投薬開始しました。
リルケの体重2.8キロ。
パラディア10rの半錠を隔日。
ステロイドのプレドニゾロンも隔日投与、
抗生剤のセファクリアを1日1錠投与です。

本当は、昨日の6月25日に手術を予定していたのですが、
犬の肥満細胞腫で、パラディアを3週間投与したところ、
腫瘍がかなり小さくなったというレポートを見つけ、
手術をいったんキャンセルしました。

もともと、院長先生からは、手術の前にパラディアを飲ませて
腫瘍を小さくしてから手術したら?とご提案いただいたのですが、
(院長先生もパラディアの説明を読んでくださって
血管新生を阻害してがん細胞を兵糧攻めにする作用があるようなので
腫瘍を小さくする可能性がある、とお考えくださっていたのです)
私のほうから、パラディアは現状維持の薬で、腫瘍を小さくすることはないようなので、
早く手術して呼吸や嚥下をしやすくしてあげたい、と要望して
25日の手術予約となりました。

で、レポートを見つけて、腫瘍が小さくなる可能性あるなら、
もうしばらく様子を見たい、と申し出たのです。
ワガママな飼い主でゴメンナサイです。

その手術予定だった昨日、リルケの調子がとても悪くて、
ずっと開口呼吸でグッタリしていて、
手術を延期したことを後悔していました。
が、夕方頃から調子がよくなり、食欲が出て、
呼吸も少し楽になったように感じました。

今日も、とても調子がよさそうでした。
今日、リルケの子猫たちのワクチンついでにリルケも病院に連れていき、
血液検査と、鎮静剤を打ってのどの奥を見ていただきました。
血液検査では特に異常なく、パラディアの副作用は認められませんでした。

が、鎮静剤をかけてのどの奥を見た院長先生は、
腫瘍が大きくなっている、とおっしゃいました。
これだと、たしかに呼吸が苦しくなるかもね、と。

じゃ、なんで昨日あんなに苦しそうだったのに、
今日は元気そうなのでしょう?と聞いたら、
気圧のせいかなあ、とおっしゃいました。
院長先生も、昨日、とても体調が悪かったそうです。
(なので、コスモスさんに教えていただいた、耳マッサージを教えてさしあげました)

リルケの腫瘍、このまま大きくなると、確実に気道をふさいで
呼吸ができなくなります。当然、食事を飲み込むこともできなくなります。

いつ手術をするか、とても悩みますが、
院長先生と相談して、あと1週間、パラディアを飲ませて、
腫瘍が大きくなっているようならすぐに手術、
小さくなりそうな気配があれば、また様子見、ということになりました。

リンダの時にも説明していただきましたが、
腫瘍は、とりきれればよいのですが、
残ってしまうと、手術が刺激になって、がん細胞の増殖が速くなることがあるそうです。
リルケの腫瘍は、進行の速さを考えても、おそらく取り切れることはないと思います。
とすると、今年3回目の麻酔、手術の負担、
手術してもそのあとに残る違和感、
すぐにがんが増殖して再度呼吸困難に落ちいることを考えると、
手術することは、苦しい時間を延ばすだけではないか、という気がするのです。

長く生きることより、美味しくごはんを食べられて
苦しみが少ない時間が多いことのほうが大事。
そう思っています。

今まで検索で見つけた、パラディアのレポートです。

動物救急センター 腫瘍最前線レポート
第十六回 「猫の扁平上皮癌」
http://www.jsamc.jp/dr_info/results/results04.html

分子標的薬を術前に使用した肥満細胞腫の犬の一例
http://www.ivma.jp/gakujutsu/kaiho/pdf/42-1/05_42_1_clinicalrepor

肺転移を伴う犬の大名脈小体癌に分子標的薬が奏功した犬の一例
http://www.ivma.jp/gakujutsu/kaiho/pdf/42-1/05_42_1_clinicalrepor

乳腺腫瘍の猫に分子標的薬パラディアを使用した飼い主さんのブログ
「猫にまみれてみました」
http://ameblo.jp/irikopitan/

※「いりこ」ちゃんというカテゴリを見ると、
今までの経過がわかります。
いりこちゃんの経過は全部読ませていただき、
希望を持たせていただきました。有難うございます。

たんばさんから、お友達のワンコさんが
末期がんで医者から見放されたが、アガリクスで完治した、
という情報をいただき、さっそくアガリクスも購入しました。

リルケがんばれー。頼む。

海老蔵さんや麻耶さんのブログを見ながら、
メソメソする毎日です。
ちょうど今、追悼番組放映されているのを知っているのですが、
号泣しそうで見られません。
クローゼットからテレビ出すのも面倒だし。

【補足】
腫瘍が大きくなってるなら、早く手術すればいいのに、
と、思われる方もいらっしゃるかもしれないので…

現時点では、パラディアが効いてるのか、評価ができません。
最初に院長先生に、口腔内を見ていただいたのが6月4日。
18日は、診療時間外に薬だけもらいに行きました。
今思えば、この時にも、リルケを連れていって、
鎮静かけてのどの腫れ具合をみていただけばよかったのですが…

今までの経過を見ると、とても進行が早いので
4日から18日の間の二週間で、腫瘍が大きくなり、
パラディア内服開始から、腫瘍の成長がとまったり
小さくなったりしている可能性もあるのです。

4日と26日の比較しかしていないし、
投薬開始から、まだ一週間だし、
まだ、様子を見る余地はあるかな、と思っています。

ただ、リルケの嗅覚はほぼ、なくなっています。
大好きなササミを鼻の近くに持っていっても、
ササミと認識して食べ出すまでに数分かかります。
元気な時は、部屋に近づいたら、駆け寄ってきました。

大好きだった、キャットニップのオモチャにも無反応です。
他の子は大興奮なので、ちゃんと香はあるはずです。

それだけ、頭部内部で腫瘍が大きくなっているとしたら、
手術で刺激与えたら、一気に悪くなりそうです。
もっと呼吸が苦しそうになった時は、
判断を非常に悩むことになりそうです。

なんとか、パラディアが、今の時点の現状維持をしてくれたら、
できれば、少しでも、のどの腫れが引いてくれたら、と
願っています。

今日は気圧が安定しているようで、
リルケも心なしか、リラックスして見えます。

IMG_5754.JPG

写真は、昨日のものです。
病院の待合室にて。
いつも、緊張で開口呼吸になるのに、
なぜか、とても落ち着いていました。
posted by RIEN at 22:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雪姫(リルケ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

扁平上皮癌と分子標的薬

リルケが病理検査の結果扁平上皮癌と診断されました。
(リンダと同じです。リンダは確定診断ついていないですが)

経過の記録です。
5月中旬、リルケの鼻が詰まっているような感じに気づく。
5月20日、元気・食欲がなくなり、緊急対応していただくも特に異常なく、点滴、座薬で復活。
その後も、鼻が詰まったような感じ、咳ともくしゃみともつかないものが続く。
その様子が、桜姫の声帯にリンパの過形成ができた時の感じに似ているような気がして、
1週間後くらいに、鼻と喉のレントゲンを撮ってもらうも異常なし。
鼻づまりだろうとのことで、鼻腔洗浄をしていただくも、それほどの効果なし。

6月4日 避妊手術。
もう少し先でもよかったのだが、麻酔をかけるついでに、のどのあたりを
よく見ていただき、何かあれば切除して病理検査に出してもらいたいと思って、
早めに手術することに。
その結果、のどの奥がはれていて、それが気道や食道をふさいでいたのではないか、とのこと、
はれた部分の中身を注射で吸っていただき、病理検査へ。

今まで見たことのないような腫れ方で、潰瘍になっているわけではなく、
つるっとした感じの腫れ方とのこと。
写真を見せていただいたが、この腫れ方だと、
呼吸や食事の際に邪魔になりそうな感じ。

病院でも顕微鏡で見てくださったけれど、リンパ球が多いわけでもなく、
なんか変な細胞があるので、病理検査の結果を見ないとなんともいえないが、
可能性としては、リンパ腫、メラノーマ、扁平上皮癌、リンパの過形成が考えられるが、
場所からすると、扁平上皮癌の可能性は低いだろうとのこと。

約3日後に、院長先生から電話。
とても申し訳なさそうな声で、
「病理検査の結果、扁平上皮癌でした。抗がん剤が効かないので、
手術で腫瘍をできる限りとって、あとはステロイドと抗生剤の投与という治療になりそうです」とのこと。
避妊手術の抜糸の際に、今後の相談をしましょう、ということになりました。

リルケ、まだ8歳なのに癌なんて、ガーン!などと
つまらなすぎる駄洒落を言っている場合ではありません……。
リンダは、病理検査では結果が出なくて(深いところに腫瘍があり、がん細胞を採取できなかった)、
気付いた時には失明し、次第に口があかなくなり、口をあけようとすると
血まみれになってしまって、とてもかわいそうでした。
10歳のリンダでも、進行がとてもはやかったのに、
8歳のリルケは、もっと進行が早いかもしれない……。

リンダは、ちょうど移転のバタバタ・ごたごたの頃に発症したので、
ネット検索をするような時間もなく、
漢方やサプリなども試しませんでした。

リルケの手術後、少しでもがん細胞の増殖を抑えるような
漢方、ハーブ、ホメオパシー、その他サプリメント(アガリクスとか?)はないものか、と
時間がある限り、検索をしていました。
(なので、ブログの更新がストップしてました。
あさんぽの時間はどんより曇っていることが多く、
朝焼け写真も撮れていませんし)

検索しているうちに、2014年に犬用の分子標的薬「パラディア(成分:トセラニブ)」が
承認されていたことを知りました。

分子標的薬は、正常な細胞は傷つけずにがん細胞のみに作用する抗がん剤です。
最近ニュースでよく目にする、「オプジーボ」も分子標的薬のひとつです。
ずいぶん前、分子標的薬の存在を知った時は、
がん細胞のみに作用する(副作用が少ない)なんて、夢のような薬だ、
それが獣医療にも使えるようになる日が来ればいいのに、と思いました。

それが、2014年に犬用として承認されたいたこととに驚きました。
承認されたのは、犬の肥満細胞腫用ですが、
犬の扁平上皮癌にも効果がある場合があること、
猫の扁平上皮癌にも期待ができること、もわかりました。
猫の乳腺腫瘍にパラディアを使用している、という猫の飼い主さんのブログもありました。
2015年から使い続けて、今でもその猫さんは副作用もなく、元気にしているようです。

さらに調べると、猫の扁平上皮癌にパラディアを使用してよい結果が出ている、という
腫瘍専門医のレポートも発見できました。

是非、リルケにもパラディアを使ってみたい、と思い、
かかりつけ病院の院長先生にメールを送り、
今日、リルケの抜糸の際に相談してきました。

まずは、手術でとれるところまで腫瘍をとり、
その後、パラディアを使用する、ということ、院長先生も賛成してくださり、
薬を手配していただけることになりました!

パラディアは、がん細胞の増殖を抑える(チロシキナーゼ阻害)薬なので、
がん細胞を小さくしたりなくしたりする効果はあまり期待できませんが、
手術でとりきれなかったがん細胞が、それ以降暴れないように抑えてくれれば
数年間、QOLを維持したまま生存できる可能性があります。
薬を飲み続けなくてはならないかもしれませんが、
正常細胞を傷つけず、副作用が少ないはずなので、
飲み続けることの弊害も少なそうです。

リルケ、まだ8歳なので、とりあえずの目標は10歳です。
できれば、イネスと同じ14歳くらいまで頑張ってほしいです。
ようやく、育児から解放されてのんびりできるのだから、
おいしいもの食べて、みんなにかわいいと言われて、
できるだけ長く生きてほしいです。

そして、大問題がひとつ。
リルケの子猫を手放し難くなってしまった……。
4頭のうち、2頭はオーナーさんちに行くのではないかと思いますが、
残り2頭、うちの子にしちゃおうかと……。
いい子猫をたくさん産んでもらって、リルケの薬代を稼いでもらわないとねっ。
(抗がん剤は安い薬ではないので……)
posted by RIEN at 21:18| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 雪姫(リルケ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月22日

子猫を守るリルケ

掃除機をかけると、
クモの子散らしたように
子猫たちが逃げて行きますが、
逃げ遅れて固まってた娘を
抱き寄せるリルケ。
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2016年06月04日

子煩悩リルケ

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2015年10月08日

2015年10月のリルケ

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2011年03月18日

今日のリルケ

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